唯一無敗の大宮が3発勝利でさらに首位固め! 藤井一志の2ゴールに杉本健勇のダメ押し弾【明治安田J3第12節】

2024.05.03 18:50 Fri
明治安田J3リーグ第12節の10試合が3日に行われ、大宮アルディージャがさらなる首位固めに成功した。

今節の2位アスルクラロ沼津や、3位FC大阪、4位FC今治、5位FC岐阜が揃って足踏みの結果に終わるなか、大宮は8位ガイナーレ鳥取とのアウェイ戦を快勝。2位沼津との勝ち点差を「6」→「9」に広げた。
鳥取戦の大宮は相手の攻撃を凌ぎながらの戦いを強いられたが、17分にアルトゥール・シルバがボックス左深くから折り返すと、相手GKがファンブル。それを2戦連発の藤井一志がプッシュし、先手を奪う。

後半も鳥取が惜しいシーンを作るなか、大宮は64分に杉本健勇のスルーパスから藤井がカウンターに持ち込み、ボックス左から再びネットを揺らして2-0。69分には右サイドからのクロスに杉本が頭で合わせた。

3-0で勝利した大宮はこれで3連勝。開幕から唯一続く連続無敗も12試合に伸ばしている。
そのほか、10位ツエーゲン金沢は18位いわてグルージャ盛岡とのアウェイ戦を2-0で勝利し、6位に浮上。唯一の未勝利で最下位のカマタマーレ讃岐は7位FC琉球との敵地戦を0-0で終え、2試合連続のドローとなった。

◆第12節
▽5/3
ガイナーレ鳥取 0-3 大宮アルディージャ
いわてグルージャ盛岡 0-2 ツエーゲン金沢
SC相模原 0-0 FC大阪
松本山雅FC 1-2 ヴァンラーレ八戸
カターレ富山 1-1 テゲバジャーロ宮崎
アスルクラロ沼津 0-1 福島ユナイテッドFC
奈良クラブ 2-1 FC今治
ギラヴァンツ北九州 0-1 Y.S.C.C.横浜
FC琉球 0-0 カマタマーレ讃岐
AC長野パルセイロ 2-1 FC岐阜
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大宮が生え抜きの19歳MF種田陽と契約解除、かねてから希望のアメリカ留学を後押し「世界で活躍するプレーヤーに」

大宮アルディージャは19日、MF種田陽(19)との契約を双方合意の上で解除すると発表した。6月1日に行われる明治安田J3リーグ第15節のAC長野パルセイロ戦がラストゲームとなる。 今シーズン、U-18チームからトップチームへ昇格した種田だが、当初より今夏のアメリカの大学への進学を前提として話し合いを進めており、アマチュア契約で2024年1月からトップチームの活動に参加。正式にアメリカの大学への進学が決まったため、チームを離れる運びとなった。 種田はここまでJ3の2試合でプレー。YBCルヴァンカップでも1試合出場し、1得点記録している。 アメリカの地でさらなる成長を思い描く19歳は、クラブを通じてコメントしている。 「まずはこれまで支えてくださったサポーターの皆さま、スポンサーの皆さま、そして自分を育ててくださったアカデミースタッフの皆さまに感謝申し上げます。それから自分を受け入れてくださったクラブ関係者の皆さま、スタッフ、チームメートにも本当に感謝しております」 「10歳からお世話になったこのクラブのトップチームで、約5カ月という短い間でしたが、プレーすることができてとても幸せでした。個人としては、チームに大きな貢献はすることができなかったと思いますが、素晴らしい環境でたくさんのことを学び、自分の成長に繋げることができたと思います」 「今回、留学という選択をした理由は、幼い頃からの夢である世界で活躍するプレーヤーになるために、語学を学びつつ、様々な環境を経験することで自分を高めたいと考えたためです。シーズン中にも関わらず、チームを去ることは非常に心苦しく、自分自身まだこのクラブでプレーしたい気持ちもあり、本当に悩みましたが、視野を広げ、これまでとは異なる環境に身を置くことで、自分を成長させたいと思い、今回この決断に至りました」 「最後になりますが、今年の大宮アルディージャは、スタッフ、チームメート、サポーターが本当に最高のクラブだとこの数カ月で実感したので、必ず頂点を取ってくれると信じています。自分はアメリカでもっと成長してきます。ありがとうございました。いってきます!」 また、種田の考えを尊重して送り出す佐野秀彦代表取締役社長もコメントしている。 「種田選手は小さい頃から『海外で活躍するサッカー選手になりたい』という夢があり、U-18在籍時からクラブと面談をしてきた中でも、サッカー選手としての成長のために『アメリカの大学に進学したい』という希望を持っていて、クラブとしてもその意思を尊重していました」 「昨年末の段階で彼はトップチームに昇格できる実力を備えていましたし、もしアメリカの大学に進学することになったとしても、U-18としての活動が年末に終わってそこから9月に大学に入学するまでの期間は高いレベルでのトレーニングや試合ができなくなってしまう状況であったため、本人、ご家族とも相談し、将来的なサッカー選手としての可能性を考えた上で、2024シーズンスタートよりアマチュア選手としてトップチームで活動してもらうことで、クラブとしても彼をサポートできればという思いでした。日々のトレーニングからプロ選手たちに混じって奮闘し、ルヴァンカップではゴールを決める活躍も見せてくれました」 「トップチーム昇格後も継続して話し合いを続けてきましたが、このタイミングでクラブと本人、ご家族で話し合いを行い、このような決断になりました。クラブとして彼の挑戦を応援したいと思いますし、選手に寄り添ってそれぞれの希望をできるだけ叶えていくことは、『成長循環型クラブ』として将来的にクラブの成長にもつながると考えています」 「彼が将来的に、どのような選手になってどこで活躍するかはわかりませんが、彼が小学4年生から大宮アルディージャのエンブレムをつけて育った事実は変わりませんし、またいつかアルディージャのユニフォームを着てプレーしてくれることを、そして、世界で活躍する選手になってくれることを期待しています」 2024.05.19 17:04 Sun
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