アーセナルがティアニー弾で首位通過も冨安健洋がハムストリング痛め負傷交代…《EL》
2022.11.04 07:20 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)グループA最終節、アーセナルvsチューリッヒが3日にアーセナル・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが1-0で勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は途中出場も88分に負傷交代した。
今週末にチェルシーとのビッグロンドン・ダービーを控えるアルテタのチームは、5-0で圧勝した直近のノッティンガム・フォレスト戦から先発7人を変更。冨安やサリバ、トーマス、サカらをベンチに置き、負傷明けのエルネニーに加えて、ファビオ・ヴィエイラやエンケティアら控えメンバーを起用した。
ホームで圧倒する入りが期待されたものの、ややゆったりと試合に入って序盤は押し込まれる場面も作られたアーセナル。それでも、徐々にエンジンをかけ始めると、ファーストチャンスをゴールに結びつけた。
17分、右サイドを崩して押し込んだ流れからペナルティアーク付近のファビオ・ヴィエイラが左足シュート。これはDFのブロックに阻まれたが、こぼれ球に反応したティアニーが得意の左足を振り抜くと、ゴール前の密集を抜けたボールがゴール右隅に突き刺さった。
以降も危なげなく試合を進めていくと、前半終盤にかけては36分に右CKからエンケティアのヘディングシュート、40分には左サイドのティアニーを起点としたカウンターからボックス中央でティアニーのプルバックに反応したファビオ・ヴィエイラと連続で決定機。だが、いずれのシュートも相手守備陣の好守に阻まれ、前半の内に試合を決める追加点を奪うことはできなかった。
後半も同じメンバーで臨んだアーセナルは立ち上がりの47分にセットプレーの流れからボックス左でフリーのジェズスにいきなり決定機も、ここはシュートを枠に飛ばせない。
押し込む状況が続くもののゴールが遠いアーセナルは63分に2枚替えを敢行。ジェズス、エルネニーを下げてサカとトーマスを投入。プレータイムをコントロールしつつ、試合を決める追加点を狙う。だが、68分には最終的にオフサイドになったが、マルケザーノのミドルシュートのこぼれ球をアドリアン・ゲレーロに押し込まれてゴールネットを揺らされる、肝を冷やす場面を招く。
これを受けてアルテタ監督は73分にファビオ・ヴィエイラ、ホワイトを下げてウーデゴール、冨安を同時投入。守備のテコ入れを図ると共に、ゲームコントロールに重きを置く。
だが、以降も押し込まれる状況が続きヴュニクのクロスバー直撃のシュートを浴びるなど、難しい展開を強いられると、痛恨のアクシデントが発生。85分過ぎに右足のハムストリングを痛めた冨安がプレー続行不可能となり、88分にセドリックのスクランブル投入を余儀なくされた。
冨安の負傷交代によって動揺も見受けられるホームチームは、試合終盤に相手のパワープレーに晒されたが、GKラムズデールを中心に何とか凌ぎ切り、目標だった首位通過を決めた。
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アーセナル(勝ち点12)は前節、敵地で2位のPSV(勝ち点10)に敗れて首位通過のチャンスを逃した。これにより、自力での首位通過に勝利が必須となった中、最下位のチューリッヒ(勝ち点3)をホームで迎え撃った。ホームで圧倒する入りが期待されたものの、ややゆったりと試合に入って序盤は押し込まれる場面も作られたアーセナル。それでも、徐々にエンジンをかけ始めると、ファーストチャンスをゴールに結びつけた。
17分、右サイドを崩して押し込んだ流れからペナルティアーク付近のファビオ・ヴィエイラが左足シュート。これはDFのブロックに阻まれたが、こぼれ球に反応したティアニーが得意の左足を振り抜くと、ゴール前の密集を抜けたボールがゴール右隅に突き刺さった。
幸先よくリードを手にしたホームチームは引き続きボールの主導権を握りつつ、相手が攻めに出てきたことでカウンターからもチャンスを作り出していく。その中でゴールがほしいエンケティアやガブリエウ・ジェズスがボックス付近で積極的に足を振っていく。
以降も危なげなく試合を進めていくと、前半終盤にかけては36分に右CKからエンケティアのヘディングシュート、40分には左サイドのティアニーを起点としたカウンターからボックス中央でティアニーのプルバックに反応したファビオ・ヴィエイラと連続で決定機。だが、いずれのシュートも相手守備陣の好守に阻まれ、前半の内に試合を決める追加点を奪うことはできなかった。
後半も同じメンバーで臨んだアーセナルは立ち上がりの47分にセットプレーの流れからボックス左でフリーのジェズスにいきなり決定機も、ここはシュートを枠に飛ばせない。
押し込む状況が続くもののゴールが遠いアーセナルは63分に2枚替えを敢行。ジェズス、エルネニーを下げてサカとトーマスを投入。プレータイムをコントロールしつつ、試合を決める追加点を狙う。だが、68分には最終的にオフサイドになったが、マルケザーノのミドルシュートのこぼれ球をアドリアン・ゲレーロに押し込まれてゴールネットを揺らされる、肝を冷やす場面を招く。
これを受けてアルテタ監督は73分にファビオ・ヴィエイラ、ホワイトを下げてウーデゴール、冨安を同時投入。守備のテコ入れを図ると共に、ゲームコントロールに重きを置く。
だが、以降も押し込まれる状況が続きヴュニクのクロスバー直撃のシュートを浴びるなど、難しい展開を強いられると、痛恨のアクシデントが発生。85分過ぎに右足のハムストリングを痛めた冨安がプレー続行不可能となり、88分にセドリックのスクランブル投入を余儀なくされた。
冨安の負傷交代によって動揺も見受けられるホームチームは、試合終盤に相手のパワープレーに晒されたが、GKラムズデールを中心に何とか凌ぎ切り、目標だった首位通過を決めた。
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