マルセロの去就決着! ギリシャの強豪オリンピアコスが獲得発表

2022.09.03 09:35 Sat
Getty Images
オリンピアコスは2日、元ブラジル代表DFマルセロ(34)の獲得を発表した。
PR
2007年1月にレアル・マドリー入りしたマルセロ。そのキャリアは通算546試合出場で38ゴール103アシストの数字にクラブ史上最多となる25個ものチームタイトルと輝かしいものだったが、昨季限りの契約をもって別れを選択した。
惜しまれながらレアル・マドリーから旅立った左サイドバックを巡ってはこれまでの実績もあって様々なクラブの関心が噂に。最近ではレスター・シティ入りに迫るとの報道もなされたが、新天地をギリシャの名門に選んだようだ。

オリンピアコスからは現時点で加入決定のリリースしかなされていないが、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、契約は1年間。さらに1年間の延長オプションも付帯しているという。

オリンピアコスはギリシャ・スーパーリーグ3連覇中。クロアチア代表DFシメ・ヴルサリコや韓国代表FWファン・ウィジョらを獲得しての今季はチャンピオンズリーグ(CL)こそ予選敗退となったが、ヨーロッパリーグ(EL)に参戦する。

PR
関連ニュース

【ECL決勝プレビュー】母国開催オリンピアコスvs2季連続決勝フィオレンティーナ…初優勝懸けた初対決

ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)決勝のオリンピアコスvsフィオレンティーナが、日本時間29日28:00にAEKアレーナでキックオフされる。母国開催での優勝目指すギリシャの雄と、2年連続進出のファイナルで悲願達成期すイタリアの名門による初優勝懸けた初対決だ。 ヨーロッパリーグ(EL)3位敗退組として決勝トーナメント・プレーオフから参戦となったオリンピアコスは、フェレンツヴァーロシュ、マッカビ・テル・アビブを順当に連破。準々決勝では今大会出場チーム屈指のタレントを誇るフェネルバフチェをPK戦の末に退けてベスト4進出。さらに、準決勝ではUEFAカップ戦マイスターの異名を持つウナイ・エメリ監督率いる、今季プレミアリーグ4位のアストン・ビラを2戦合計6-2の大勝で撃破し、アテネ開催のファイナル進出を決めた。 国内リーグではディエゴ・マルティネス、カルバリャルの解任を経て今季3人目の指揮官として招へいされたメンディリバル新監督の下で復調したものの、最終的にはPAOK、AEKアテネの後塵を拝して3位フィニッシュとなったが、ECLの快進撃同様に戦い方が整理された印象だ。直近のパナシナイコス戦は2-2のドローで弾みを付けるには至らなかったが、中9日と休養十分でこの大一番に臨む。なお、メンディリバル監督は昨季途中就任のセビージャでEL制覇を成し遂げており、今年2月に途中就任のオリンピアコスでもその再現を狙うことになる。 一方、昨季ファイナルでウェストハムに敗れたフィオレンティーナは、2シーズン連続で予選プレーオフから参戦。グループステージを無敗で首位通過し、決勝トーナメントでもマッカビ・ハイファ、ビクトリア・プルゼニに競り勝ってベスト4進出を決定。準決勝でもクラブ・ブルージュを2戦合計4-3と退けてリベンジの舞台に到達した。 国内リーグでは一時チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いにも絡んだが、後半戦の不振によってその争いから一歩後退。それでも、アタランタとの延期分1試合を残してECL出場圏内の8位を確定。今回の一戦では1960-61シーズンのUEFAカップウィナーズカップ以来の欧州タイトルと共に、来季EL出場権獲得を目指す。 ◆オリンピアコス◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240529_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> GK:ツォラキス DF:ロジネイ、レトソス、カルモ、オルテガ MF:イボーラ、エッセ MF:フォルトゥニス、シキーニョ、ポデンセ FW:エル・カービ 負傷者:DFオルテガ 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては約1カ月の戦線離脱から復帰したオルテガのコンディションに不安があるものの、ほぼ全主力が起用可能だ。 スタメンは前述の11名を予想。オルテガの代役候補のキニやオルタ、ノトイ、ヨルゴス・マスラス辺りにもチャンスがありそうだ。 ◆フィオレンティーナ◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240529_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> GK:テラッチアーノ DF:ドゥドゥ、ミレンコビッチ、クアルタ、ビラーギ MF:アルトゥール、マンドラゴラ MF:ニコラス・ゴンサレス、ボナヴェントゥーラ、クアメ FW:ベロッティ 負傷者:MFソッティル 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者では肩を痛めているソッティルが不在となる。 スタメンは前述の11名を予想。ボナヴェントゥーラの起用法が注目ポイントで、2セントラルMFの一角に置くか一列前のトップ下に配置するかで指揮官の試合の入りへのメッセージとなる。控え選手ではラニエリ、ベルトラン、エヌゾラ、イコネのスタメン起用もオプションとしてある。 ★注目選手 ◆オリンピアコス:FWアユブ・エル・カービ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240529_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新加入でゴール量産のエースストライカー。モロッコを代表するストライカーの一人ながら、ここまでヨーロッパではトルコのハタイスポル以外ではプレーしておらず、無名のストライカーと目された30歳FW。 しかし、カタールのアル・サッドから加入した今季のオリンピアコスではアフリカ・ネーションズカップ参戦による離脱期間があった中、15ゴールを挙げてプレーオフラウンドを除くレギュラーシーズンではリーグ得点王を獲得。さらに、ECLでもプレーオフ参戦ながら8試合10ゴールで得点王をほぼ手中に収めるなど、今季公式戦49試合32ゴールと圧巻の活躍を見せた。 182㎝とセンターフォワードとしてはサイズに恵まれていないものの、安定した足元の技術、レンジを問わない高精度の左足を兼備。加えてオフ・ザ・ボールの質が非常に高く、裏抜けやボックス内でフリーとなる技術が最大の持ち味だ。また、アクロバティックなボレーというゴールパターンも持っており、今回の大一番ではヴィオラの堅守攻略のカギを握る存在となるはずだ。 ◆フィオレンティーナ:MFジャコモ・ボナヴェントゥーラ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240529_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 経験豊富な司令塔が初のメジャータイトル奪取狙う。フィオレンティーナでは昨季ファイナル経験者が多数在籍しているが、その年齢を考えればメジャータイトル獲得の最後のチャンスとなりそうなのが、カピターノのビラーギと8月に35歳となるベテランMFだ。 ミランやイタリア代表でプレーする実力者だが、ここまでのキャリアで大舞台やメジャータイトルとは縁がなく、昨季のリベンジを期す今回の一戦には並々ならぬ決意を持って臨むはずだ。 今季はここまで細かい負傷がありながらも、公式戦42試合8ゴール4アシストとほぼフル稼働。トップ下やインサイドハーフ、セントラルMFを主戦場にボールの経由点、チャンスメーカー、時にボックス内へ飛び込んでのフィニッシャーと持ち味の戦術眼と攻撃センスを遺憾なく発揮し、攻撃のキーマンの一人として存在感を示す。 オリンピアコス戦ではトップ下、セントラルMFの双方での起用の可能性がある中、戦況に応じた的確なプレーでチームを落ち着かせながら、ゴールに絡む決定的な仕事を期待したい。 2024.05.29 18:00 Wed

「熱意を持って戦う」2年連続ECL決勝進出のフィオレンティーナ、指揮官は昨季のリベンジ誓う「あの失望を忘れるため全力で」

フィオレンティーナのヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督が、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)決勝でのリベンジを誓った。『UEFA.com』が伝えている。 ECL準決勝ではクラブ・ブルージュとの激戦を制し、2戦合計スコア4-3で決勝進出を決めたフィオレンティーナ。29日にギリシャのOPAPアレーナで行われるファイナルの舞台では、オリンピアコスと対戦する予定になっている。 昨シーズンもECL決勝に進出しながら、ウェストハム相手に1-2で敗れ惜しくもトロフィーを逃す結果に。試合前日会見に出席したイタリアーノ監督は、再び到達した決勝の舞台で今度こそトロフィーを手にしたいと意気込んでいる。 「決勝戦は熱意を持って戦わなければならない。我々は全力を尽くす。昨シーズンは残念な結果に終わってしまったが、今回で挽回を図るつもりだ」 「ピッチ内外で私が常に言ってきた。我々は決して自分たちのアイデンティティを失ってはならないとね。スローインまでも含め、我々がすることすべてに集中する必要がある。自分たちのアイデンティティと競争心に、忠実でなければならない」 「(昨年の)プラハでの決勝戦で経験した敗北は、私、選手、クラブにとって痛手だった。だから明日は、あの失望を忘れるため全力を尽くしたい」 2024.05.29 17:30 Wed

元フランス代表DFカランブー氏の家族が故郷・ニューカレドニアで殺害…暴動に巻き込まれたと告白「家族2人が頭を銃で撃ち殺された」

1998年のフランス・ワールドカップ(W杯)でフランス代表の一員として優勝を経験したクリスティアン・カランブー氏(53)の家族が、騒動に巻き込まれて他界していたという。フランス『Europe1』が伝えた。 カランブー氏の家族が事件に巻き込まれたのはニューカレドニア。自身の故郷でもあるフランス領での事故に巻き込まれた。 ニューカレドニアでは、投票制度の改革が物議を醸しており、デモが発生。その力が強まり、襲撃を受けた警察官が射殺するなど事件が起きている。 そんな中、7人の命が奪われた暴動の中でカランブー氏の姪と甥が巻き込まれたとのこと。2人が命を落としたという。カランブー氏が自ら明かした。 「私は家族を亡くした。だから黙っていた。喪に服しているからだ。家族の2人が頭を銃で撃ち殺された。言葉は強いが、これは暗殺であり、捜査が行われることを願っている」 カランブー氏は、ニューカレドニアで生まれ、すぐにフランスへと移住。ナントの下部組織に加入すると、そのままファーストチームに昇格。サンプドリアやレアル・マドリー、ミドルズブラ、オリンピアコス、セルヴェット、バスティアでプレーし。2006年に現役を引退した。 1992年からフランス代表としてもプレー。53試合に出場し、1996年のユーロで存在感を示すと、1998年のフランスW杯で優勝。2000年のユーロでも優勝に貢献していた。現在はオリンピアコスでスポーツ・ディレクターを務めている。 2024.05.28 22:35 Tue

「十分ではなかった」ECLの準決勝で敗退したアストン・ビラ、エメリ監督は来季以降へ意気込み「今後数年間に役立つことを願っている」

アストン・ビラのウナイ・エメリ監督が、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)の準決勝敗退を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 9日、ECL準決勝でアストン・ビラはアウェイでオリンピアコスと対戦した。 1stレグは4-2でオリンピアコスが勝利。アストン・ビラは最低でも2点差をつけて勝利しなければいけなかったが、10分にアユブ・エル・カービにゴールを許し失点。その後チャンスを生かせないでいると、78分にもエル・カービにゴールを許し、2-0で敗戦。2戦合計で6-2と敗れ、準決勝で敗退トンった。 1981-82シーズンにチャンピオンズカップ(現:チャンピオンズリーグ)で優勝。それ以来のヨーロッパのタイトルを目前で逃すこととなった中、エメリ監督はアウェイまで来たサポーターに感謝。チームはチャンスを生かせずに敗れたが、再びヨーロッパの舞台に戻るための経験として必要だとした。 「我々のサポーターにおめでとうと言いたい。彼らは我々と一緒に楽しんでいた。残念な結果に終わったが、彼らが我々と一緒にここに来て、結果を取り戻そうとしてくれたことに感謝したいと思う」 「1stレグでは2ゴールのアドバンテージを失ったが、今日はここで難しい戦いとなった。前半は重要な瞬間だった。我々はゲームをコントロールして、得点のチャンスがあったが、得点することができなかった」 「彼らは1つのトランジションで得点したが、我々はそれで失点した。全体として、勝つことは非常に難しい。我々はこの大会とヨーロッパで経験を積み、準決勝でプレーし、今後数年間、我々がいるプロセスに向けて情報と経験を得る必要があると思う」 また、今シーズンはプレミアリーグで現在4位。来シーズンのヨーロッパリーグ出場は確定しており、チャンピオンズリーグ(CL)にも出場する可能性はある。13日には3位のリバプールとの試合を控えており、しっかりと準備したいとした。 「我々はプレミアリーグで素晴らしい目標に向かって戦っている。まず、我々は来年ヨーロッパリーグに出場するが、今年は成長している。第二に、我々にはチャンピオンズリーグに出場するチャンスがある」 「とても難しいことであり、我々にはサポーターが必要だ。月曜日のリバプールとの試合に集中し、メンタルを早急に変える必要がある」 改めて、エメリ監督は自分たちの戦いについて言及。この経験をしっかりと積み上げていきたいとした。 「決勝に進むには十分ではなかったが、決勝に進むのは非常に難しい。今年ヨーロッパで経験したことが今後数年間に役立つことを願っている」 「彼らは、我々がここでやりたいと思っているプロセスで我々を助けてくれ、常に改善し、より良くなろうと努めてくれる」 2024.05.10 16:20 Fri

今年2月着任でECL決勝に導きしオリンピアコス指揮官が歓喜 「決勝進出に値する。ここに来る機会をくれたクラブに感謝」

オリンピアコス指揮官がヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)決勝進出にコメントした。 準決勝でアストン・ビラと激突したオリンピアコス。敵地戦だった1stレグを4-2で先勝すると、9日に行われたホームでの2ndレグも2-0で勝ち切り、2戦合計6-2でファイナル行きを決めた。 アテネを舞台としたフィオレンティーナとのタイトルマッチに導いたホセ・ルイス・メンディリバル監督は試合後、『Cosmote TV』でビラを連破しての結果を素直に喜んだ。 「非常に嬉しいよ。2点目の後も逆転されるのではないかと不安だった。自分たちの可能性を認識し、選手も、私もアストン・ビラを追いやれると強く信じてはいたがね。彼らは我々のプレースタイルに似たチームだ」 今年2月に着任したばかりのスペイン人指揮官はまた、「オリンピアコスに来たときは欧州でここまで成績を出せるとは思ってもいなかった」とし、喜びの思いを続けた。 「チームの情報を集めるなかで、徐々に欧州でも良い成績を出せると信じられるようになっていった。良く働き、良いプレーをしたし、決勝進出に値する。ここに来る機会をくれたクラブに感謝だ」 「我々の選手たちは非常に難しいシーズンを過ごしてきたし、ここまでたどり着けたのは大きな喜びだ。ピッチで日々頑張る我々全員にとって、そしてオリンピアコスのファンにとってね」 なお、メンディリバル監督は昨季途中就任でセビージャをヨーロッパリーグ(EL)優勝に導いており、ECL制覇となれば、2シーズン連続で途中からの指揮で欧州制覇となる。 2024.05.10 13:15 Fri
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly