ムバッペ5発のPSGが格下一蹴でベスト16進出! 伊東&オナイウ温存もチームは突破《クープ・ドゥ・フランス》

2023.01.24 07:41 Tue
Getty Images
クープ・ドゥ・フランスのラウンド32が、20~23日にかけてフランス各地で行われた。
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パリ・サンジェルマン(PSG)は、6部に所属するペイ・ドゥ・カッセルとアウェイで対戦し、7-0で圧勝した。
先週ミッドウィークに中東遠征を行ったPSGは、メッシやハキミ、、マルキーニョスといった一部主力を温存した一方、ネイマールとムバッペ、セルヒオ・ラモスらを起用した。

立ち上がりこそスーパースター軍団相手にモチベーションの高さ光ったホームチームに苦戦したPSGだが、前半半ばにヌーノ・メンデスの鋭い仕掛けからの折り返しをムバッペがダイレクトで合わせて先制に成功。すると、直後にはネイマールの鮮やかな仕掛けから2点目、ダニーロの正確なフィードに抜け出したムバッペが3点目、40分には再び背後へ抜け出したムバッペが一気にゴールを重ね前半で4ゴールを奪った。

さらに、後半も攻撃の手を緩めないアウェイチームは、ネイマールのお膳立てからムバッペ、ソレールとゴールを積み重ねると、79分にはソレールからの正確な右クロスをムバッペが難なく決め切って自身5点目とした。そして、一矢報いたいホームチームの反撃を危なげなく封じ切り、7-0の圧勝でベスト16進出を決めている。
FW伊東純也の所属するスタッド・ランスは、4部に所属するヴァンデ・レ=ゼルビエと対戦し、3-0で快勝している。なお、伊東はベンチ入りも出場機会はなかった。伊東温存もそれ以外の主力を起用したランスは、バログンの前半の先制点を皮切りに、フィリップ、アデリーヌとゴールを重ねて格下相手に順当に勝利を収めた。

また、FWオナイウ阿道が所属するトゥールーズは同じリーグ・アン勢のアジャクシオと対戦し、2-0で勝利した。なお、オナイウはベンチ入りも出場機会はなかった。リーグ戦でスタメン起用が続くオナイウが温存された中、チームはアブクラルとラファエル・ハットンのゴールで快勝を収めている。

その他ではマルセイユがスタッド・レンヌとの強豪対決を制し、RCランスやリヨン、ロリアンも順当に16強進出を決めている。なお、ラウンド32の試合結果は以下の通り。

◆クープ・ドゥ・フランス ラウンド32

ペイ・ドゥ・カッセル(6) 0-7 パリ・サンジェルマン
ヴァンデ・レ=ゼルビエ(4) 0-3 スタッド・ランス
トゥールーズ 2-0 アジャクシオ
マルセイユ 1-0 スタッド・レンヌ
スタッド・ブレスト 1-3 RCランス
シャンベリーSF 0-3 リヨン

バスティア(2) 1-1(PK:1-4) ロリアン
FCOSK06(6) 0-1 アンジェ
ニオール(2) 0-4 オセール
リール 2-0 ポー(2)
ESタオン 0-0(PK:2-4) ナント

スタッド・プラベネク(5) 0-1 グルノーブル(2)
FCシャマリエール(4) 0-4 パリFC(2)
RCグラース(4) 0-0(PK:4-5) ロデズ(2)
ル・ピュイ(3) 0-0(PK:3-5) ヴィエルゾン(4)
ASMベルフォール(4) 1-1(PK:3-4) アヌシー(2)

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