米女子代表のレジェンドが配達員に苦情ツイートも批判殺到…アカウント削除騒動に発展

元アメリカ女子代表FWカーリー・ロイドさん(39)の周囲が騒がしくなっている。ロイドさんは、女子サッカー界のレジェンド的存在であり、アメリカ女子サッカー界で最も偉大な選手の1人だ。
アメリカ女子代表としては2005年7月にデビューしてから316試合に出場。歴代2位のキャップ数を誇り、ワールドカップとオリンピックには4度ずつ出場し、どちらも2度ずつ優勝を果たしている。

昨シーズン限りでスパイクを脱いだロイドさんだが、新年早々に自身のツイッターが炎上した。

ロイドさんは、「びしょ濡れでダメになった荷物で新年を迎えることになった」と自宅の玄関前に置かれた荷物の画像とともにツイート。さらに、「フェデックス(配送サービス)のドライバーは、屋根のある部分の下に置くために5歩余計に歩くのは、大変だったと思う」と皮肉を交えつつ批判した。89万人ものフォロワーを持つロイドさんだが、この投稿には同意が得られなかったようで、ホリデーシーズン中の配達員の激務を考慮すべきだという反応やロイドさんを非難するコメントが殺到。ロイドさんは自身の投稿を削除した。

さらに、3日には「さよならツイッター」とツイッターのアカウントすらも削除することを示唆する投稿を続けたが、その翌日に再びツイッターを更新。「今日も一日お疲れ様でした...みんなそんなに私を貶めようと思ったの...こんなことで辞めるなら10年前に辞めてるわ」と爆笑の絵文字を添えながら投稿した。

最新の投稿では「フェデックスに感謝したい。私の状況をよく理解してくれて、素晴らしいカスタマーサービスを提供してくれました」としており、ロイドさんと運送会社の間で直接のやり取りがあったようだ。

当事者間では一件落着となったようだが、レジェンドの醜態はアメリカ『TMZ』や『ニューヨーク・ポスト』といった現地のメディアも取り上げている。