「彼は受け入れないだろう」テン・ハグ監督が少年のスマホを叩き落としたC・ロナウドに言及…しかしFAの公聴会に参加とも

2022.10.12 22:09 Wed
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【プレミアリーグ第36節プレビュー】アーセナル&シティの2強は中位とのホーム戦! 不調リバプールvsスパーズも

先週末に行われた第35節はノースロンドン・ダービーを制したアーセナル、ノッティンガム・フォレストに辛勝したマンチェスター・シティが勝ち点3を積み上げた一方、リバプールはウェストハムに痛恨のドロー。この結果、熾烈優勝争いからリバプールが最初に脱落する形となった。また、残留争いでは最下位のシェフィールド・ユナイテッドが3節を残して1年でのチャンピオンシップ降格が決定した。 5月最初に行われる第36節ではリバプールの脱落で一騎打ちの形となった首位のアーセナル(勝ち点80)、2位のマンチェスター・シティ(勝ち点79)の優勝争いがもちろん最大の注目ポイントだ。 土曜のランチタイムキックオフに臨むアーセナルは、10位のボーンマスをエミレーツ・スタジアムで迎え撃つ。前節、アウェイ開催のノースロンドン・ダービーを2つのセットプレーと、FWサカの見事な個人技によって3-2と勝ち切ったアーセナル。守護神ラヤの軽率なミスなどもあって後半に1点差まで追い上げられたものの、要所を締める守備、決めるべきところで決め切る、勝てるチームの試合運びで重要なダービーで連勝を飾った。 ただ、ランチタイムキックオフ特有の難しさに加え、重要な連戦を終えた直後の格下相手の試合はある意味で落とし穴になりやすく、優勝争いの重圧を含めて難しい試合になることは間違いない。さらに、相手のボーンマスは直近ウォルバーハンプトン、ブライトンに2試合連続で完封勝利を収めるなど好調を維持している。より先制点が重要となる試合において得意のセットプレーと共に、サカやFWハヴァーツ、FWトロサールらの勝負強い働きを期待したい。 2位のシティはそのアーセナルの結果を把握した状況で、11位のウォルバーハンプトンとのホームゲームに臨む。前節のフォレスト戦はいずれも前後半の半ばに奪ったDFグヴァルディオル、FWハーランドの2ゴールによって2-0の勝利を収めたが、試合内容に関しては今季の中でも最も苦しんだ部類に入る厳しいものだった。相手のメリハリの利いたプレスにボールロストを繰り返し再三のカウンターでチャンスを作られた。仮にFWウッドらの決定機逸がなければ、敗戦の可能性もあった。それでも、結果的に2-0の勝利を収めたことで、ポジティブに課題と向き合えるはずだ。 その反省を踏まえて臨む今回のホームゲームは前回対戦で開幕連勝をストップされた因縁の相手、ウルブスとのリベンジマッチとなる。FWペドロ・ネトというキーマン不在も、直近のルートン・タウン戦で7試合ぶりの白星を挙げた侮れない相手に対しては、復帰戦でゴールを挙げたハーランドに加え、体調不良からの回復が見込まれるMFフォーデン、DFルベン・ディアスの復帰を追い風に勝ち切りたい。 共にシーズン最終盤を前に夢破れた感のある3位のリバプール(勝ち点75)と、5位のトッテナム(勝ち点60)は、バウンスバックの白星を目指して激突する。 マージーサイド・ダービーでの屈辱の敗戦に加え、前節はウェストハム相手に一時逆転に成功しながらも、リードを守り切れずに2-2のドローに終わったリバプール。数字上の可能性は残されているものの、現状上位2チーム両方が複数試合で取りこぼす可能性は低く、逆転での優勝は絶望的と言わざるを得ない。それはファン・サポーターを含め関係者全員が重々承知だが、クロップ体制をできるだけ良い形で締めくくるため勝利を積み重ねたい。アンフィールドでリーグ3戦ぶりの白星を目指す一戦は、誤審問題によって今季初黒星を喫したスパーズという因縁の相手だけにそのリベンジを含めしっかりとした戦いを見せたい。とりわけ、ハマーズ戦で指揮官との口論がクローズアップされたエースFWサラーの奮起に期待したいところだ。 一方、トッテナムはそのリバプール以上に厳しい状況に陥る。ニューカッスル戦での0-4の惨敗、前述のダービーでの敗戦に加え、ミッドウィーク開催の第26節延期分ではチェルシーに0-2の敗戦を喫し、今季2度目のリーグ3連敗となった。多くの離脱者の影響が大きかった1度目の3連敗とは異なり、今回の3連敗ではメンバー、日程面を含めて言い訳ができず、より深刻だ。これによって、7ポイント差の4位アストン・ビラを抜く可能性は限りなく低くなっており、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得は絶望的だ。逆に、EL出場権争いでも下位に迫られており、何とか不振を抜け出して最低限のノルマを達成したいところ。伝統的に相性が悪いアンフィールドでの一戦に加え、中2日という日程面でのディスアドバンテージも大きいが、序盤戦の逆境時に見せたような不屈のメンタリティを取り戻し、少なくとも難所から勝ち点を持ち帰りたい。 チェルシーのアシストによって悲願のCL出場に近づいたアストン・ビラだが、カンファレンスリーグ(ECL)ではオリンピアコス相手の準決勝1stレグでまさかの2-4のスコアで敗戦。ボールを持たされる苦手の展開の中で相手の主砲エル・カービにハットトリックを許すなど大量失点を喫した上、後半終盤のMFドウグラス・ルイスのPK失敗が痛恨。2点のビハインドを背負って週明けに敵地で行われる2ndレグに臨む形となった。そのECLに万全の状態で臨む上では大幅なターンオーバーを実施したいところ。前回対戦で6-1の圧勝を収めた上、直近2分け4敗と絶不調の12位ブライトンの状態を鑑みれば思い切ったメンバーで臨めるはずだが、エメリ監督の用兵に注目だ。 スパーズ相手に会心のシーズンダブルを決めて8位に浮上したチェルシーは、9位のウェストハムとのシックスポインターに臨む。トッテナム戦ではいずれもセットプレーからDFチャロバー、FWジャクソンが奪ったゴールを、多くの主力を欠く急造守備陣が粘りの守備で守り抜く2-0の快勝となった。ただ、継続性に大きな問題を抱えるチームだけに、前節リバプール相手にドローに持ち込んだハマーズとのダービーに向けては少なくない懸念もある。 6位のマンチェスター・ユナイテッドは、マンデーナイト開催のアウェイゲームで14位のクリスタル・パレスと対戦する。前節、降格圏の19位バーンリー相手に終盤のPKによる失点で勝ち点2を取りこぼした赤い悪魔。その失態の影響もあってか、今週に入っては監督人事に加え、スカッドの大幅刷新と外野が騒がしくなっており、何とかピッチ上の結果で沈静化を図りたい。ただ、対戦相手のパレスは直近のフルアム戦こそ引き分けたものの、その直前にリバプール、ウェストハム、ニューカッスルを連破するなどグラスナー監督の戦術浸透で最も調子が良いチームのひとつだ。その難敵に直近の数試合のようにわきの甘さを見せれば、食われる可能性は十二分にある。MFブルーノ・フェルナンデスを中心にしっかり気持ちを引き締めて臨みたい。 その他ではDF橋岡大樹を擁する18位のルートンと、残留争いを脱した15位のエバートンによるボトムハーフの直接対決、残留争いとEL出場権を左右する19位のバーンリーvs7位のニューカッスルのカードにも注目したい。 ◆プレミアリーグ第36節 ▽5/3(金) 《28:00》 ルートン・タウン vs エバートン ▽5/4(土) 《20:30》 アーセナル vs ボーンマス 《23:00》 ブレントフォード vs フルアム バーンリー vs ニューカッスル シェフィールド・ユナイテッド vs ノッティンガム・フォレスト 《25:30》 マンチェスター・シティ vs ウォルバーハンプトン ▽5/5(日) 《22:00》 ブライトン vs アストン・ビラ チェルシー vs ウェストハム 《24:30》 リバプール vs トッテナム ▽5/6(月) 《28:00》 クリスタル・パレス vs マンチェスター・ユナイテッド 2024.05.03 20:00 Fri

ユナイテッドがラビオへの関心を再燃? ユベントスとの契約交渉が停滞中

マンチェスター・ユナイテッドがフランス代表MFアドリアン・ラビオ(28)への関心を再燃させているようだ。 ラビオは2019年夏にユベントスへ加入して以来、主力としてプレー。しかし、クラブが慢性的な財政難に悩まされていたことから、昨夏には契約満了で退団する可能性があり、ユナイテッドが移籍先の候補となっていた。 結局、ラビオはユベントスと1年の契約延長を決断して残留。今季も公式戦31試合4ゴール3アシストの成績を残すなど、変わらぬ存在感を示している。 しかし、ラビオは今夏に再び契約満了が迫っている中で、クラブとの交渉は難航中。ラビオ側が現在受け取る年俸750万ユーロ(約12億6000万円)のままで長期契約を望んでいるのに対して、クラブ側は短期契約か減俸を希望と報じられている。 そんな中、イギリス『デイリー・メール』によるとユナイテッドが今夏の移籍市場で再びラビオ獲得に動く可能性があるようだ。プレミアリーグで6位と思うようなシーズンを送れていないユナイテッドは、今夏の移籍市場で中盤の補強を優先事項の一つに定めているという。 昨年と同じくラビオの決断次第となるが、ユベントスとの交渉がこのまま平行線をたどるようなら、ユナイテッド加入の可能性も高まっていくと考えられる。 2024.05.03 18:10 Fri

ブルーノ含む聖域なき刷新報道に「ジョークだ」 ユナイテッド指揮官が否定! 「事実ではない」

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が現有戦力の大部分を売却候補とする報道に言及した。 テン・ハグ体制2年目の今季はFAカップこそ決勝に進んだが、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場を逃したりと満足しがたいシーズンに。ケガ人続きのチーム事情があるにせよ、その戦いぶりから、来る夏はコビー・メイヌー、アレハンドロ・ガルナチョ、ラスムス・ホイルンドの若きタレントを中心としたチーム作りを進めるのではと報じられる。 オファー次第でという条件付きながら、売却候補に大黒柱のブルーノ・フェルナンデスも挙がり、聖域なき刷新が取り沙汰されるが、イギリス『デイリー・メール』によると、エリク・テン・ハグ監督が否定した。 「ジョークだ。私がここで働くようになってから、夏ごと、ウィンドーごとに200人の選手がマンチェスター・ユナイテッドから興味を持たれていると思う。いくつかは調査したがね。事実ではない」 「それと、夏ごとに我々がチームの選手全員を売るともだ。すべての見出しを作っているのは君たち(メディア)で、真実などない。こういう見出しをつけるときは冷静になり、ある程度の責任も負うべきだ」 「考えて、良い情報源を見つけるんだ。そこに事実があるというなら、まったくもってくだらない」 ジム・ラトクリフ氏が共同オーナーとなってから組織改革も着々と進み、今季が終われば補強を含め、戦力の入れ替えが予想されるユナイテッド。夏の動きはいかに。 2024.05.03 12:55 Fri

リバプールやユナイテッドから関心…23歳グエイはステップアップに現時点で消極的

クリスタル・パレスのイングランド代表DFマーク・グエイ(23)。今夏ステップアップor残留は現状で50-50か。 チェルシーアカデミーが輩出した、若くて実力も伴ったイングランド産のセンターバック、グエイ。リーダーシップも兼ね備えた自国タレントに対し、リバプールやアーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスルが関心を寄せる。 中でも「リバプールが2024年夏の獲得に本腰?」との見立てが多いなか、イギリス『フットボール・インサイダー』がC・パレスとグエイ本人の意向をレポート。 どうやらC・パレスはオファー次第で売却もアリと考え出したようだが、グエイ自身がやや消極的。現在ヒザの負傷で離脱する一方、シーズン後にはユーロ2024が控えており、万全の状態でイングランド代表に招集されるべく、移籍のことなど考える余裕がない様子だという。 C・パレスもユーロ2024との兼ね合いを重視。大会を通じてグエイの価値が上昇する可能性もあるため、少なくとも大会閉幕の7月中旬までは売らずに残しておくプランか。 グエイは2021年夏に移籍金総額2000万ポンド(約38億9000万円)でチェルシーからパレス入り。以来、一度も契約延長がなされておらず、現行は2026年6月までとなっている。 2024.05.02 16:35 Thu

アラウホに関してバルセロナ贔屓紙が社説「矢面に立たされる彼を見るのが悲しい」「絶対に売ってはならぬ」

バルセロナのウルグアイ代表DFロナルド・アラウホ(25)に関し、スペイン『ムンド・デポルティボ』が「絶対に売ってはならぬ」と社説を立てた。 バルセロナの最終ラインで主力を担う一方、バイエルンやマンチェスター・ユナイテッドからの引き抜き噂が絶えないアラウホ。ここ最近は敗戦や失点に直結するプレーがそれに拍車をかけ、SNS上では日本人からもアラウホへの心無い言葉が投げかけられている。 カタルーニャ州のバルサ寄りメディア『ムンド・デポルティボ』は、そんなアラウホの獲得に向け、バイエルンが8000万ユーロ(約133億2000万円)の正式オファーを贔屓クラブに提示済みだと紹介。ただ、歴史を引き合いに、「売却ダメ絶対」とバルサへ呼びかける。 “今世紀初頭のバルサは勝てなかった…物事がうまくいかない時代は、いつだってラ・マシアが繁栄する余地がある。若き日のカルレス・プジョルが頭角を現し、あっち側へ行ったルイス・フィーゴを徹底マークで抑え込んだ。あの日、クレの心はプジョルで満たされた” “そんなプジョルを求め、ミランからアドリアーノ・ガッリアーニという男がやって来た” “イタリア人は序列、高額な給与、良い住宅、税制優遇…何もかもプジョルに与えるつもりだった。しかし、プジョルはミランではなくバルサを選び、バルサもプジョルを選んだ。これは、クラブ124年史で最も偉大なキャプテンが誕生した物語のキーポイントだ” “さて、現バルサはアラウホへのオファーを保留中。バイエルンの提示はおそらく8000万ユーロに達するもので、ユナイテッドの比ではない額だ” “ロナルド・アラウホ、彼に近いセンターバックは世界を見渡してもそう多くない。スピード、空中戦、勝ち気なメンタリティ、猛烈なハングリー精神…期待感に満ちた男だ。PSG戦の退場とバレンシア戦のPK献上はその勢い故なわけだが、この2つが利用される形で矢面に立たされる彼を見るのが悲しい” “バルサがオファーを受け取っている現状だから尚更だ。アラウホを売って、ファイティングポーズもカラーも彼より劣る新しい選手を連れてきたらいい? 大きな間違いだ。安物は結局大きな代償をもたらす。バルサはこれまでの経験から学んでいるはずだ” 2024.05.02 16:00 Thu