寒さに凍える元イタリア代表GK…4失点の原因は寒さ? 震える姿に同情と辛辣な声

2022.02.15 21:10 Tue
Getty Images
寒さに震えるGKの姿がトルコで目撃され、注目を集めている。8日に行われたトルコのカップ戦、テュルキエ・クパスのベスト16。ファティ・カラギュムリュクvsコンヤスポルの一戦は、延長戦の末に5-4でファティ・カラギュムリュクが8強入りを決めた。
勝利チームのGKを務めていたのは過去にインテルやアーセナルにも在籍していた元イタリア代表GKエミリアーノ・ヴィヴィアーノ。大量失点を喫してしまったが、要因の一端は天気にあったのかもしれない。

なぜならば、ピックアップされた試合のシーンには寒さに震えるヴィヴィアーノの姿があった。雨も降りしきるなかで風もかなり強く吹いており、動きの少ないGKにとっては体温を奪われる過酷な状況だ。

夕刻17時30分にキックオフを迎えたこのゲーム。トルコサッカー協会(TFF)の公式記録に気温は記載されていないが、『tenki.jp』によれば、会場のあるイスタンブールの気温は当日21時で4.5℃。風速は11mとされている。
もちろん、会場の気象条件がはっきりこの数値だとは言えない。だが、震えるGKに対しては動画の閲覧者から「強いチームキーパーあるある、冬寒い」、「なったことある、救急隊のお世話になった」のような同情の声が寄せられている。

一方で、より過酷な条件下でのゲームはほかにもあると主張するものも。「冬にクイーンズベリーでサンデーリーグをプレーしたことがあるなら、この選手がどのように感じているかを正確に知っています!」、「選手たちはダンディーの川沿いでプレーしたことがないんだ」、「ビューフォートの丘の頂上でプレーしなければ、寒さが何であるかわからない」、「明らかに北海の風が吹いているターンブルグラウンドでプレーしたことはないだろうね」などの辛辣なコメントも多数寄せられることとなった。

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