初代女王は浦和レディース! ラスト15分で3点差を追いつき、PK戦を制し日テレ・ベレーザを下す【WEリーグカップ】
2022.10.01 18:08 Sat
1日、WEリーグカップ決勝の三菱重工浦和レッズレディースvs日テレ・東京ヴェルディベレーザが味の素フィールド西が丘で行われ、3-3のドロー。PK戦の末、浦和レディースが勝利し、初代女王に輝いた。
2022-23シーズンのWEリーグ開幕前に新設されたWEリーグカップ。グループステージを戦った中、首位で勝ち抜いた浦和レディースと日テレ・ベレーザの対戦となった。
初年度のWEリーグでは2位に終わった浦和レディースと、3位に終わった日テレ・ベレーザの試合。リーグ優勝を目指す両者が、初代女王を争うこととなった。
実力あるチーム同士の対戦は、立ち上がりから互いにsめる展開に。しかし、なかなかチャンスを生かすことができないまま試合は進んでいく。
すると25分、日テレ・ベレーザが先にスコアを動かした。右サイドからの大きなサイドチェンジをボックス内左で北村菜々美が拾ってクロス。これをボックス中央で植木理子がダイビングヘッド。これはクロスバーに嫌われるが、こぼれ球を植木が自ら頭で押し込み、日テレ・ベレーザが先制する。
2点ビハインドの中、35分には浦和Lがチャンス。左サイドからのグラウンダーのクロスを清家貴子がダイレクトシュートも、力なくGkにキャッチされた。
日テレ・ベレーザが2点リードで迎えた後半。浦和は立ち上がりからギアを上げてゴールを目指してプレーしていく。
しかし、日テレ・ベレーザも落ち着いて対応。すると50分には右サイドを崩すと、最後はこぼれ球を岩﨑心南がボックス内からシュート。これは枠を捉えるが、GK福田史織が横っ飛びでセーブして凌ぐ。
盛り返したい浦和レディースは52分にチャンス。スローインの流れから菅澤優衣香が落とし、塩越柚歩が浮き球のパス。ボックス内に入った猶本光がダイレクトボレーも、GK黒沢彩乃が間一髪セーブする。
押し込む浦和レディースは59分には左CKから猶本が直接ゴールを狙うと、枠を捉えたもののGK黒沢が弾き出して得点を許さない。
我慢の時間帯が続いた日テレ・ベレーザだったが、カウンターから反撃を始めると、67分に藤野がボックス手前でパスを受けると、クロスを選択。ここに植木がダイビングヘッドで飛び込むが、シュートはわずかに左に外れる。
すると72分、一瞬の隙を突いて日テレ・ベレーザがネットを揺らす。FKからのクロスを繋ぐと、ボックス中央で拾った西川彩華のパスを受けた村松智子が仕掛けながらもシュート。これがGK福田の手を弾きそのままゴール。日テレ・ベレーザがリードを3点とする。
リードを広げられてしまった浦和レディースだったが、すぐに反撃。75分、左サイドでパスを受けた清家が村松との一対一を振り切ると、そのままドリブル突破。ボックス内に侵入すると、自ら決め切り1点を返す。
この1点を返して勢いに乗る浦和レディースは、1分後の76分に再びゴール。左CKから猶本がクロスを入れると、石川璃音がヘッド。これはクロスバーに嫌われるも、こぼれ球を塩越がシュート。ブロックされるが、こぼれ球を安藤梢が蹴り込み、浦和レディースが1点差に迫る。
立て続けのゴールで勢いに乗る浦和レディースは、78分にCKの流れから猶本がブレ球のクロス。これをGKが弾くと、清家が詰めるもブロックされて追いつけない。
82分にはFKからの流れから最後は塩越がボックス内右でダイレクトシュート。しかし、これはサイドネットを揺らす。
勢いを保ち続ける浦和レディース、押し返したい日テレ・ベレーザだったが84分に途中出場の山本柚月がハンド。浦和レディースはPKを獲得すると、菅澤が見事に左に決め切り、一気に同点に追いつく。
その後も浦和レディースが押し込み続けるが、追加点は奪えず。試合はPK戦に委ねられることとなった。
日テレ・ベレーザ、浦和レディースともに2人が成功。日テレ・ベレーザの3人目となった三浦成美はクロスバーに当てて失敗。浦和レディースは3人目の猶本がしっかりと決めると、日テレ・ベレーザの4人目藤野のシュートはGK福田が横っ飛びセーブを見せる。浦和レディースの4人目の清家は冷静に右に決めて勝負あり。浦和レディースが3点差から追いつき、PK戦を制して初代女王に輝いた。
三菱重工浦和レッズレディース 3-3 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
【日テレ・ベレーザ】
植木理子(前25、前29)
村松智子(後27)
【浦和レディース】
清家貴子(後30)
安藤梢(後31)
菅澤優衣香(後39)
【PK戦】
1人目:
植木理子○ 左に決める
菅澤優衣香○ 左に決める
2人目:
宇津木瑠美○ 左に決める
塩越柚歩○ 右に決める
3人目:
三浦成美× クロスバーに嫌われる
猶本光○ 左に決める
4人目:
藤野あおば× 左に蹴るもGKがセーブ
清家貴子○ 右に決める
2022-23シーズンのWEリーグ開幕前に新設されたWEリーグカップ。グループステージを戦った中、首位で勝ち抜いた浦和レディースと日テレ・ベレーザの対戦となった。
実力あるチーム同士の対戦は、立ち上がりから互いにsめる展開に。しかし、なかなかチャンスを生かすことができないまま試合は進んでいく。
すると25分、日テレ・ベレーザが先にスコアを動かした。右サイドからの大きなサイドチェンジをボックス内左で北村菜々美が拾ってクロス。これをボックス中央で植木理子がダイビングヘッド。これはクロスバーに嫌われるが、こぼれ球を植木が自ら頭で押し込み、日テレ・ベレーザが先制する。
隙を突かれて失点した浦和レディースだったが、29分にはミスから痛恨の失点。後方からビルドアップをスタート。GK福田史織のパスを受けた高橋はなが前にパスを出そうとすると、なでしこジャパンにも初招集された藤野あおばがカット。そのまま藤野が持ち出すと、最後は植木理子がボックス中央で蹴り込み、日テレ・ベレーザが追加点を奪う。
2点ビハインドの中、35分には浦和Lがチャンス。左サイドからのグラウンダーのクロスを清家貴子がダイレクトシュートも、力なくGkにキャッチされた。
日テレ・ベレーザが2点リードで迎えた後半。浦和は立ち上がりからギアを上げてゴールを目指してプレーしていく。
しかし、日テレ・ベレーザも落ち着いて対応。すると50分には右サイドを崩すと、最後はこぼれ球を岩﨑心南がボックス内からシュート。これは枠を捉えるが、GK福田史織が横っ飛びでセーブして凌ぐ。
盛り返したい浦和レディースは52分にチャンス。スローインの流れから菅澤優衣香が落とし、塩越柚歩が浮き球のパス。ボックス内に入った猶本光がダイレクトボレーも、GK黒沢彩乃が間一髪セーブする。
押し込む浦和レディースは59分には左CKから猶本が直接ゴールを狙うと、枠を捉えたもののGK黒沢が弾き出して得点を許さない。
我慢の時間帯が続いた日テレ・ベレーザだったが、カウンターから反撃を始めると、67分に藤野がボックス手前でパスを受けると、クロスを選択。ここに植木がダイビングヘッドで飛び込むが、シュートはわずかに左に外れる。
すると72分、一瞬の隙を突いて日テレ・ベレーザがネットを揺らす。FKからのクロスを繋ぐと、ボックス中央で拾った西川彩華のパスを受けた村松智子が仕掛けながらもシュート。これがGK福田の手を弾きそのままゴール。日テレ・ベレーザがリードを3点とする。
リードを広げられてしまった浦和レディースだったが、すぐに反撃。75分、左サイドでパスを受けた清家が村松との一対一を振り切ると、そのままドリブル突破。ボックス内に侵入すると、自ら決め切り1点を返す。
この1点を返して勢いに乗る浦和レディースは、1分後の76分に再びゴール。左CKから猶本がクロスを入れると、石川璃音がヘッド。これはクロスバーに嫌われるも、こぼれ球を塩越がシュート。ブロックされるが、こぼれ球を安藤梢が蹴り込み、浦和レディースが1点差に迫る。
立て続けのゴールで勢いに乗る浦和レディースは、78分にCKの流れから猶本がブレ球のクロス。これをGKが弾くと、清家が詰めるもブロックされて追いつけない。
82分にはFKからの流れから最後は塩越がボックス内右でダイレクトシュート。しかし、これはサイドネットを揺らす。
勢いを保ち続ける浦和レディース、押し返したい日テレ・ベレーザだったが84分に途中出場の山本柚月がハンド。浦和レディースはPKを獲得すると、菅澤が見事に左に決め切り、一気に同点に追いつく。
その後も浦和レディースが押し込み続けるが、追加点は奪えず。試合はPK戦に委ねられることとなった。
日テレ・ベレーザ、浦和レディースともに2人が成功。日テレ・ベレーザの3人目となった三浦成美はクロスバーに当てて失敗。浦和レディースは3人目の猶本がしっかりと決めると、日テレ・ベレーザの4人目藤野のシュートはGK福田が横っ飛びセーブを見せる。浦和レディースの4人目の清家は冷静に右に決めて勝負あり。浦和レディースが3点差から追いつき、PK戦を制して初代女王に輝いた。
三菱重工浦和レッズレディース 3-3 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
【日テレ・ベレーザ】
植木理子(前25、前29)
村松智子(後27)
【浦和レディース】
清家貴子(後30)
安藤梢(後31)
菅澤優衣香(後39)
【PK戦】
1人目:
植木理子○ 左に決める
菅澤優衣香○ 左に決める
2人目:
宇津木瑠美○ 左に決める
塩越柚歩○ 右に決める
3人目:
三浦成美× クロスバーに嫌われる
猶本光○ 左に決める
4人目:
藤野あおば× 左に蹴るもGKがセーブ
清家貴子○ 右に決める
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