【CLグループ最終節プレビュー②】死の組決着へ、PSG突破なるか

2023.12.13 18:00 Wed
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チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ最終節が13日に開催される。ここでは最終節2日目となるグループE~Hの戦いを展望していく。
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◆アトレティコとラツィオが首位通過を懸けて激突~グループE~
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グループEでは前節、アトレティコ・マドリーがフェイエノールトを敵地で下し、ラツィオがセルティックを退けて、両チームの決勝トーナメント進出が決まった。迎える最終節、首位アトレティコ(勝ち点11)と2位ラツィオ(勝ち点10)が首位通過を懸けて激突する。
アトレティコは前節フェイエノールト戦、DFエルモソのゴラッソなど効率的な3発で勝利し、最終節を前に決勝トーナメント進出を決めた。直後のラ・リーガではバルセロナにウノセロ負けとなったが、直近のアルメリア戦ですかさずバウンスバックとチーム力の高さを示している。ラウンド16でタフな相手を引かないためにも首位通過としたい。

対するラツィオは途中出場FWインモービレの後半終盤のドッピエッタでセルティックに勝利。エースのゴールで決勝トーナメント進出を決めたが、直近のヴェローナ戦では10人となった相手に勝ちきれずと、サッリ監督の立場は危いままとなっている。MF鎌田も説得力あるプレーができていない状況の中、首位通過を勝ち取って流れを変えられるか。

初勝利を目指す最下位セルティック(勝ち点1)、3位でヨーロッパリーグに回ることが決まっているフェイエノールト(勝ち点6)の一戦ではFW古橋とFW上田による日本代表FW対決に注目したい。
【グループE】
《29:00》
アトレティコ・マドリー vs ラツィオ
セルティック vs フェイエノールト

◆PSG突破なるか、ニューカッスルとミランはドルトの奮闘願う~グループF~
グループFでは前節、ドルトムントが敵地でミランを下し、最終節を前に死の組を突破した。そしてパリ・サンジェルマン(PSG)が後半追加タイムの疑惑のPK判定でニューカッスルに土壇場ドローとし、最終節は勝利すれば突破となる状況となった。

2位PSG(勝ち点7)は前節ホームでのニューカッスル戦、GKドンナルンマのミスパスをキッカケに先制点を献上。相手GKポープの好守もあって敗戦に追い込まれかけたが、PSGから見れば幸運なPK判定で引き分けに持ち込むことに成功した。

この結果、PSGは決勝トーナメント進出が決まっている首位ドルトムント(勝ち点10)相手に勝利すれば突破。引き分けた場合、ニューカッスルがミランに勝利しなければ突破となる状況となった。自力で突破を決められる優位な状況を生かして死の組突破となるか。

3位ニューカッスル(勝ち点5)と最下位ミラン(勝ち点5)はドルトムントが首位通過を目指して全力で戦ってくれることを願うのみ。共に勝利が必須のためオープンな打ち合いが想定されるが、まずは目の前の敵に打ち勝ちたい。最下位からの逆転突破を狙うミランの突破条件はニューカッスルに勝利し、PSGがドルトムントに敗れた場合となる。

共に直近の国内リーグではタフな相手にハードな戦いを強いられて敗戦しており、心身ともに厳しい状況だが、乗り越えることはできるか。

【グループF】
《29:00》
ドルトムント vs パリ・サンジェルマン
ニューカッスル vs ミラン

◆順位決定済み~グループG~
グループGでは第5節、決勝トーナメント進出を決めていたマンチェスター・シティ(勝ち点15)とライプツィヒ(勝ち点9)が首位通過を懸けて対戦し、シティが2点差をひっくり返して勝利。首位通過を決めた。

そして最下位ツルヴェナ・ズヴェズダ(勝ち点1)を下したヤング・ボーイズ(勝ち点4)が3位を確定させてヨーロッパリーグに回ることが決まっており、最終節は2試合とも消化試合となった。

【グループG】
《26:45》
ツルヴェナ・ズヴェズダ vs マンチェスター・シティ
ライプツィヒ vs ヤング・ボーイズ

◆ポルトとシャフタールが2位通過を懸けて激突~グループH~
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グループHでは前節、バルセロナがポルトに2-1と逆転勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。迎える最終節、勝ち点9で並ぶ2位ポルトと3位シャフタールによるグループステージ突破を懸けた直接対決が行われる。

前節バルセロナ戦、先制する展開としながらも逆転負けとなったポルトは、引き分けで2季連続突破となる。カウンター型のチーム同士の対戦となるが、相手が攻めに出てくることを待てるアドバンテージを持つポルトに分がありそうだ。

シャフタールとの得失点差が7あることにより大敗しない限り首位通過が決まる状況のバルセロナ(勝ち点12)は最下位アントワープ(勝ち点0)と対戦する。

【グループH】
《29:00》
アントワープ vs バルセロナ
ポルト vs シャフタール

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CL敗退のPSGがトゥールーズに敗れ昨年9月以来のリーグ戦2敗目を喫す…【リーグ・アン】

パリ・サンジェルマン(PSG)は12日、リーグ・アン第33節でトゥールーズと対戦し1-3で敗戦した。 ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグでドルトムントに敗れ、悲願のCL優勝の可能性が消滅したPSGは、その試合のスタメンからムバッペ以外の10人を変更。3トップにバルコラ、アセンシオ、ムバッペを並べた[4-3-3]で試合に臨んだ。 すでに残留を決めている12位トゥールーズ(勝ち点40)に対し、PSGは8分に先制する。GKテナスのロングフィードからDFの裏へ抜け出したムバッペが飛び出していたGKをかわしゴール左にシュートを突き刺した。当初はムバッペのオフサイドと判定されたが、VARの介入で判定が覆って先制ゴールが認められた。 先制したPSGだったが、わずか5分で試合を振り出しに戻される。13分、左サイドをドリブルで持ち上がったムサ・ディアラのラストパスからゴールエリア左手前に抜け出したダリンガにダイレクトシュートを流し込まれた。 追いつかれたPSGは17分にもピンチ。ハイプレスから自陣でボールを失うと、ダリンガの落としを受けたアブクラルに決定機を許したが、シュートはGKテナスが好セーブで阻止した。 前半半ば以降は一進一退の展開の展開が続くなか、互いにアタッキングサードまでボールを運んだが、決定機を作るには至らず。前半は1-1で終了した。 迎えた後半、先にチャンスを作ったのはPSG。56分、右サイドでボールを受けたイ・ガンインのクロスをファーサイドに走り込んだアセンシオがワンバウンドしたボールを頭で合わせたが、シュートはわずかにゴール左に外れた。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、再びスコアを動かしたのトゥールーズだった。68分、スアソのパスをボックス左手前で受けたグボオにペナルティライン付近からコントロールショットをゴール右に決められた。 勝ち越しを許したPSGは、試合終了間際の95分にもショートコーナーの流れからマグリにネットを揺らされ、そのまま1-3でタイムアップ。PSGは昨年9月15日のニース戦以来となるシーズン2敗目を喫した。 2024.05.13 06:01 Mon
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