ブラジル女子代表スンドハーゲ監督が退任…アメリカ率いて2度の五輪金も2023女子W杯はGS敗退
2023.08.31 21:53 Thu
ブラジルサッカー連盟(CBF)は30日、ブラジル女子代表ピア・スンドハーゲ監督(63)の退任を発表した。
現役時代は母国スウェーデンのクラブを中心にプレーし、代表でも1991年、1995年の女子W杯で主将を務めるなど中心選手として活躍したスンドハーゲ氏。それ以上に目を惹くのは指導者時代の栄光だ。
クラブチームでの監督を経て2008年に就任したアメリカ女子代表では、同年の北京オリンピックで金メダルを獲得。2011年ドイツ女子ワールドカップ(W杯)決勝ではなでしこジャパンに敗れ、準優勝に終わったものの、2012年のロンドンオリンピック決勝ではリベンジを達成。アメリカに2大会連続の金メダルをもたらし、FIFA女子最優秀監督賞を受賞した。
ロンドン五輪後にはスウェーデン女子代表監督を務め、ブラジル女子の監督には2019年7月に就任。若手とベテランの融合を図り、個人技に偏りがちだった"カナリーニャス"に組織的な戦術を植え付けたが、オーストラリア&ニュージーランド女子W杯では、残念ながらグループステージ敗退に終わっていた。
CBFのエドナルド・ロドリゲス会長は、「今日を持ってピアのCBFでの仕事は終了した。彼女と、2023FIFA女子ワールドカップに参加したブラジル女子サッカーチームの技術委員会すべての人々に感謝したい。ピアは2019年から現在までの間、CBFにとって、そしてブラジルサッカー全体にとって非常に重要なものをもたらしてくれた。彼女の新たな挑戦における成功を祈っている」と、述べている。
現役時代は母国スウェーデンのクラブを中心にプレーし、代表でも1991年、1995年の女子W杯で主将を務めるなど中心選手として活躍したスンドハーゲ氏。それ以上に目を惹くのは指導者時代の栄光だ。
ロンドン五輪後にはスウェーデン女子代表監督を務め、ブラジル女子の監督には2019年7月に就任。若手とベテランの融合を図り、個人技に偏りがちだった"カナリーニャス"に組織的な戦術を植え付けたが、オーストラリア&ニュージーランド女子W杯では、残念ながらグループステージ敗退に終わっていた。
CBFのエドナルド・ロドリゲス会長は、「今日を持ってピアのCBFでの仕事は終了した。彼女と、2023FIFA女子ワールドカップに参加したブラジル女子サッカーチームの技術委員会すべての人々に感謝したい。ピアは2019年から現在までの間、CBFにとって、そしてブラジルサッカー全体にとって非常に重要なものをもたらしてくれた。彼女の新たな挑戦における成功を祈っている」と、述べている。
新監督については近日中に新たな技術委員会を立てて発表する予定。2024年のパリオリンピックや次回の女子W杯を見据えたサイクルを開始するとのことだ。
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