1万人超えのJ初”信州ダービー”はゴールレス、いわきがドローに終わり鹿児島が首位浮上【明治安田J3第9節】
2022.05.15 21:22 Sun
明治安田生命J3リーグ第9節の9試合が、15日に各地で行われた。
長野UスタジアムではJリーグの舞台で初となる、AC長野パルセイロvs松本山雅FCの"信州ダービーが"行われた。5位の長野と2位の松本が勝ち点「3」差で迎えた一戦はチケット完売。J3今季最多となる1万3244人の大観衆のもとで火花を散らした。
前半はアウェイの松本が菊井のミドルなどで攻勢を強め、37分には自らの仕掛けで得たFKを横山が直接狙う。3分後にもファーへ逃げる動きでフリーとなった横山が右からのクロスに至近距離で合わせるも、枠を捉えられなかった。
ゴールレスで折り返した後半は長野も古巣対戦となる宮阪のキックなどから好機を見いだすが、決定的とまでいえる場面を作り出せず。終盤にはサイド攻撃を軸に猛攻を仕掛け、90分には宮阪のFKからこちらも古巣対戦となる山本が惜しいヘディングを放つも、最後まで互いにゴールを奪えぬままタイムアップ。勝ち点「1」を分け合っている。
前節、福島ユナイテッドFCとのダービーを制し、J初の首位に立ったいわきFCは、本拠地Jヴィレッジスタジアムに8位の藤枝MYFCを迎えた。
59分には有馬がPKを沈めてリードを広げたいわきだったが、66分に自陣ボックス右外でFKを与えてしまい、ニアでクリアを試みた岩渕がオウンゴールを献上。1点差に詰め寄られると、その6分後にはカウンターから押谷にゴールを許し、あっという間に同点とされてしまう。
後半のアディショナルタイムにはクロスから鈴木に決定機が訪れるが決め切れず、試合終了。ドローに終わり、首位の座を明け渡すこととなった。
一方、ダービーに敗れて4位へ後退した福島は、アウェイで16位・ガイナーレ鳥取と対戦。今季初黒星からのリバウンドメンタリティが試される一戦で、攻撃力が爆発した。
13分、福島は左からのCKを獲得すると、北村のキックが中央で堂鼻と新井の競り合いからファーへ流れて高橋がプッシュ。幸先良く先制に成功した。さらにその5分後には、再び北村の左足から追加点。ボックス手前左でFKを得ると、ピンポイントのクロスに大武がドンピシャのヘディングをたたき込んでリードを広げた。
34分には長野が自ら得たPKを沈め、68分には高橋がこの日2点目を記録して大量4点を奪取。守ってもクリーンシートを達成し、4-0の圧勝で2位へ浮上している。
首位へ浮上したのはFC今治とのアウェイゲームを制した鹿児島ユナイテッドFC。前半は中川にネットを揺らされるもオフサイドの判定に救われ、米澤やロメロ・フランクが決定機を迎えるも決め切れず、ゴールレスで終えた。
後半に入って迎えた61分に左CKを得ると、木村のクロスをニアで有田がそらし、広瀬がすべり込みながらプッシュ。加入後初ゴールが決勝点となり、1-0で鹿児島が勝利を収めている。
また、今節から横山監督が指揮を執る14位・FC岐阜は、8分に石津が先制点を挙げ、83分には藤岡が試合を決定づける2試合連続ゴールを奪取。15位・SC相模原を2-0で下し、新体制初戦をものにしている。
◆第9節
▽5月15日(日)
いわきFC 2-2 藤枝MYFC
アスルクラロ沼津 1-1 愛媛FC
ガイナーレ鳥取 0-4 福島ユナイテッドFC
FC今治 0-1 鹿児島ユナイテッドFC
テゲバジャーロ宮崎 0-0 カマタマーレ讃岐
ヴァンラーレ八戸 1-0 ギラヴァンツ北九州
カターレ富山 5-1 Y.S.C.C.横浜
AC長野パルセイロ 0-0 松本山雅FC
FC岐阜 2-0 SC相模原
長野UスタジアムではJリーグの舞台で初となる、AC長野パルセイロvs松本山雅FCの"信州ダービーが"行われた。5位の長野と2位の松本が勝ち点「3」差で迎えた一戦はチケット完売。J3今季最多となる1万3244人の大観衆のもとで火花を散らした。
ゴールレスで折り返した後半は長野も古巣対戦となる宮阪のキックなどから好機を見いだすが、決定的とまでいえる場面を作り出せず。終盤にはサイド攻撃を軸に猛攻を仕掛け、90分には宮阪のFKからこちらも古巣対戦となる山本が惜しいヘディングを放つも、最後まで互いにゴールを奪えぬままタイムアップ。勝ち点「1」を分け合っている。
前節、福島ユナイテッドFCとのダービーを制し、J初の首位に立ったいわきFCは、本拠地Jヴィレッジスタジアムに8位の藤枝MYFCを迎えた。
いわきは20分、藤枝のビルドアップに対して前線から圧力を掛けてミスを誘発する。河上のマイナスのパスがボックス手前右の古川のもとへ流れると、古川はボールを流しながら前を向き、左足でのコントロールショットを左隅に沈めた。
59分には有馬がPKを沈めてリードを広げたいわきだったが、66分に自陣ボックス右外でFKを与えてしまい、ニアでクリアを試みた岩渕がオウンゴールを献上。1点差に詰め寄られると、その6分後にはカウンターから押谷にゴールを許し、あっという間に同点とされてしまう。
後半のアディショナルタイムにはクロスから鈴木に決定機が訪れるが決め切れず、試合終了。ドローに終わり、首位の座を明け渡すこととなった。
一方、ダービーに敗れて4位へ後退した福島は、アウェイで16位・ガイナーレ鳥取と対戦。今季初黒星からのリバウンドメンタリティが試される一戦で、攻撃力が爆発した。
13分、福島は左からのCKを獲得すると、北村のキックが中央で堂鼻と新井の競り合いからファーへ流れて高橋がプッシュ。幸先良く先制に成功した。さらにその5分後には、再び北村の左足から追加点。ボックス手前左でFKを得ると、ピンポイントのクロスに大武がドンピシャのヘディングをたたき込んでリードを広げた。
34分には長野が自ら得たPKを沈め、68分には高橋がこの日2点目を記録して大量4点を奪取。守ってもクリーンシートを達成し、4-0の圧勝で2位へ浮上している。
首位へ浮上したのはFC今治とのアウェイゲームを制した鹿児島ユナイテッドFC。前半は中川にネットを揺らされるもオフサイドの判定に救われ、米澤やロメロ・フランクが決定機を迎えるも決め切れず、ゴールレスで終えた。
後半に入って迎えた61分に左CKを得ると、木村のクロスをニアで有田がそらし、広瀬がすべり込みながらプッシュ。加入後初ゴールが決勝点となり、1-0で鹿児島が勝利を収めている。
また、今節から横山監督が指揮を執る14位・FC岐阜は、8分に石津が先制点を挙げ、83分には藤岡が試合を決定づける2試合連続ゴールを奪取。15位・SC相模原を2-0で下し、新体制初戦をものにしている。
◆第9節
▽5月15日(日)
いわきFC 2-2 藤枝MYFC
アスルクラロ沼津 1-1 愛媛FC
ガイナーレ鳥取 0-4 福島ユナイテッドFC
FC今治 0-1 鹿児島ユナイテッドFC
テゲバジャーロ宮崎 0-0 カマタマーレ讃岐
ヴァンラーレ八戸 1-0 ギラヴァンツ北九州
カターレ富山 5-1 Y.S.C.C.横浜
AC長野パルセイロ 0-0 松本山雅FC
FC岐阜 2-0 SC相模原
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