ユナイテッドの若手タヒス・チョン、英2部でさらなる武者修行か

2021.07.09 11:55 Fri
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マンチェスター・ユナイテッドのU-21オランダ代表FWタヒス・チョン(21)がさらなる武者修行に出るようだ。

イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』によると、昨季のレンタル生活を経て、ユナイテッドのプレシーズンに参加しているチョンだが、新シーズンも再びレンタルの見通し。移籍先はチャンピオンシップ(イングランド2部相当)のバーミンガムが有力だという。
チョンは左利きのウィンガーで、2016年にフェイエノールトの下部組織からユナイテッドのアカデミーに移り、昨年1月にトップチームデビュー。しかし、2019-20シーズンも限定的な出番が続いた末、昨夏にブレーメンにレンタル移籍した。

そのブレーメンで公式戦15試合に出場して1得点2アシストを記録したが、今年1月にレンタル契約を解消。そのままベルギーに活躍先の場を新たに求め、クラブ・ブルージュの一員として公式戦13試合の出場で1得点5アシストの数字を残した。

そうした武者修行を経てのチョンだが、ユナイテッドは新シーズンからイングランド代表MFジェイドン・サンチョの加入が内定。新シーズンも海外でプレーする選択肢もあったが、定期的な出番を求め、バーミンガムへの1年レンタルに至った模様だ。

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プレミア昇格組のルートン・タウンがスコットランド代表FWブラウンをストークから完全移籍で獲得

プレミアリーグに初昇格したルートン・タウンは10日、ストーク・シティのスコットランド代表FWジェイコブ・ブラウン(25)を完全移籍で獲得したことを発表した。 移籍金は非公開。背番号は「19」に決定した。 ブラウンはギーズリーやバーンズリーの下部組織で育ち、チェスターフィールドへのレンタル移籍も経験。イングランドの下部リーグで経験を積み、2020年9月にストークへと完全移籍した。 センターフォワードや右ウイングでプレーし、ストークでは公式戦141試合で30ゴール8アシスト。チャンピオンシップ(イングランド2部)では通算167試合で29ゴール15アシストを記録していた。 スコットランド代表としても6試合に出場しており、ユーロ2024予選でも招集を受けている。 ブラウンは今回の移籍についてコメントしている。 「まだ実感が湧かない。興味があることは前から知っていたけど、知って以来、とても興奮していた。だから、ついに完結して、本当にうれしく思っている」 「プレミアリーグでプレーするのは子供たちの夢だが、僕はまだそれを達成していない。一生懸命ハードワークしてチャンスを掴まなければならない。でも、もしそのような機会があれば、とても感謝するし、楽しみにしている」 プレミアリーグに新シーズンから昇格するルートンは、ブラウンが今夏9人目の補強に。MFロス・バークリーやFWタヒス・チョンなどを補強している。 2023.08.10 20:02 Thu

PL初昇格のルートンが元ユナイテッドのタヒス・チョンを獲得! 昨季はバーミンガムでプレー

ルートン・タウンは14日、バーミンガム・シティからオランダ人MFタヒス・チョン(23)の獲得を発表した。 元マンチェスター・ユナイテッドのチョンはアカデミー産のウィンガーとして将来を期待されたが、大成せず、度重なるローン移籍に。昨夏、修行先だったバーミンガムに完全移籍した。 そのバーミンガムでの昨季はチームをプレミアリーグ昇格に導けなかったが、公式戦41試合で4得点5アシストと中心に。そして、プレミアリーグ初昇格のルートン・タウンが獲得を決めた。 ユナイテッド在籍時以来のプレミアリーグ再挑戦となるチョン。ユナイテッドではしっかりとした爪痕を残せなかったが、ルートンの一員として力を示せるか。 なお、欧州の移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金はアドオン500万ポンドを含む総額1000万ポンド(約18億1000万円)だという。 2023.07.14 17:35 Fri

元ユナイテッドのタヒス・チョンが来季のプレミアへ? 昇格ルートンが照会

元マンチェスター・ユナイテッドのオランダ人MFタヒス・チョン(23)に来季のプレミアリーグでプレーするチャンスがあるようだ。 ユナイテッドではアカデミー産のウィンガーとして将来を期待されたが、鳴かず飛ばずに終わり、昨年9月からバーミンガムに完全移籍のタヒス・チョン。バーミンガムをプレミアリーグ昇格に導けなかったが、公式戦41試合で4得点5アシストと中心を担った。 イギリス『Football Insider』によると、そんなタヒス・チョンを巡り、チャンピオンシップのプレーオフに3位で回り、見事にプレミアリーグ初昇格を決めたルートン・タウンが興味を示しているようだ。 バーミンガムとは2026年夏まで契約を残すタヒス・チョンだが、来季のプレミアリーグ参戦にスカッドの強化が必須のルートン・タウンは獲得に乗り出しており、バーミンガムに問い合わせをしたという。 タヒス・チョンはユナイテッド時代にプレミアリーグで通算5試合の出場歴を持つが、すべて途中から。ルートン・タウン行きとなれば、プレミアリーグ再挑戦の機会にもなるが、果たして。 2023.06.16 13:05 Fri

タヒス・チョンが語るユナイテッドからの完全退団 「論理的な決断だった」

今夏に慣れ親しむマンチェスター・ユナイテッドとの別れを決断したMFタヒス・チョンだが、当然の成り行きと感じているようだ。 フェイエノールトの下部組織出身で、ユナイテッドのアカデミーからシニアデビューを果たしたチョン。左利きのウィンガーとして期待された若手の1人だったが、出番に恵まれず、2020年8月からブレーメン、クラブ・ブルージュ、バーミンガムで修行を続けた。 昨季はバーミンガムで過ごして、チャンピオンシップ20試合で1得点3アシストの成績を残し、今夏にひとまずユナイテッドに復帰。プレシーズンを経て、そのまま今季の開幕を迎えたが、完全移籍という形で改めてバーミンガムに活躍の場を求めることとなった。 度重なるケガにも泣かされ、ユナイテッドで主力を張るという夢叶わず、より出番が見込めるクラブに旅立った22歳はイギリス『Birmingham Live』で今夏に下した決断を振り返っている。 「もちろん、ユナイテッドは世界で最も大きなクラブの1つだけど、どこかで自分のキャリアや達成したいことで、自分自身を見つめ直す必要がある。僕は年齢的にも試合でプレーしたいステージに入った。選手は試合に出ることで成長する。日々の練習でも成長できるけど、やっぱり試合なんだ」 「そういう状況じゃなかったり、1回のプレーから4、5週間の間隔が空くのは物足りない。僕からすれば、試合に出られないのならどこかで試合に出ないとっていう論理的な決断だった。僕のキャリアに関して言えば、目標や達成したいことがあって、そのために試合でプレーといけないんだ」 「ユナイテッドでプレシーズンを過ごしてから家族やクラブと話をし、自分が毎週にわたって試合に出て、選手として成長し続けられるステージに立ちたいと感じた。正しい決断だったと思う」 2022.09.12 13:30 Mon

ユナイテッドの若手チョンが再びバーミンガムへ! 今度は4年契約の完全移籍に

チャンピオンシップ(イングランド2部相当)のバーミンガムは1日、マンチェスター・ユナイテッドからオランダ人MFタヒス・チョン(22)の獲得を発表した。契約は4年間となる。 チョンは左利きのウィンガーで、フェイエノールトの下部組織出身。2019年1月にユナイテッドのユースからトップチームデビューしたが、出番に恵まれず、2020年8月からブレーメン、クラブ・ブルージュ、バーミンガムで修行を続けた。 そのバーミンガムでチャンピオンシップ20試合に出場して1得点3アシストの成績を残し、今夏にひとまずユナイテッドに復帰。そのまま今季の開幕を迎えたが、完全移籍という形で改めてバーミンガムに活躍の場を求めることとなった。 チョンはクラブ公式チャンネルで「バーミンガムに戻ってこれて興奮しているよ。特に、昨季を過ごしてから、バーミンガムは僕の第二の故郷だという思いがずっとあった」とコメントしている。 2022.09.02 08:05 Fri

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ユナイテッドGKヒートンがイングランド代表としてユーロへ! GK陣のサポート役に

イングランドサッカー協会(FA)は10日、ユーロ2024の代表チームにマンチェスター・ユナイテッドGKトム・ヒートンが加わると発表した。 2021年夏からユナイテッドに戻り、今季はアンドレ・オナナ、アルタイ・バユンドゥルに次ぐ3番手GKとして過ごしたヒートン。ユナイテッドで今季限りの契約を巡る話し合いが続くなか、ユーロ中の代表にトレーニングGKとして帯同する運びとなった。 2019年9月の招集を最後に遠ざかる代表にジョーダン・ピックフォード、アーロン・ラムズデール、ディーン・ヘンダーソンのサポート役として復帰の38歳GKは自身のXで「ガレス(・サウスゲイト)からチーム入りを頼まれ、すごく光栄」などと心境を綴った。 また、ガレス・サウスゲイト監督は「トムがドイツに行くのを同意してくれて本当に嬉しく思う」と述べ、期待を寄せている。 「経験上、こういう短期決戦ではマーティン・マーゲットソンのGKチームに多くの負担がかかる。トムはトレーニング場でジョーダン、アーロン、ディーンのサポート役を果たしてくれるはず」 「フィールドの外では我々の誰もがよく知るように、彼は我々が常に作ろうとしているポジティブな雰囲気をさらに高めてくれることだろう。マンチェスター・ユナイテッドに感謝の意を表する」 イングランドはグループステージでC組に組み込まれ、スロベニア代表、デンマーク代表、セルビア代表と対戦する。 2024.06.11 11:15 Tue

ユナイテッドが新契約打診も…アカデミー出身フォーソンがモンツァにフリー加入へ

マンチェスター・ユナイテッドのU-20イングランド代表FWオマリ・フォーソン(19)がイタリアに渡るようだ。 ユナイテッドアカデミー産のウインガーは今年1月のFAカップでシニアデビューしてから、2月のプレミアリーグでも初出場。その試合で決勝アシストをマークしたりと爪痕も残し、最終的にトータルで7試合に出場した。 ウィリー・カンブワラとともに今後が楽しみな才能の1人だが、今季が契約最終年。ユナイテッドからは先日に新契約を打診した旨が明らかにされ、動向が注目されたが、フリーでの新天地行きを決断した模様だ。 移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍先はモンツァで、2028年夏までの契約に合意。来季からセリエA挑戦を果たすという。 なお、アドリアーノ・ガッリアーニ氏が最高経営責任者(CEO)を務めるモンツァは今季のセリエAを12位でフィニッシュ。初昇格から2年連続の残留に成功している。 2024.06.11 10:15 Tue

「一部は僕で、一部はメディカルスタッフのせい」 ユーロ行きに滑り込みのショー、今季のケガを語る

イングランド代表DFルーク・ショーがマンチェスター・ユナイテッドでのケガを振り返った。 2014年夏のユナイテッド入りからケガに苦しみながらも左サイドバックの一番手をほしいがままとするショー。昨季もユナイテッドでの自己ベストに並ぶ公式戦47試合に出場したが、今季は筋肉系の故障を繰り返し、トータルでも15試合のプレーに終わった。 痛かったのは2月中旬に行われたプレミアリーグ第24節のアストン・ビラ戦でアクシデント交代したにもかかわらず、翌節のルートン・タウン戦も先発したこと。結果、ルートン戦では前半終了間際に交代し、その試合を最後に筋肉系の故障で全休を強いられた。 28歳DFはその長引いた離脱に自身だけでなく、周囲にも非があると感じているようだ。 「アストン・ビラ戦で違和感があってハーフタイムに交代したけど、それはみんなの責任だ。一部は僕で、一部はメディカルスタッフのね。彼らの誰もがそう認めると思う」 「検査では大したことじゃなかったけど、丸1週間にわたって練習しなかった。で、試合前日にトレーニングをしたんだ。監督にプレーを求められたら、絶対に断らない」 「でも、プレーすべきじゃなかった」 だが、来る夏のユーロ2024メンバーに何とか滑り込み、驚きの声も。「何人かに『ユナイテッドで間に合わず、イングランドで間に合うなんてどういうことだ』と聞かれたりもした」とし、周囲の反応に理解を示すが、全力を尽くした結果だと述べた。 また、「何があったのか公表した方がいい。どうして僕がここにいて、ユナイテッドでいなかったのか、多くの疑問があると思うから。そのことが頭から離れないし、そんなことをしていると思われたくない」とも語っている。 ガレス・サウスゲイト監督からはグループステージ第2戦からの出場見込みが語られるが、「初戦に出たい。そこに嘘なんてない。でも、チャンスは現実的に1回しかないし、あまり急ぎたくない。違和感があればそこで終わり。そんなの起きてほしくない」と話した。 2024.06.10 16:35 Mon

ミランがザークツィー争奪戦を一歩リード? アーセナル&ユナイテッドの関心よそに個人合意か

ミランがボローニャのオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)の獲得を進めているようだ。 フランス代表FWオリヴィエ・ジルーが退団し、ストライカーの獲得を目指しているミラン。今シーズン躍進を遂げたボローニャで、公式戦37試合12ゴール7アシストと本格開花の兆しを見せたザークツィーが有力候補となっている。 7月から有効の契約解除金4000万ユーロ(約67億6000万円)を支払う準備もあるとされるミランは、ザークツィー側との交渉も推進。イタリア『カルチョメルカート』によると、ボーナス込みの年俸400万ユーロ(約6億8000万円)、5年契約の条件で合意に達したという。 一方、ネックとなっているのが代理人に支払う手数料で、当初は1500万ユーロ(約25億3000万円)の大金を要求されたとのこと。しかし、ミラン首脳陣はこの引き下げに取り組んでおり、前向きな感触が得られているようだ。 なお、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドもこのストライカーの動向を注視。関心が噂されていたユベントスは、現在、他の選手に目を向けているとのことだ。 2024.06.10 13:48 Mon

トゥへル氏が休養へ…ユナイテッドと面談も

次はどのクラブを率いるのか注目されるトーマス・トゥヘル氏(50)だが、休養の意向を示すようだ。 今季限りでバイエルンの監督を辞したトゥヘル監督。シーズン途中の退任内定からまもなくして、エリク・テン・ハグ監督の解任話が浮かぶマンチェスター・ユナイテッドと紐付き、後任候補の1人に目される。 トゥヘル氏もプレミアリーグ復帰に前向きとされたが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、今夏はどのクラブの指揮も執らずに休みをとりたく、ユナイテッド行きの意向なしだという。 ここ数週間にわたり、ユナイテッドと面談の場を設けたというドイツ人指揮官だが、その話し合いも打ち切った模様だ。 また、イギリス『BBC』によれば、その会談はジム・ラトクリフ共同オーナーも同席してフランスで行われたそうだ。 テン・ハグ監督の進退を巡る結論はこれからとされ、ほかにもイングランド代表のガレス・サウスゲイト監督らを候補とするユナイテッドだが、トゥヘル氏を招へいする選択肢がなくなった。 2024.06.10 09:55 Mon
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