「普段は踏み込んだりしない」 トニー移籍金の値下げ報道をブレントフォード監督が否定

2024.04.13 12:15 Sat
Getty Images
ブレントフォードのトーマス・フランク監督がイングランド代表FWイヴァン・トニー(28)の安売りを否定した。
PR
賭博規則違反で8カ月にもおよぶキャリア停止に追いやられた時期もあったが、今年1月から復帰を果たしたトニー。ここまでプレミアリーグ13試合で4得点1アシストの数字を残すなか、3月の代表活動では2キャップ目で初ゴールをマークした。
来るユーロ2024の代表入りに向けてアピールするなか、ピッチ外ではアーセナルとチェルシーがこのブレントフォードのゴールゲッターを追いかけるクラブと目され、今夏の去就も注目どころに。2月にはフランク監督も売却の可能性を認めた。

そのなか、8000万ポンド(約152億6000万円)で売却を目指すとされたブレントフォードだが、2025年夏までしか残っていない契約状況も加味して、3000万〜4000万ポンド(約57億2000万〜76億3000万円)に設定し直したとの報道が浮かぶ。

報道どおりなら、欲しがるクラブがいろめき立つ話だが、イギリス『イブニング・スタンダード』によると、フランク監督が否定的なコメントを残したようだ。
「普段はこうした値段に踏み込んだりしないタチだが、(昨季の)プレミアリーグで20ゴールを決めた選手では非常に安いと言えるだろう」




PR
関連ニュース

ブレントフォード指揮官のユナイテッド行きなしか…光栄がるも「今いる場所に本当に満足」

ブレントフォードのトーマス・フランク監督(50)がマンチェスター・ユナイテッド行きの可能性に言及した。 FAカップこそ決勝に勝ち進むのの、チャンピオンズリーグ、カラバオカップ、そしてプレミアリーグで思うような結果を残せずのユナイテッド。来る夏からジム・ラトクリフ共同オーナーによる新組織のもと、現場レベルも改革が予想されるなか、エリク・テン・ハグ監督にも別れを告げるのではないかとされる。 後任を巡ってはイングランド代表のガレス・サウスゲイト監督をはじめ、数々の名が浮かび、2018年10月からブレントフォードを率いるフランク監督もその1人。そんなフランク監督を「有力候補」とするメディアもあるが、本人はデンマーク『Bold』で光栄がりつつ、可能性を否定している。 「まず第一に、これはお世辞でも嬉しいし、自分の取り組みが認められたということだと思う。それと、ブレントフォードでの仕事ぶりを他の人に注目されるのも嬉しいね」 「だが、そうは言っても、ブレントフォードでの取り組みはワンマンショーというわけではない。私は今、いる場所に本当に満足している。完璧なクラブに近いんだ」 「あと何年もここにいたいと思える。オーナーとも、スポーツディレクターとも、クラブのみんなと仲が良い。ブレントフォードは本当に家のように感じられるクラブだ」 なお、イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』によると、ラトクリフ氏が会長を務め、フットボール部門を管理する『INEOS』はテン・ハグ監督の進退に関してまだ決断を下しておらず、FAカップ決勝まで何も決まらない見通しのようだ。 2024.05.15 18:15 Wed

ユナイテッドが関心示すブレントフォード指揮官、噂は「光栄」も「このクラブに満足している」

ブレントフォードのトーマス・フランク監督が、マンチェスター・ユナイテッドからの関心についてコメントした。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。 ユナイテッドは今シーズンのプレミアリーグ、就任2シーズン目を迎えたエリク・テン・ハグ監督の下で低迷。多くの負傷者の発生や新戦力の苦戦もあって8位に沈んでおり、チャンピオンズリーグ(CL)出場権の獲得はすでに絶望となっただけでなく、ヨーロッパリーグ(EL)出場権すら危うい状態となっている。 それでも、チームはFAカップで決勝進出を果たしており、25日にマンチェスター・シティと対戦予定。タイトル獲得が期待されているが、仮にここでも敗れた場合、サー・ジム・ラトクリフ氏が正式に共同オーナーとなり改革へ動き出すクラブは、テン・ハグ監督の解任に踏み切る可能性が高いようだ。 ユナイテッドが指揮官交代の決断を下した場合、後任にはイングランド代表のガレス・サウスゲイト監督が有力とされているが、フランク監督もクラブがリストアップした指揮官の一人に。2018年にブレントフォードの指揮官に就任すると、2020-21シーズンにはクラブ史上初のプレミアリーグ昇格に導き、今シーズンに至るまで残留し続けている手腕が高く評価されているという。 ただし、フランク監督はブレントフォードでの仕事に満足しているようだ。デンマークの地元メディアからユナイテッドの関心について聞かれた指揮官は、「光栄だ」としつつも現在の充実感を強調しており、残留の可能性を示唆している。 「私は今いる場所に本当に満足している。ここは完璧なクラブに近づいているんだ。そしてこれから何年にもわたって、私がここにいる姿が思い浮かぶよ」 「私はオーナー、スポーツディレクター、クラブにいるみんなと親しい関係を築いている。ブレントフォードは、私にとって本当にリラックスできるクラブなんだ」 「我々がブレントフォードで行っている取り組みについて、誰かが注目していることは嬉しいね。ただ、そうは言っても、ブレントフォードで起こっていることは私によるワンマンショーというわけではないんだ」 2024.05.15 11:40 Wed

ついに10試合無得点…トニーは夏の移籍にユーロ2024行きも怪しい状況に

ブレントフォードのイングランド代表FWイヴァン・トニー(28)が不調だ。イギリス『90min』がレポートする。 長期の出場停止が明け、今年1月に戦列復帰のトニー。復帰から5試合で4得点を叩き出し、ブランクを感じさせなかったが、直近のフルアムまで出場10試合連続ノーゴールとなった。 今夏の移籍希望が明確ななか、3月にはイングランド代表にも復帰しベルギー代表戦で初得点をマーク。しかしこのままでは、ビッグクラブへのステップアップだけでなく、ユーロ2024行きも逃しかねない不調だ。 フルアム戦では後半途中に交代する主将MFクリスティアン・ノアゴーアから腕章を手渡された際、それだけで自軍ファンからブーイングを飛ばされる状況に。 有力な移籍先とされてきたアーセナルからの関心はすでに薄れていることが判明。また、イングランド代表を率いるガレス・サウスゲイト監督のセンターフォワード(CF)チョイスはまずハリー・ケイン(バイエルン)、そしてオリー・ワトキンス(アストン・ビラ)…ユーロにCFを3枚連れて行くことはないと考えられている。 今季も残り2試合…最近はブレントフォードファンからの信頼も揺らぐトニー。自身を取り巻く機運を上げるには、やはりゴールしかないか。 2024.05.08 18:45 Wed

リバプール撃破も「選手から喜びの芽を摘み取った」、残留争い知り尽くすショーン・ダイチ52歳に一切の慢心なし

エバートンのショーン・ダイチ監督が選手へ喝を入れる。クラブ公式サイトが伝えている。 24日のプレミアリーグ第34節でリバプールを2-0と撃破したエバートン。経営難に勝ち点剥奪絡みの二転三転、残留争いと不恰好なシーズンを戦うなか、残り4試合で宿敵のタイトル獲得を遠ざける金星により、クラブ内外が沸く。 ただ、ダイチ監督の鋭い目付きは来たる未来だけを見据え、過ぎたことなどに興味なし。シンプルな戦術に[4-4-2]ベースのブロック…長期政権を敷いたバーンリー時代から残留争いを知り尽くす52歳は、残り4試合に命を賭ける覚悟がある。 限りなくプレミア残留に近づいたなかでも一切の慢心なし。選手たちから「喜びの芽を摘み取った」という。 「“現場”の力が及ばない浮き沈みも経験した今季、今回(リバプール戦)のような勝利は確かに誇りに思うべきもの。勝ち点剥奪に関する外部からの攻撃が、エバートンの選手には通用しないことが証明できたと思う。異論はないはずだ」 「だが、ここからシーズンラストまではもっと苦しい。私は試合後に『ファンと地域全体にこの勝利を喜んでほしい』と言ったが、次の車もやって来る。ここで駐車すべきだ。誰もがミッションに固執せよ」 「選手たちには、リバプール戦勝利を昨夜限りで喜び切ってもらった。次のブレントフォード戦はもっと重要で、グディソン・パーク(ホーム)で3ポイントを積むまたとないチャンスだ」 「ブレントフォードはいいチームだし、我々よりも少しだけリラックスして試合に臨めるだろう。昨夜選手たちから喜びの芽を摘み取った際、『次も勝って、また一瞬だけ喜ぶぞ』と伝えた。是が非でも3ポイントを獲りに行く」 ◆残留争い(全チーム残り4試合) 15位 ブレントフォード | 勝ち点35 | -7 16位 エバートン | 勝ち点33 | -12 17位 フォレスト | 勝ち点26 | -18 —残留圏内— 18位 ルートン・タウン | 勝ち点25 | -28 19位 バーンリー | 勝ち点23 | -32 20位 シェフィールド・U | 勝ち点16 | -59 2024.04.26 18:10 Fri

2点リード守れなかった4位アストン・ビラ、ブレントフォードとの打ち合いはドロー【プレミアリーグ】

アストン・ビラは6日、プレミアリーグ第32節でブレントフォードと対戦し3-3の引き分けに終わった。 3日前に行われたマンチェスター・シティとの上位対決で敗戦した4位アストン・ビラ(勝ち点59)が、8試合勝利のない15位ブレントフォード(勝ち点28)をホームに迎えた一戦。 立ち上がりからポゼッションで上回るビラだが、しっかりと守備ブロックを敷くブレントフォードを攻めあぐねると、前半半ばを過ぎても決定機はおろかシュートすら放てない苦境が続く。 それでもビラは最初のチャンスを生かして先制する。39分、バイタルエリア右からマッギンがゴールに向かうクロスを上げると、ゴール前のワトキンスがヘディングシュート。右ポストの内側に当たったボールはGKフレッケンに掻き出されたが、ボールはゴールラインを越えており、ゴールが認められた。 1-0で迎えた後半、ビラは開始34秒で追加点を奪う。ティーレマンスの縦パスをボックス右手前で受けたロジャーズがそのままボックス中央まで切り込み、ゴール右へシュートを突き刺した。 幸先良くリードを広げたビラだったが59分、左クロスが流れたところをボックス右で回収したダムスゴーアが折り返すと、ザンカは右足のシュートを空振るも軸足に当たったボールがゴール右に吸い込まれた。 1点を返されたビラは、その2分後にもスルーパスで左サイド深くまで抜け出したレギロンにダイレクトクロスを上げられると、これをボックス中央のエンベウモに右足ボレーで叩き込まれ、試合を振り出しに戻された。 その後も逆転を狙うブレントフォードに劣勢を強いられたビラは68分、相手の素早くリスタートに対応が遅れると、イェンセンのサイドチェンジをボックス左で収めたレギロンの折り返しをウィサに流し込まれた。 逆転を許したビラは、69分にロジャーズを下げてザニオーロを投入。すると80分、右サイド深くまで切り込んだベイリーのクロスをワトキンスがヘディングで叩き込み、同点に追いつく。 さらに90分には、マッギンの右クロスをコンサが頭で合わせると、折り返しとなった浮き球をディーニュがジャンピングボレーで狙ったが、シュートは枠の上に外れた。 結局、試合はそのまま3-3でタイムアップ。後半だけで5ゴールの生まれた壮絶な打ち合いは痛み分けの結果に終わった。 2024.04.07 01:20 Sun
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly