恩師・ヴェンゲルからインスパイア…アルシャビンの息子の名前は?

2019.11.12 23:38 Tue
Getty Images
現役時代ゼニトやアーセナルなどで活躍した元ロシア代表FWアンドレイ・アルシャビン氏にとって、恩師である元アーセナル監督のアーセン・ヴェンゲル氏の影響は大きかったようだ。イギリス『スポーツ・バイブル』が伝えている。

ゼニトでプロキャリアをスタートさせたアルシャビン氏は、2006-07シーズンにリーグ最優秀選手賞を受賞。また、ロシア代表として臨んだユーロ2008での活躍を受け、2009年2月に引き抜かれる形でアーセナルに移籍した。
アーセナルでは2009年4月のリバプール戦で1試合4ゴールの圧巻のパフォーマンスを披露しサポーターのハートを一気に掴むなど、公式戦144試合31ゴールを記録。当時、アーセナルを率いていたのがヴェンゲル氏だ。

昨年現役を引退したアルシャビン氏には息子がいるが、その名前は「アーセニー(Arseny)」だという。伝えられるところによると、これはヴェンゲル氏の「アーセン(Arsene)」から取っているそうだ。

ちなみに、アーセニー君は現在モスクワにあるバルセロナのアカデミーに所属しており、父のようなサッカー選手を目指しているとのこと。アルシャビン氏が2009年にアーセナルへ移籍した際には、バルセロナからの関心も報じられていた。
アルシャビン氏はバルセロナでのプレーも望んでいたとされていたが、その夢は叶わず。父の夢を息子が叶えようとしている。

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「この時からアーセナルで活躍しますって」宮市亮の高校生時代の秘蔵ショットを田中隼磨氏が公開!「宮市少年かわいいすぎる」

昨シーズン限りで現役を引退した田中隼磨氏がツイッターを更新。約13年前の秘蔵ショットを公開した。 横浜フリューゲルス、横浜F・マリノスのユースで育った田中は、2001年にトップチーム昇格。東京ヴェルディ移籍を経て2004年から横浜FMに戻ると主力に定着。 その後、2009年に名古屋グランパスに移ってJ1優勝を経験すると、2014年からは地元の松本山雅FCでプレーした。 田中氏は9日、自身のツイッターで「久しぶり宮市とセルビア代表コーチとして先日のW杯にも出場 喜熨斗さんと」と綴り、横浜FMのFW宮市亮とセルビア代表のコーチの喜熨斗勝史氏との3ショットを公開した。 さらに、「宮市との写真はグランパス時代の合宿の2人部屋の時の...宮市17歳 隼磨27歳」として、宮市が中京大学附属中京高校に名古屋グランパスの練習に参加していた頃の秘蔵ショットまで披露した。 田中氏は「この時から『僕はアーセナルに行って活躍します』って」と当時のエピソードも明かし、投稿には「有言実行素晴らしい ポスターは元アーセナルアルシャヴィン」と当時アーセナルでプレーしていた元ロシア代表FWアンドレイ・アルシャビン氏のポスターを貼ってそのモーションを真似る宮市の姿があった。 貴重な写真にはファンも驚き。「宮市がグランパスの服着てる」、「てか合宿で泊まってる時にポスター貼ってたの??宮市少年かわいいすぎるだろ」、「えー!面識あったのかぁそれにしても17歳宮市亮かわいすぎるな?!?!」と反響が集まっていた。 <span class="paragraph-title">【写真】高校生時代の宮市亮の秘蔵ショット!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">久しぶり宮市と <br><br>セルビア代表コーチとして先日のW杯にも出場喜熨斗さんと <br><br>宮市との写真はグランパス時代の合宿の2人部屋の時の... <br><br>宮市17歳 隼磨27歳 <br><br>この時から「僕はアーセナルに行って活躍します」って <br><br>有言実行素晴らしい <br><br>ポスターは元アーセナル<br>アルシャヴィン <a href="https://t.co/ifZ8LsH3vw">pic.twitter.com/ifZ8LsH3vw</a></p>&mdash; 田中隼磨/Hayuma Tanaka (@hayuma_tanaka) <a href="https://twitter.com/hayuma_tanaka/status/1633666757474013185?ref_src=twsrc%5Etfw">March 9, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.03.09 17:05 Thu

CL抽選やり直しの失態に巻き込まれたドロワーのアルシャビンがユーモア交えコメント「今日はこれで終わりにしたい」

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16の組み合わせ抽選会でドロワーを務めた元ロシア代表FWアンドレイ・アルシャビン氏が異例の事態にコメントした。 13日にスイスのニヨンで行われた抽選会は、システムのエラーによって1度目の抽選結果が無効となる前代未聞の事態となった。 ラウンド16の抽選の場合、グループステージで同居したクラブと同じサッカー協会に属するクラブ同士が対戦しないというルールが設けられている。しかし、ビジャレアルの対戦相手にグループステージで同居していたマンチェスター・ユナイテッドのカプセルが誤って混入。アルシャビン氏がユナイテッドを引き当てると、場内は騒然とした後、これを無効として再抽選を実施。ビジャレアルはマンチェスター・シティと対戦することとなった。 さらに、アトレティコ・マドリーの抽選の際にはすでにドローされていたとの理由で、対戦の可能性があったユナイテッドのカプセルが除外されていた他、同グループにいたリバプールのカプセルが再び誤って混入されるという事態に。バイエルンを引いたためにことなきを得ていた。 しかし、当該クラブなどの指摘によって、公平性の欠如を認めたUEFA(欧州サッカー連盟)は、全てのドロー結果を無効とし、再抽選を実施していた。 思わぬ形で割りを食ったアルシャビン氏。一度目の抽選後には自身のインスタグラムで抽選を終えたことと、古巣ゼニトがヨーロッパリーグで対戦する対手が気になる旨を投稿していたが、二度目の抽選後にはユーモアを交え、「二回目を楽しんだ!今日はこれで終わりにしたいと思う」と振り返っている。 各国メディアの抽選会やり直しを伝える記事でも写真に使用されることの多かったアルシャビン氏だが、器の大きさをみせ、ファンからも擁護するコメントが多く寄せられている。 <span class="paragraph-title">【写真】多くのメディアに使われた1枚…アルシャビン氏があり得ないはずのマンチェスター・ユナイテッドを引いた瞬間</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Andrey Arshavin blunder leaves Man Utd fans fuming over &quot;rigged&quot; Champions League draw<a href="https://t.co/3cbM4yBIM4">https://t.co/3cbM4yBIM4</a> <a href="https://t.co/RZqME6Bl4M">pic.twitter.com/RZqME6Bl4M</a></p>&mdash; Mirror Football (@MirrorFootball) <a href="https://twitter.com/MirrorFootball/status/1470372779581186056?ref_src=twsrc%5Etfw">December 13, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.12.14 21:15 Tue

「伝説だ」リバプール相手に4発のアルシャビンに12年経った今も脚光

今から12年前の2009年4月21日、アーセナルのクラブOBである元ロシア代表FWのアンドレイ・アルシャビンがプレミアリーグで伝説を残した。 2009年2月にゼニトからアーセナルに移籍したアルシャビン。タイトルこそ獲得できなかったが、在籍5シーズンで公式戦144試合31ゴールの記録を残している。 アーセナル加入から2カ月が過ぎたころにアンフィールドで行われたプレミアリーグのリバプール戦は、自身のキャリアにおけるハイライトの1つとなった。 先発出場したアルシャビンは、36分に先制点を奪取。その後、逆転を許した67分にはボックス手前からの強烈なミドルシュートを突き刺し同点ゴールを奪う。 直後の70分にはボックス内で相手のクリアミスを拾って冷静にシュートを流し込み、ハットトリックを達成すると、3-3の同点で迎えた90分には高速カウンターから4点目を奪う圧巻のパフォーマンスを披露した。 最終的にチームは追い付かれて勝利を逃したものの、ロシアの小皇帝は一躍世界中にその名を知られることになった。 アルシャビン氏は引退後、イギリス『888 Sport』のインタビューで伝説のリバプール戦を回想している。 「試合後にへとへとに疲れ切っていたことをよく覚えているよ。もう身体にはこれっぽっちもエネルギーは残っていなかった。1試合で4ゴールも決めたのだから、もちろん嬉しかったよ」 「これまでアンフィールドで1試合4ゴールを記録したプレーヤーはいなかった。だからこそ、それをやってのけたことが誇らしかったよ。その4ゴールすべてが特別なものに感じているよ。それでも、いつの日か誰かが自分と同じことを成し遂げるんじゃないかと思っているよ」 12年が経った今もその活躍は色褪せず、『ESPN』もアルシャビンの4ゴール動画を公開。ファンからも「伝説だ」「これだからアーセナルサポーターはやめられない」「12年経ったのは本当?」など様々な声が寄せられている。 <span class="paragraph-title">【動画】4点目のスプリントは圧巻…!アルシャビン伝説の4ゴール!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">&quot;Look at Arshavin, here comes Arshavin!&quot;<br><br> <a href="https://twitter.com/hashtag/OnThisDay?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#OnThisDay</a> in 2009<br><br>The night <a href="https://twitter.com/AndrArshavin23?ref_src=twsrc%5Etfw">@AndrArshavin23</a> ran riot at Anfield <a href="https://t.co/sqIxx80HHe">pic.twitter.com/sqIxx80HHe</a></p>&mdash; Arsenal (@Arsenal) <a href="https://twitter.com/Arsenal/status/1252505679761420289?ref_src=twsrc%5Etfw">April 21, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.04.22 20:10 Thu

ロシアの新皇帝、アンドレイ・アルシャビン【ピックアップ・プレイヤー】

サッカーでは、GK、DF、MF、FWとそれぞれ役割の全く異なるポジションで、それぞれにスター選手がいる。今回の企画『Pick Up Player』では、現役を問わず各クラブを代表する選手たちをプレー動画付きで紹介していく。 今回は元ロシア代表FWアンドレイ・アルシャビン氏だ。 <div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " id="cws_ad">◆ゴールの後は口に人差し指を当てるお決まりのパフォーマンス<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJ5ajQ4cXhlcCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> ソビエト連邦のレニングラードで生まれたアルシャビン氏は、7歳の頃からサッカーを始め、国内屈指の強豪ゼニトの下部組織へと加入する。 172cmと小柄ながら、テクニックを武器に2000年8月にトップチームデビューを果たすと、2001-02シーズンからレギュラーとしての地位を確立し、2006-07シーズンにリーグ最優秀選手賞を受賞。また、UEFAカップ(現・ヨーロッパリーグ)優勝に貢献した。 アルシャビン氏がその名を一気に知らしめたのはロシア代表として臨んだユーロ2008での活躍だ。特に準々決勝のオランダ戦では、アルシャビン氏の力で勝利したといっても過言ではない。 それを受け、2009年2月に引き抜かれる形でアーセナルに移籍した。アーセナルでは2009年4月のリバプール戦で1試合4ゴールの圧巻のパフォーマンスを披露しサポーターのハートを一気に掴むと、シーズン後半だけの出場、またプレミアリーグ初挑戦ながら公式戦15試合で6得点9アシストという驚異的な数字を残した。 その後、出場機会を失ったアルシャビン氏はゼニトに復帰を果たすも、私生活の乱れもあり、2014-15シーズン終了後に契約満了で退団。クバン・クラスノダールでのプレーを経て、2016年に加入したカザフスタンリーグのカイラトで現役を引退した。 アルシャビン氏は、ゼニト時代からバルセロナへの憧れを口にしており、移籍の噂もあったが、結局実現することはなかった。しかし、アルシャビン氏の息子アーセニー君が現在モスクワにあるバルセロナのアカデミーに所属しており、父の夢を息子が叶えようとしている。 ちなみに、「アーセニー(Arseny)」という名前はアーセナル時代の恩師であるアーセン・ヴェンゲル氏からつけているそうだ。 2020.07.10 21:00 Fri

アルシャビンが圧巻の4発決めた伝説のリバプール戦回想! 「へとへとに疲れ切っていた」

アーセナルのクラブOBである元ロシア代表FWのアンドレイ・アルシャビン氏が、自身のハイライトとなった伝説のリバプール戦を回想している。 2009年2月にゼニトからアーセナルに移籍したアルシャビン氏。同クラブではタイトルこそ獲得できなかったが、在籍5シーズンで公式戦144試合31得点の記録を残している。 その偉大なるクラブOBは今回、イギリス『888 Sport』のロングインタビューで古巣について言及。 その中で同氏は自身のキャリアにおけるハイライトの1つとなった伝説のリバプール戦を回想した。 アーセナル加入から2カ月が過ぎた4月21日にアンフィールドで行われたプレミアリーグのリバプール戦に先発出場したアルシャビン氏は、36分に先制点を奪取。 その後、逆転を許した67分にはボックス手前からの強烈なミドルシュートを突き刺し同点ゴールを奪う。直後の70分にはボックス内で相手のクリアミスを拾って冷静にシュートを流し込み、ハットトリックを達成。さらに、3-3のイーブンで迎えた90分には高速カウンターから4点目まで奪う圧巻のパフォーマンスを披露。最終的にチームは追い付かれて勝利を逃したものの、ロシアの小皇帝は一躍世界中にその名を知られることになった。 「試合後にへとへとに疲れ切っていたことをよく覚えているよ。もう身体にはこれっぽっちもエネルギーは残っていなかった。1試合で4ゴールも決めたのだから、もちろん嬉しかったよ」 「これまでアンフィールドで1試合4ゴールを記録したプレーヤーはいなかった。だからこそ、それをやってのけたことが誇らしかったよ。その4ゴールすべてが特別なものに感じているよ。それでも、いつの日か誰かが自分と同じことを成し遂げるんじゃないかと思っているよ」 「ただ、現時点ではそれが可能だとは思わない。今のリバプールは信じられないような素晴らしいフットボールを見せている。それに現在の状況(新型コロナウイルスによるリーグ中断)でなければ、彼らは文句なしにチャンピオンになるはずだからね」 アーセナルでの最も素晴らしい瞬間を幸せそうに振り返った一方、アルシャビン氏は同クラブで過ごした5シーズンで1つもタイトルを獲得できなかったことが心残りであったと語っている。 「アーセナルでの唯一の後悔はトロフィーを獲得できなかったことだ。とりわけ、後に降格となったバーミンガムとのリーグカップ決勝(2011年)が心残りだね。あの決勝で僕たちは破れてしまった」 「当時から抱えていた問題は毎年のように主力を失っていたことだった。サミル・ナスリに始まり、セスク、ロビン・ファン・ペルシ…。当時のスカッドを2、3年保てていれば、結果は違っていたと思うよ」 <div id="cws_ad">◆アンフィールドでの伝説の4発!<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="und" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/Anfield?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Anfield</a> <a href="https://t.co/wCYWYrJgxt">pic.twitter.com/wCYWYrJgxt</a></p>&mdash; (@hmafc) <a href="https://twitter.com/hmafc/status/686601230374813697?ref_src=twsrc%5Etfw">January 11, 2016</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </div> 2020.04.01 17:00 Wed

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過去2年の実績に基づくサリバの自信…「プレミアのDFでトップ3に入る」

アーセナルのフランス代表DFウィリアム・サリバは、ここ2シーズンでの自身の成長に大きな自信を得ている。 サンテチェンヌ時代から将来を嘱望される存在だったサリバは、2019年7月に世界屈指の名門アーセナルに引き抜かれた。その後、3年間はサンテチェンヌへのローンバックにニース、マルセイユへの武者修行に出されたが、2022年夏に満を持してノースロンドンに帰還した。 昨シーズンは終盤戦で負傷離脱するまでソリッドなパフォーマンスを披露し、母国での活躍がフロックではないことを見せつけると、今シーズンはプレミアリーグ全試合に出場。リーグ最少失点の堅守の立役者となり、相棒のブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイス、リバプールのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクらと共にリーグ最高のセンターバックの一人という評価を確立した。 その活躍も評価されてユーロ2024に向けたフランス代表入りも果たしたサリバは、フランス『レキップ』のインタビューでここ2年での自身の成長に言及。現時点でプレミアリーグのトップ3に入ると、揺るぎない自信を語った。 「僕はリーグのディフェンダーの中でトップ3に入ると思う。最高のディフェンスで試合を終えられた。個人的にたくさんの試合を見ているし、とても謙虚な人間だと思っているけど、昨シーズンも今シーズンも、このリーグのディフェンダーの中でトップ3に入ると思っているよ」 「さらに上を目指すために努力を続ける必要があるけど、集中力の面では、かなり良くなった。以前はトップクラスの試合をプレーできたけど、プレーのひとつの局面で少し眠ってしまうこともあった。今はもうそんなことはないし、常に警戒しているんだ」 また、2シーズン連続の僅差でマンチェスター・シティに屈したリーグタイトルに向けては「(今シーズン)彼らと3回対戦し、苦戦もさせた。彼らも僕らも、自分たちが彼らに近づいていると感じていると思う。来年はもっといい戦いになるはずさ」と、来シーズンこそ優勝を果たしたいと決意を語った。 2024.06.08 20:20 Sat
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