【プレミア注目プレビュー】共に好調で挑む今季最初のノースロンドン・ダービー! 新生スパーズが12戦未勝利のエミレーツ攻略期す

2023.09.24 12:00 Sun
Getty Images
プレミアリーグ第6節、アーセナルvsトッテナムが、日本時間24日22:00にエミレーツ・スタジアムでキックオフされる。好スタートを切った北ロンドンの両雄による、今シーズン最初のノースロンドン・ダービーだ。
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5連勝スタートを飾った昨シーズンには劣るものの、ここまで4勝1分けの好スタートを切った4位のアーセナル。前節は2017年以来勝利がなかった鬼門グディソン・パークでエバートンに1-0の勝利。相手の堅守攻略に苦戦を強いられたものの、FWマルティネッリの負傷で途中投入されたFWトロサールが決めた値千金の今季初ゴールを最後まで守り抜き、昨季からの進化を示した。
さらに、7シーズンぶりの参戦となったチャンピオンズリーグ(CL)の初戦では今季開幕から無敗を維持していたPSV相手にクオリティの差を見せつけ、2戦連発のトロサールを含む3トップ揃い踏みで4-0の完勝。CLの舞台でもこれ以上ない最高のスタートを飾り、ホーム開催のダービーマッチに大きな弾みを付けた。

一方、ポステコグルー新監督の下で捲土重来を期すシーズンに臨むトッテナムは、ライバルと同じく4勝1分けの戦績で2位に位置。昇格組シェフィールド・ユナイテッドをホームで迎え撃った前節は、相手の術中に嵌って今季リーグ初黒星の窮地に追い込まれた。しかし、途中出場のFWリシャルリソンの1ゴール1アシストの圧巻の活躍によって98分から試合を引っくり返し、2-1の劇的過ぎる逆転勝利。リーグ4連勝で今季最初のダービーに臨むことになった。

カウンター一辺倒だったモウリーニョ、コンテ前体制とは180度変わった魅力的なアタッキングフットボールは、すでに選手、ファンを魅了しており、近年は結果で黙らせるもプレースタイルにおいてややコンプレックスを抱いていた宿敵相手に、ポジティブな気持ちで真っ向勝負を挑めるはずだ。
なお、昨シーズンのダービーではアーセナルが2013-14シーズン以来のシーズンダブルを達成。また、ホーム開催のリーグ戦ダービーでは直近の3連勝を含め12試合無敗を継続中だ。ただ、今回の一戦に向けては中3日のアーセナルに対して、トッテナムは中7日と日程面で大きなアドバンテージを得ており、ここまでのパフォーマンスを含めて2010年11月以来のエミレーツ攻略の可能性は十分にある。

◆アーセナル◆
【4-3-3】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:ラヤ
DF:ホワイト、サリバ、ガブリエウ、ジンチェンコ
MF:ウーデゴール、ライス、ファビオ・ヴィエイラ
FW:サカ、ガブリエウ・ジェズス、トロサール

負傷者:DFティンバー、MFトーマス、FWマルティネッリ
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してはティンバーとトーマスの欠場が確定。一方、ハムストリングに軽傷を負うマルティネッリに関してはPSV戦を欠場したが、復帰の可能性も残されているようだ。

スタメンに関してはGKと左インサイドハーフ、センターフォワードの人選に注目。直近の公式戦2試合では新加入のラヤが起用され、仕事機会は多くないものの、2試合連続クリーンシートを記録。さらに、持ち味である足元のプレーでも安定感を披露しており、アルテタ監督はこの大一番でもラムズデールではなく、スペイン代表GKを選択する可能性が高い。

中盤では直近のPSV戦でハヴァーツをフル出場させており、ファビオ・ヴィエイラの起用を予想。センターフォワードはPSV戦でエンケティアに完全休養を与えたが、ダービーでエースのジェズスを外す可能性は低いとみる。なお、DF冨安健洋を左サイドバックでスタートから起用するプランもあるが、ホームで攻撃的に戦いたいという部分、クローザー役として様々な役割をこなせることを考えると、ベンチスタートが濃厚だ。

◆トッテナム◆
【4-2-3-1】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:ヴィカーリオ
DF:ペドロ・ポロ、ロメロ、ファン・デ・フェン、ウドジェ
MF:パプ・サール、ビスマ
MF:クルゼフスキ、マディソン、ソン・フンミン
FW:リシャルリソン

負傷者:GKホワイトマン、MFセセニョン、ペリシッチ、ベンタンクール、ロ・チェルソ、FWブライアン・ヒル
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してはベンタンクールら長期離脱組に加え、今週のトレーニング中に右ヒザの前十字じん帯損傷の重傷を負ったペリシッチが欠場となる。

スタメンに関しては前述の11人を予想。注目はリシャルリソンの起用法で、直近のブレイズ戦同様にジョーカー起用の可能性もあるが、ペリシッチの離脱でウイングの選手層が手薄なことを考えると、左右でプレー可能なソロモンをベンチに置くとみる。

★注目選手
◆アーセナル:FWガブリエウ・ジェズス
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攻守両面での仕事を期待されるエースストライカー。今シーズンは開幕直前の負傷によって出遅れる形となったが、第3節のフルアム戦で復帰を果たすと、マンチェスター・ユナイテッドとのビッグマッチではダメ押しの3点目を挙げる、早速の活躍を披露したブラジル代表FW。また、今季初スタメンを飾ったPSV戦ではゴールに加えて、攻守両面で気の利いたプレーをみせ、エースストライカーとしての存在感を示した。

試合を経るごとに状態を上げており、今回のダービーでは決勝点を挙げたホームでの前回対戦のような活躍が期待されるところ。ロメロ、ファン・デ・フェンという屈強なセンターバックコンビ相手に前線での起点づくり、最後の仕上げをメインタスクとしつつ、スタイル変更で後方から繋いでくるスパーズに対して、持ち味である献身性と賢さを兼ね備えた守備でファーストディフェンダーとしての役割を全うしたい。

◆トッテナム:MFジェームズ・マディソン
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スパーズの新10番は“ダービーキング”の異名も引き継げるか。エリクセンの退団以降、長らく創造性のある攻撃的MF不在の状況が続いたトッテナムに現れた待望の司令塔。レスター・シティの降格に伴い、今夏のステップアップが有力視されていた中、今回の対戦相手アーセナルやニューカッスル行きの可能性も報じられたが、最終的に昨季プレミア8位のチームを新天地に選択した26歳MF。

ポステコグルー監督の志向するポゼッションスタイルは、これまでのスパーズのスタイルと大きく異なり、戦術浸透に多くの時間を要するかに思われたが、ウドジェやビスマ、ロメロらと共に新スタイル移行のキーマンとしてプレシーズンの段階から存在感を発揮。開幕後はトップ下でフリーロールを担い、リンクマン、チャンスメーカー、フィニッシャーの3役をこなす圧巻の活躍ぶりで、オーストラリア人指揮官と共に8月度の月間MVPを初受賞した。

自身初のダービーでは代表の同僚であるライスや屈強なセンターバックコンビらの徹底監視に晒される中、ビスマらと共に“アンジェ・ボール”の担い手としての重要な仕事が求められる。また、スパーズの前10番であるケインはノースロンドン・ダービー最多得点記録を持つ“ダービーキング”として知られており、スパーズの新10番にはその異名を引き継ぐ決定的な仕事も期待される。

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レーティング:マンチェスター・ユナイテッド 0-1 アーセナル【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第37節、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルが12日にオールド・トラッフォードで行われ、アウェイのアーセナルが0-1で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ▽マンチェスター・ユナイテッド採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240513_0_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 24 オナナ 6.5 失点はノーチャンス。後半に幾つかのビッグセーブを見せて勝ち点への望みを繋いだ DF 29 ワン=ビサカ 5.0 無理が利く良い守備対応もあったが、失点場面では絞り切れず。攻撃では高い位置を取った際にノッキングを起こす (→フォーソン -) 18 カゼミロ 4.5 失点場面での緩慢な対応でラインを上げ切れず。さらに、ボールにも人にもチャレンジしない拙い対応で失点に関与。マイボール時も効果的なプレーができなかった 35 エバンス 5.5 カゼミロとのコミュニケーションの問題で難しいプレーに。ただ、ベテランらしく大崩れはせず 20 ダロト 6.0 序盤以降はサカにうまく対応しつつ、攻撃では立ち位置の変化と推進力で局面を打開した MF 16 アマド 6.0 今季リーグ初スタメン。負傷交代するまで献身的な守備に加え、カットインでの仕掛けや的確な繋ぎで攻撃を司った (→アントニー 5.5) 右ウイングと左サイドバックでプレー。及第点のプレーは見せた 37 メイヌー 6.0 守備では後手の対応もあったが、攻撃では優れたキープ力とシンプルなボール捌きで存在感を示した 39 マクトミネイ 5.0 負傷明けでキャプテンマークを巻いてプレー。守備面で良い潰しもあったが、全体的にプレーの精度、判断の遅さが散見 4 アムラバト 6.0 マイボール時に幾度か雑なプレーは見られたが、守備面では持ち味の対人対応にカバーリングと上々のプレーを見せた (→エリクセン -) 17 ガルナチョ 5.5 積極果敢な仕掛けで貴重な攻め手となったが、アタッキングサードでの判断、精度には大きな課題 FW 11 ホイルンド 4.5 相手の屈強なセンターバックコンビ相手にプレーの工夫が少なく起点役、フィニッシャーの双方で物足りない出来。後半は完全に消された (→ウィートリー -) 監督 テン・ハグ 5.5 苦しい台所事情で格上相手に善戦したが、最後のクオリティ不足や勝負の際での差が勝敗を分けた ▽アーセナル採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240513_0_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 22 ラヤ 6.0 難しいシュートはほぼなかったが、飛び出しやハイボール処理を含めて危なげないパフォーマンスだった DF 4 ホワイト 6.0 ガルナチョの仕掛けに手を焼いたが、サリバのサポートを受けて穴を作らず。マイボール時は堅実にプレー 2 サリバ 7.0 地対空の対人戦で圧倒的なパフォーマンスを披露。攻守両面でハイレベルのパフォーマンスを90分間継続した 6 ガブリエウ 6.0 サリバと共に安定したプレーでホイルンドを試合から締め出す。ただ、マイボール時はやや窮屈なプレーを強いられた 18 冨安健洋 6.0 アマドの対応に手を焼いたが、要所を締める守備でクリーンシートに貢献。前半は攻撃面でも深い位置への侵入やミドルシュートで見せ場を作った MF 8 ウーデゴール 6.0 アムラバトの徹底監視に苦しめられたが、攻守両面でしっかりとチームの勝利に貢献。切り替えの精度はさすがだった (→ジョルジーニョ -) 5 トーマス 5.5 守備では幾つか良い潰しもあったが、際どいボールロストなど攻撃面ではここ数試合に比べて質を欠いた (→キヴィオル -) 41 ライス 6.0 やや疲労感を窺わせるパフォーマンスだったが、中盤のフィルター役としてしっかりと機能。攻撃面でも及第点のプレーを見せた FW 7 サカ 5.5 試合の入りは悪くなかったが、徐々にダロトとのマッチアップで劣勢に。後半終盤にふくらはぎの負傷か、不完全燃焼でピッチを後に (→ガブリエウ・ジェズス -) 29 ハヴァーツ 6.5 先制点をアシスト。後半はややうまく対応されたが、前半は的確にボールを引き出して前線の起点として機能 19 トロサール 6.5 値千金の決勝点を記録。攻撃での見せ場はさほど多くなかったが、献身的なプレスバックでチームを助けた (→マルティネッリ 6.0) 見事な単騎突破でゴールに迫る。持ち味のスピードで抑止力となった 監督 アルテタ 6.0 思い描いた試合内容ではなかったが、敵地でしぶとく勝ち切ってシーズンダブルを達成。優勝の可能性を残して運命の最終節へ ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! サリバ(アーセナル) 得点に絡んだハヴァーツ、トロサールの仕事も評価したいが、試合を通して最も質の高いパフォーマンスを見せたフランス代表DFをMOTMに選出。痺れる試合展開の中でアウェイチームにとって非常に頼りになる存在だった。 マンチェスター・ユナイテッド 0-1 アーセナル 【アーセナル】 トロサール(前20) 2024.05.13 03:00 Mon
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