ハーランド不在のシティがリバプールに4発完勝! 敵地で惨敗のクロップのチームは公式戦3連敗に…《プレミアリーグ》
2023.04.01 22:31 Sat
プレミアリーグ第29節、マンチェスター・シティvsリバプールが1日にエティハド・スタジアムで行われ、ホームのシティが4-1で逆転勝利した。
一方、トップ圏内と暫定7ポイント差の6位に甘んじるリバプール(勝ち点42)。ここ最近では4勝1分けと復調気配を色濃くしたが、前々節は格下ボーンマスに敗戦。さらに、チャンピオンズリーグではレアル・マドリーに返り討ちに遭い、今季の無冠がほぼ確実となった。逆転でのトップ4へ重要な強豪3連戦初戦では軽傷を抱えるヌニェスがベンチスタートとなり、ジョタを起用した以外ほぼベストメンバーを起用。ただ、サラーを最前線に配した変則の[4-2-3-1]を採用した。
近年のプレミアで主役の座を争ってきた両雄による、優勝争いとトップ4争いを左右する重要なビッグマッチ。前から圧力をかけ合うアグレッシブな入りを見せた中、ホームのシティがボールを握ってリバプールがカウンターで応戦する形に落ち着く。
互いに一瞬の隙を突いてフィニッシュの場面を増やし始めると、今季ここまでの対シティ戦すべてでゴールを挙げてきたリバプールのエースが先制のゴールを奪った。17分、GKアリソンからファビーニョ、アレクサンダー=アーノルドと短く繋いで中央で背後を狙うジョタへ絶妙なフィードが通る。そのままボックス内まで運んだジョタはDFアカンジに追いつかれるも身体を張ってマイナスへ落とすと、フリーのサラーが強烈な左足のシュートで叩き込んだ。
すると、27分には後方からのビルドアップからデ・ブライネのダイレクトプレーで一気に局面を変えると、右から斜めのドリブルでボックス付近まで運んだマフレズからギュンドアン、グリーリッシュとスムーズに左へ展開。最後はグリーリッシュの絶妙なグラウンダーの折り返しをゴール前のアルバレスがワンタッチで仕留めた。
1-1の振り出しに戻った試合は以降も上位対決に相応しい一進一退の攻防が繰り広げられる。主導権は引き続きホームチームが握ってギュンドアンらに決定機も訪れたが、リバプール守備陣も最後のところで身体を張ってゴールを許さない。また、手数こそ多くないものの、得意のトランジションから相手を引っくり返す場面も作り出したが、こちらもシティの集中した守備を前に決定機までは持ち込めなかった。
互いに選手交代なしで臨んだ後半はホームチームが畳みかける攻めで一気に試合を引っくり返す。まずはキックオフ直後の46分、自陣左での細かい繋ぎからハーフウェイライン付近のアルバレスが絶妙なサイドチェンジを右サイドのマフレズに通す。そのままボックス付近まで運んだアルジェリア代表FWからの正確な折り返しを、中央に走り込んだデ・ブライネが左足ワンタッチで流し込み、キャリア節目のリーグ戦100ゴール目とした。
勢いづくシティはさらに53分、相手を押し込んだ状態からアルバレスが見事なプレーの連続性から起点となってボックス中央でマフレズからの折り返しを左足でシュート。これはDFアレクサンダー=アーノルドのゴールカバーに阻まれるが、こぼれ球に反応したギュンドアンが冷静なシュートフェイクから右足のシュートをゴール左隅へ突き刺した。
この連続ゴールで後半は攻守に相手を圧倒したシティは、ゴールを目指して前に出たいリバプールを強度の高いプレッシング、流麗なパスワークで揺さぶって攻撃の機会を与えない。59分には前半から躍動するグリーリッシュが得意のカットインから右足を振ってGKアリソンにファインセーブを強いる。
一方、後半に入って全くよいところを出せないリバプール。この戦局を鑑みたクロップ監督は、20分近くを残して白旗を上げる交代策に踏み切る。70分、サラーとロバートソンの絶対的な主力と共にエリオット、ジョタを下げてヌニェス、フィルミノ、ツィミカス、オックスレイド=チェンバレンを投入する4枚替えを敢行した。
しかし、ホームで緩みを見せないペップのチームは、この交代直後の74分にトドメの4点目を奪い切る。中央から左サイドへのスムーズな展開からデ・ブライネとのパス交換でゴール前に走り込んだグリーリッシュがスライディングシュートを流し込んだ。
この4点目で完全にダメ押ししたシティは、ここからほぼ無抵抗のリバプールを前にゲームコントロール優先の戦い方にシフト。以降は安定したボール回し、ボールを失った際の素早い切り替えで相手に決定機はおろかフィニッシュまで持ち込ませず。グリーリッシュの決定機がGKアリソンの好守に阻まれて5点目を奪うことはできなかったが、4-1の完勝でリーグ4連勝を達成した。
一方、敵地で完敗のリバプールは公式戦3連敗という状況で週明けにチェルシーとのビッグマッチに臨むことになった。
PR
現在、リーグ3連勝と好調を維持する2位のシティ(勝ち点61)。しかし、驚異的な勝負強さを発揮する首位のアーセナルがそれを上回る6連勝を達成し、暫定ポイント差は8ポイントに広がった。今月末に控える直接対決まで勝ち続けて勝ち点差を縮めたいペップのチームは、前回対戦で敗れた難敵相手に4連勝を狙った。この大一番では急性虫垂炎の手術を受けたフォーデンに加え、そ径部の負傷を抱えるハーランドがベンチ外に。アルバレス、マフレズを代役に据えたホームチームは[3-2-4-1]の布陣で臨んだ。近年のプレミアで主役の座を争ってきた両雄による、優勝争いとトップ4争いを左右する重要なビッグマッチ。前から圧力をかけ合うアグレッシブな入りを見せた中、ホームのシティがボールを握ってリバプールがカウンターで応戦する形に落ち着く。
互いに一瞬の隙を突いてフィニッシュの場面を増やし始めると、今季ここまでの対シティ戦すべてでゴールを挙げてきたリバプールのエースが先制のゴールを奪った。17分、GKアリソンからファビーニョ、アレクサンダー=アーノルドと短く繋いで中央で背後を狙うジョタへ絶妙なフィードが通る。そのままボックス内まで運んだジョタはDFアカンジに追いつかれるも身体を張ってマイナスへ落とすと、フリーのサラーが強烈な左足のシュートで叩き込んだ。
リーグ前回対戦同様にアリソンを起点とした繋ぎからサラーにしてやられたシティ。すぐさまリスクを冒して反撃に出ると、左サイドのグリーリッシュを起点に幾度か良い仕掛けを見せる。
すると、27分には後方からのビルドアップからデ・ブライネのダイレクトプレーで一気に局面を変えると、右から斜めのドリブルでボックス付近まで運んだマフレズからギュンドアン、グリーリッシュとスムーズに左へ展開。最後はグリーリッシュの絶妙なグラウンダーの折り返しをゴール前のアルバレスがワンタッチで仕留めた。
1-1の振り出しに戻った試合は以降も上位対決に相応しい一進一退の攻防が繰り広げられる。主導権は引き続きホームチームが握ってギュンドアンらに決定機も訪れたが、リバプール守備陣も最後のところで身体を張ってゴールを許さない。また、手数こそ多くないものの、得意のトランジションから相手を引っくり返す場面も作り出したが、こちらもシティの集中した守備を前に決定機までは持ち込めなかった。
互いに選手交代なしで臨んだ後半はホームチームが畳みかける攻めで一気に試合を引っくり返す。まずはキックオフ直後の46分、自陣左での細かい繋ぎからハーフウェイライン付近のアルバレスが絶妙なサイドチェンジを右サイドのマフレズに通す。そのままボックス付近まで運んだアルジェリア代表FWからの正確な折り返しを、中央に走り込んだデ・ブライネが左足ワンタッチで流し込み、キャリア節目のリーグ戦100ゴール目とした。
勢いづくシティはさらに53分、相手を押し込んだ状態からアルバレスが見事なプレーの連続性から起点となってボックス中央でマフレズからの折り返しを左足でシュート。これはDFアレクサンダー=アーノルドのゴールカバーに阻まれるが、こぼれ球に反応したギュンドアンが冷静なシュートフェイクから右足のシュートをゴール左隅へ突き刺した。
この連続ゴールで後半は攻守に相手を圧倒したシティは、ゴールを目指して前に出たいリバプールを強度の高いプレッシング、流麗なパスワークで揺さぶって攻撃の機会を与えない。59分には前半から躍動するグリーリッシュが得意のカットインから右足を振ってGKアリソンにファインセーブを強いる。
一方、後半に入って全くよいところを出せないリバプール。この戦局を鑑みたクロップ監督は、20分近くを残して白旗を上げる交代策に踏み切る。70分、サラーとロバートソンの絶対的な主力と共にエリオット、ジョタを下げてヌニェス、フィルミノ、ツィミカス、オックスレイド=チェンバレンを投入する4枚替えを敢行した。
しかし、ホームで緩みを見せないペップのチームは、この交代直後の74分にトドメの4点目を奪い切る。中央から左サイドへのスムーズな展開からデ・ブライネとのパス交換でゴール前に走り込んだグリーリッシュがスライディングシュートを流し込んだ。
この4点目で完全にダメ押ししたシティは、ここからほぼ無抵抗のリバプールを前にゲームコントロール優先の戦い方にシフト。以降は安定したボール回し、ボールを失った際の素早い切り替えで相手に決定機はおろかフィニッシュまで持ち込ませず。グリーリッシュの決定機がGKアリソンの好守に阻まれて5点目を奪うことはできなかったが、4-1の完勝でリーグ4連勝を達成した。
一方、敵地で完敗のリバプールは公式戦3連敗という状況で週明けにチェルシーとのビッグマッチに臨むことになった。
PR
|
関連ニュース