リヒトシュタイナーがアーセナル退団を示唆「レギュラーでプレーしたい」

2019.03.23 17:30 Sat
Getty Images
アーセナルのスイス代表DFシュテファン・リヒトシュタイナー(35)が今シーズン限りでの退団を示唆している。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

昨夏にユベントスからフリーで加入したリヒトシュタイナーは、今季はここまで公式戦21試合に出場している。35歳という年齢から出場機会が限られることは予想できたことだが、スイス代表DFは2020年のユーロに出場するためレギュラーでプレーすることを望んでいる。
契約は今季限りとなっているが、伝えられるところによると、すでに契約延長に向けた会談は始まっているとのこと。しかし、リヒトシュタイナーは時間をかけて将来の正しい選択をしたいと語る。

「これには時間が必要だね。35歳という年齢でトップクラブでプレーしているのはそれだけで十分なことだ。交渉は始まっている。両者が納得のいく結果を探さなければならない」

「アーセナルはビッグクラブだ。大きな幸せを感じているよ。だけど僕はもっとプレーしたい。ユーロに出るためにね」
「今季は良いシーズンだ。だけど、もし監督が僕を必要じゃないと言うのなら、将来のことを改めて考えなければならない」

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昨年引退のリヒトシュタイナーが時計職人に転身 「何か生産的なことをしたい」

昨シーズン限りで現役を引退した元スイス代表DFのシュテファン・リヒトシュタイナー氏(37)が、意外なセカンドキャリアのプランを構想していることがわかった。『ロイター通信』が伝えている。 現役時代にグラスホッパー、リール、ラツィオ、ユベントス、アーセナルで活躍したリヒトシュタイナー氏は、アウグスブルクとの契約が終了した後の昨年8月に現役引退を発表した。 スイス代表として通算108キャップを刻んだ名サイドバックのこれまでの実績を考えれば、今後は監督などの指導者、あるいはクラブのフロントなどフットボールに関わるセカンドキャリアを歩むことが想定されていたが、リヒトシュタイナー氏は現時点で時計職人への転身を構想している。 現在、母国のスイスに帰郷しているリヒトシュタイナー氏は先日、『ロイター通信』の取材に対して、チューリッヒにある時計メーカー『モーリス・ド・モーリアック』で時計職人になるための最長6カ月間のインターンシップに参加していることを明かした。 「何か生産的なことをしたいんだ」 「銀行員であれば、恐らく一生同じ仕事を続けていけるけど、フットボーラーは通常30代半ばを過ぎれば、何か他のことを見つけないといけない」 「それに時計作りはフットボールに似ているところがあるんだ」 「フットボールでは、チーム全員が完璧でなければ勝つことはできない。時計も同じで、すべてが完璧に整っていなければ、時計は機能しないんだ」 なお、リヒトシュタイナー氏は今回のインターンシップ期間に制作した時計をチャリティーの一環として売りに出す意向だ。また、インターンシップを終えた後は、正式に時計職人を目指すことを視野に入れているが、現時点で将来の計画はハッキリしていないという。そのため、今後フットボールの世界に戻る可能性も十分にあるとのことだ。 現役時代の武骨なプレースタイルを考えれば、繊細さ起用さを求められる時計職人の仕事とリヒトシュタイナー氏の相性は微妙なところだが、かつての職人系サイドバックは時計職人として大成するのか…。 <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Switzerland&#39;s former soccer captain, who made 108 appearances for the Swiss national side, is training to be a watchmaker and has started an internship at Zurich firm Maurice de Mauriac <a href="https://t.co/9CEaYKMpB2">https://t.co/9CEaYKMpB2</a> <a href="https://t.co/1vBd5VRMLS">pic.twitter.com/1vBd5VRMLS</a></p>&mdash; Reuters (@Reuters) <a href="https://twitter.com/Reuters/status/1371688929771061256?ref_src=twsrc%5Etfw">March 16, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2021.03.17 10:00 Wed

ピルロがユーベデビュー戦でいきなり見せたパーフェクトな浮き球スルーパス【ベスト・アシスト】

サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴らしいアシストを紹介していく。 今回はユベントスのアンドレア・ピルロ監督が現役時代に記録したアシストだ。 <div id="cws_ad">◆ピルロがユーべデビュー戦で決めた2アシスト<br/> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiI4SkMxc1dGQyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> </div> ブレシアでプロデビューしたピルロ氏は、ミランでの活躍を経てユベントスへ移籍。年齢を重ねても衰えないエレガントなプレーで、同クラブに多くのタイトルをもたらした。 ユベントス移籍の際には、選手としてのピークは過ぎているのではないかと懐疑的な声も挙がっていたが、新天地でのデビュー戦となった2011年9月11日のセリエA第2節パルマ戦では、見事なアシストを記録し、色あせない実力を見せている。 0-0で迎えた16分、敵陣ボックスの前までボールを運んだピルロは、鋭いターンで相手のプレスをかわすと、ボックス内に柔らかい浮き球のパスを送る。完璧なタイミングのパスを受けたDFシュテファン・リヒトシュタイナーがフリーでシュートを決め、先制点を挙げた。 試合は、4-1でユベントスが圧勝。ピルロは先制点以外にも、もう1つアシストを決め、デビュー戦でいきなりの2アシストを見せている。 2021.01.08 16:00 Fri

ユーベ時代のポグバが決めたあまりに柔らかいピンポイントの浮き球スルーパス【ベスト・アシスト】

サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴らしいアシストを紹介していく。 今回はマンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバがユベントス時代に決めたアシストだ。 <div id="cws_ad">◆ユベントス時代のポグバが決めた美しいアシスト<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJTSnA3bEhweiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> ユナイテッドユース出身のポグバは、才能あふれるMFとして将来を嘱望されながらも出場機会を求め、2012年夏にユベントスへ加入。そこで才能を開花させ、大ブレイクを果たした。 現在はユナイテッドへ復帰し、主力としてプレーしているポグバだが、ユベントス時代の2015年11月3日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージのボルシアMG戦では、見事なアシストを決めている。 0-1とボルシアMGに先制を許して迎えた44分、相手陣内中央でポグバがボールを受ける。すると、右サイドから前線に走り出すDFシュテファン・リヒトシュタイナーを見ると、ボックス内に浮き球スルーパスを出す。 美しい弧を描きながらリヒトシュタイナーにピンポイントで入ると、リヒトシュタイナーが豪快なダイレクトボレーを叩き込み、見事な同点弾となった。このゴールで同点に追いついたユベントスだが、反撃はここまでとなり、1-1の同点で終わっている。 2020.11.03 22:00 Tue

リヒトシュタイナーが現役引退…ユベントスではセリエA7連覇に貢献

元スイス代表DFシュテファン・リヒトシュタイナー(36)が12日、自身の公式SNSを通じて現役引退を発表した。 グラスホッパー、リール、ラツィオを経て2011年にユベントスに加入したリヒトシュタイナー。右ウイングバックや右サイドバックとして長らく不動の地位を築き、在籍7シーズンで公式戦通算259試に出場し、7度のセリエA優勝など数々のタイトルに貢献した。 しかし、晩年は思うように出場機会を得ることができず、2018年の夏にユベントスを退団しアーセナルへ加入。その翌年にはアウグスブルクへと完全移籍した。そのアウグスブルクではブンデスリーガ20試合に出場し1アシストを記録。クラブの1部残留に貢献したが、2019-20シーズン限りで契約満了を迎えていた。 また、2006年にデビューしたスイス代表では、歴代5位となる通算108試合に出場し8ゴール7アシストをマーク。3度のワールドカップ(2010,2014,2018)、2度ユーロ(2008,2016)に出場した。 リヒトシュタイナーは12日に自身のツイッター(@LichtsteinerSte)にメッセージ動画を投稿。その中で「僕は自分の将来について多くのことを考えており、サッカー選手としてのキャリアに終止符を打つことを決めた」と、現役引退を決断したことを明かした。 2020.08.12 23:30 Wed

元アーセナルコンビの珍FKを見たか! ユーロ予選の奇妙過ぎる一幕にファン呆れる

12日に行われたユーロ2020予選のデンマーク代表vsスイス代表で、MFグラニト・ジャカとDFシュテファン・リヒトシュタイナーによる“珍”FKが話題となっている。イギリス『デイリー・メール』が取り上げた。 それはスイスのFKの場面。セット位置にはジャカとリヒトシュタイナーが立つ。まずは助走をつけたジャカがボールを蹴らずにスルー。間髪入れずリヒトシュタイナーも走り出したがこちらもスルー。戻ったジャカがボールを蹴り出すのかと思いきや、迷った挙句に蹴らず仕舞い。一体何がしたかったのだろうか。<div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">It’s a real shame we didn’t get more Swiss genius like this at Arsenal with Xhaka and Lichtsteiner. <a href="https://t.co/yUA6IMmuEa">pic.twitter.com/yUA6IMmuEa</a></p>&mdash; Dylan Walsh (@dylanwalsh_) <a href="https://twitter.com/dylanwalsh_/status/1183361915873091584?ref_src=twsrc%5Etfw">October 13, 2019</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 二人は同代表でキャプテンを務めているほか、昨シーズンにはアーセナルで共闘した間柄。この奇妙なFKに多くのアーセナルファンが呆気に取られている。 「意味があるのかいこれは?」 「彼らは何をしているんだい」 「僕たちのキャプテンはみんなこうさ」 「アーセナルでこんな天才たちを見ることができなくて残念だ」 予選グループDの無敗対決となったこの試合。スイスは0-1で敗れ初黒星を喫したが、まだまだ予選突破の可能性は残されている。果たして二人のリーダーは2大会連続の本選出場に導くことはできるのだろうか。 2019.10.15 15:59 Tue

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アーセナルのバックアッパー・キヴィオルに恩師着任ユーベが関心…ミランは16日にポーランド代表戦を視察へ

アーセナルのポーランド代表DFヤクブ・キヴィオル(24)はやはりイタリア方面から人気が根強い。 アーセナル最終ラインのバックアッパー、キヴィオル。初めてプレミアリーグをフルシーズン戦った今季は2月〜3月にかけて先発フル出場が続くも、やはり位置付けはサブ。周りの選手が万全なら、キヴィオルの序列は高くない。 そんなポーランド代表DFに対しては、前所属がセリエA時代のスペツィアとあってか、イタリア国内で今も評価が高く、ここ半年以上、移籍先としてミランがよく上がる。 イタリア各紙はミランがキヴィオル獲得を目指し続けていると紹介するなか、『カルチョメルカート』によると、どうやらユベントスも参戦。本腰を入れるかは不透明だが、16日に入ってこの動きが確認されたという。 ミランについては、今日現在ポーランド代表一行がユーロ2024で滞在しているドイツ・ハンブルクへリクルート班を向かわせており、16日のポーランドvsオランダをキヴィオル目的で視察するとのこと。 ユベントスは、守備陣補強としてボローニャのイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリを狙いつつ、キヴィオルもマーク。スペツィア時代のキヴィオルを育てたのは、21-22シーズンに同クラブを率いたチアゴ・モッタ監督だ。 キヴィオル本人はというと、ユーロ2024終了後の移籍を決意済みとも。同選手を2500万ユーロ(約42.2億円)と評価するアーセナルも、1800万〜2000万ユーロ(約30億〜33.7億円)のオファーが来れば妥協すると伝えられている。 2024.06.16 21:45 Sun

アーセナルやエバートンで活躍したケビン・キャンベル氏が54歳で逝去…

15日、アーセナルやエバートンはOBの元イングランド人FWケビン・キャンベル氏が54歳で亡くなったと発表した。 ジャマカにルーツを持つキャンベル氏は、アーセナル下部組織出身のストライカーで、18歳時の1988年にファーストチームデビュー。レンタル移籍も経験しながら1995年まで在籍し、クラブ通算228試合に出場し59ゴールを記録した。 その後はノッティンガム・フォレスト、トラブゾンスポルと渡り歩き、1999年にエバートンへレンタル移籍。完全移籍に切り替わると、黒人選手としてクラブ史上初のキャプテンも務めた。 エバートンでは2005年までプレーし、通算164試合51ゴールを記録。ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)、カーディフ・シティでキャリア晩年を過ごし、2007年に現役を引退した。 引退後はメディア上で解説者としても活躍。なお、息子のタイリース・キャンベルもプロサッカー選手で、チャンピオンシップ(イングランド2部)のストーク・シティに在籍している。 エバートンは5月に、キャンベル氏が大病を患い、入院していることを報告。「非常に体調が悪い」と発表していた。また、アーセナルは「元ストライカーのケビン・キャンベルが短い闘病の末に亡くなったと知り、大きな悲しみに暮れている」としており、病に臥したことを伝えている。 2024.06.15 22:04 Sat

「前半の方がやりやすかった」3バックに一定の手応えを語った冨安健洋、キャプテンマークは特別な感情話も「もう若くないな」

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カソルラがアーセナル帰還か? 現在オビエドでプレーも同胞アルテタのスタッフ入りの可能性

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ベンフィカがポルトガル代表MFジョアン・ネヴェス(19)の引き留めに苦心しているようだ。ポルトガル『A Bola』が報じた。 ベンフィカの下部組織出身で、2022年12月にファーストチームデビューを飾ったボランチを主戦場とする万能型MFのネヴェス。そのままロジャー・シュミット監督の信頼を掴んだ昨シーズンはプリメイラ・リーガ制覇に貢献し、今シーズンは中心選手として公式戦55試合を戦った。 2023年10月にはポルトガルA代表デビューを果たし、まもなく開幕のユーロ2024メンバーにも選出。そんな19歳の逸材には多くのビッグクラブが目を向けている。 すでにイングランドの2クラブは獲得に動いているようで、マンチェスター・ユナイテッドとアーセナルが6000万ユーロ(約101億6000万円)での獲得の意向を示しているとのこと。しかし、ベンフィカとネヴェスの契約には1億2000万ユーロ(約202億9000万円)の契約解除条項が存在し、ここ数年でメガクラブに売却した若き逸材同様に、その条項を下回る交渉は受け付けないベンフィカは、前述のオファーを拒否したという。 ネヴェスの残留を望むと同時に、契約解除金を1億5000万ユーロ(約253億6000万円)まで引き上げたいベンフィカは、年俸の増額を伴う新契約締結に動いていた模様。ただ、こちらは合意に至っておらず、現時点では再交渉の可能性も低いようで、ネヴェスはその貢献度に見合わない年俸50万ユーロ(約8500万円)の状況が続く。 また、ベンフィカのルイ・マヌエル・セーザル・コスタ(ルイ・コスタ)会長は選手売却による資金調達の必要性を認めているものの、ビッグディールが期待されるポルトガル代表DFアントニオ・シウバ(20)は市場価値が予想より上がっていない模様。ネヴェスとは2028年6月まで契約を残すが、高年俸も得られるプレミアリーグへの挑戦を本人が望めば、一気に移籍へ傾く可能性もある。 そういった事情に加え、現状で契約解除条項を満額支払うクラブが現れないことを理解しているベンフィカは、諸々の状況を見守りつつ、契約解除条項以下の金額での売却を視野に入れるというスタンスを貫く形となりそうだ。 2024.06.09 13:50 Sun
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「前半の方がやりやすかった」3バックに一定の手応えを語った冨安健洋、キャプテンマークは特別な感情話も「もう若くないな」

日本代表DF冨安健洋(アーセナル)が、シリア代表戦を振り返った。 11日、エディオンピースウイング広島で2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の最終節が行われ、日本はシリアと対戦した。 日本は6連勝をかけての戦いに。対するシリアは、負ければ2次予選敗退が濃厚となる難しい一戦となったが、日本は5-0で圧勝。アウェイに続いて2試合連続続けて5ゴールを記録。2次予選は6連勝、24得点無失点という圧倒的な強さを見せつけた。 3バックの一角で先発出場し、後半は右サイドバックに入った冨安。試合を振り返り、「勝てて良かったです」と6戦全勝で終われたことを喜んだ。 3バックについては「ビルドアップのところでもノッキングはなかったですし、個人的にもやりやすくやれました」と一定の手応えがあったとのこと。同サイドのMF堂安律については「守備のところでできるだけ律を前に出してやりたいという気持ちもありましたし、それはできたと思います」と語り、「律も勝手に行ってくれるので、後ろを調節して、ポジティブな内容だったと思います」と、コンビネーションでも上手くバランスを取ってやれたようだ。 後半はDF伊藤洋輝を入れて4バックの関係になったが、「選手を入れ替えて、特徴的に4枚に見えたと思いますけど、ビルドアップの時は4とか3は相手を見て変えました」と、相手の動きに合わせて、立ち位置を変えていたという。 また「前半上手くいっていたので、4だから、3だからとあまり変わらないようにと後ろでは喋っていっていました。立ち位置のところは相手を見ながら意識してやりました」と、ピッチ上でしっかりと判断し、上手く対応したと振り返った。 どちらのシステムもプレーした冨安は「個人的に言えば、前半の方がやりやすさがありました」と、[3-4-2-1]に手応えがあったとし、「後半は立ち位置のところでは有効的ではなかったかなと思います」と、少し後半は問題を抱えていたという。 具体的には[4-4-2]の相手に対し「埋めるべきスペースがあって、それを全員が共有できているわけではないです」と、コメント。「ただ、このチームが求められていることでもないので、選手との関係で調整していく感じですね」と振り返り、チームとして上手くポジションを取り切れなかったとした。 MF遠藤航が途中交代したことで、キャプテンマークを巻くこととなった冨安。「特にはないです笑」と、特別な感情はなかったとしたが「年齢的に上になって来ていますし、代表だけでなくアーセナルでも。もう若くないなと思っています」と、そういった役割を担う年齢になっていることを感じているという。 アジアカップでは苦戦した日本。最終予選ではその苦しんだ相手たちとの対戦が待っている。 「まずはしっかり無失点で2次予選を終えられたことはポジティブです」と語った冨安は、「最終予選はレベルが数段上がると思うので、また集まったときにしっかり勝てる準備をしたいですし、それぞれ自分のチームでの時間の方が長いので、出場時間を伸ばすだったり、体調を整えたりすることが大事ですね」と、良いコンディションで9月を迎えることが大事だとした。 現在の日本代表は、ディフェンスラインは海外組ばかり。今回のメンバーは、DF長友佑都(FC東京)以外は全員海外組。長友も長らくヨーロッパでプレーしたため、カタールでプレーするDF谷口彰悟以外は高いレベルを経験した選手ばかりだ。 冨安はディフェンスラインについて「間違いなく厚みはできていると思います」と、選手が揃っているとコメント。「今までの代表だと前の選手のタレントが見られがちでしたけど、今はチーム全体的にどのポジションにも良い選手たちがいることは間違いなく良いことです」と、守備の選手たちを含め、チーム全体の個々のクオリティが上がっているとした。 2024.06.12 06:45 Wed

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