岡山が「髪染め禁止」のルールを見直し…選手の髪染めに問い合わせで異例の声明
2023.05.16 13:25 Tue
ファジアーノ岡山は16日、「選手の身だしなみについて」という異例の声明を発表した。
岡山はクラブのルールとして、これまで髪染めを禁止。クラブを設立して間もない時期に選手との合意の上で決められた独自のルールであり、「Jリーグ入りを目指すクラブとして岡山に誕生し、地域で一人でも多くの方に応援いただける存在となるため」の措置だったようだ。
その後も半ば暗黙的なルールとしてクラブ内に引き継がれてきており、ファン・サポーターにも浸透していた。
しかし、選手が髪を染めていることがわかり、ファンがルール違反だと反応。クラブにも問い合わせが入っていたとのことだが、クラブが正式に「髪染め禁止」のルール見直しを行ったことを発表した。
「ファジアーノ岡山を設立して間もない時期、身だしなみのルールとして、選手との合意の上で髪染めを禁止する項目を設けていた時期がございました。これは、Jリーグ入りを目指すクラブとして岡山に誕生し、地域で一人でも多くの方に応援いただける存在となるため、選手との話し合いの中で自主的にできたルールで、その後も半ば暗黙的なルールとしてクラブ内で引き継がれてまいりました」
「「最高の選手と子どもたちが仲間になる」というクラブの行動指針にあるこの「最高の選手」とは、単にピッチ上でのパフォーマンスだけではなく、一人の人間として振る舞いの到達点を指しています。そういった中で、これまでの暗黙的なルールも含めてクラブと選手会で協議し、本年ルールの見直しを行いました」
「「子どもたちに夢を!」のクラブ理念に代表されるクラブとして大切にしていることはこれまでと変わりなく、一方で身だしなみを始め選手としての行動については、プロフェッショナルとしての自覚を持ち、自立した社会人として自ら考え行動することを大切にしてまいります」
「先日、ある選手の髪の色が変わったことでお問い合わせを頂戴いたしましたが、該当の件は本人の意図を超えて色が入ってしまったもので、他意はございません」
ファンの中には、「反対じゃないけど、順序は逆が良かった」と、正式なアナウンスが先に欲しかったという声も出ており、ルール見直し自体ではなく、その旨を伝えられなかったことに残念がる声も上がった。
岡山はクラブのルールとして、これまで髪染めを禁止。クラブを設立して間もない時期に選手との合意の上で決められた独自のルールであり、「Jリーグ入りを目指すクラブとして岡山に誕生し、地域で一人でも多くの方に応援いただける存在となるため」の措置だったようだ。
しかし、選手が髪を染めていることがわかり、ファンがルール違反だと反応。クラブにも問い合わせが入っていたとのことだが、クラブが正式に「髪染め禁止」のルール見直しを行ったことを発表した。
「ファジアーノ岡山を設立して間もない時期、身だしなみのルールとして、選手との合意の上で髪染めを禁止する項目を設けていた時期がございました。これは、Jリーグ入りを目指すクラブとして岡山に誕生し、地域で一人でも多くの方に応援いただける存在となるため、選手との話し合いの中で自主的にできたルールで、その後も半ば暗黙的なルールとしてクラブ内で引き継がれてまいりました」
「しかし、昨今の社会において個人の尊重、多様性の尊重がより大事とされるようになり、「髪染め禁止」といった個別事象を禁止することはそう言った価値観にそぐわない面が出てまいりました。また、髪の色に留まらず、クラブが事細かにルールを課すのは、プロフェッショナルの集団として目指すべき姿とも異なります」
「「最高の選手と子どもたちが仲間になる」というクラブの行動指針にあるこの「最高の選手」とは、単にピッチ上でのパフォーマンスだけではなく、一人の人間として振る舞いの到達点を指しています。そういった中で、これまでの暗黙的なルールも含めてクラブと選手会で協議し、本年ルールの見直しを行いました」
「「子どもたちに夢を!」のクラブ理念に代表されるクラブとして大切にしていることはこれまでと変わりなく、一方で身だしなみを始め選手としての行動については、プロフェッショナルとしての自覚を持ち、自立した社会人として自ら考え行動することを大切にしてまいります」
「先日、ある選手の髪の色が変わったことでお問い合わせを頂戴いたしましたが、該当の件は本人の意図を超えて色が入ってしまったもので、他意はございません」
ファンの中には、「反対じゃないけど、順序は逆が良かった」と、正式なアナウンスが先に欲しかったという声も出ており、ルール見直し自体ではなく、その旨を伝えられなかったことに残念がる声も上がった。
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