「君は夢見る者の模範」 ユーベ退団キエッリーニに元戦友デル・ピエロから労いの言葉

2022.05.14 10:15 Sat
1 2
関連ニュース

両守護神が活躍のローマとユベントスは譲らずドロー、ミランのCL出場が決定【セリエA】

セリエA第35節、ローマvsユベントスが5日に行われ、1-1で引き分けた。 前節ナポリとの太陽ダービーを2-2の引き分けに持ち込んだ5位ローマ(勝ち点59)は、3日前に行われたヨーロッパリーグ(EL)ではレバークーゼン相手にホームで0-2の敗戦。翌木曜には2ndレグを控え、逆転での2季連続決勝進出を目指す中、セリエAでは来季のCL出場圏内の5位をキープするべく主力を起用。バルダンツィがルカク、ディバラと共に3トップを形成した。 一方、前節ミランにゴールレスドローに持ち込まれた3位ユベントス(勝ち点65)は勝利すればCL出場権獲得が決まる中、ベストメンバーで臨み、ヴラホビッチとキエーザの2トップで挑んだ。 開始3分にキエーザがカットインシュートで牽制したユベントスが7分、最初の決定機を迎える。高い位置でボールを奪った流れからキエーザのラストパスを受けたボックス内のヴラホビッチがシュートに持ち込んだが、枠を捉えきれなかった。 ひやりとしたローマは11分、アンヘリーニョの左クロスからクリステンセンのヘディングシュートがバーに直撃した中、押し込む展開を続けると、15分に先制する。右サイドをバルダンツィ、ディバラで崩すと、クリスタンテのシュートのルーズボールをルカクが押し込んだ。 失点を受けて圧力を弱めたローマに対し、ユベントスは31分に追いつく。CKの流れからキエーザの右クロスをブレーメルがヘッドで合わせた。 同点とされて以降はローマが再びハーフコートゲームとし、ディバラが直接FKでゴールに迫る場面を2度作ったが、1-1のまま前半を終えた。 迎えた後半、開始1分過ぎにキエーザの左足ミドルが右ポストに直撃したユベントスが押し込む入りとした中、62分にもキエーザがカットインシュートで牽制。 さらにラビオのミドルでGKスヴィラールを強襲した中、ローマもすかさず反撃。67分、バルダンツィの突破からペッレグリーニが決定的なシュートを浴びせれば、直後のCKの流れからクリステンセンがボレーでゴールに迫ったが、ユベントス懸命のディフェンスに阻まれた。 その後はローマの攻勢が強まった中、ユベントスは79分にロカテッリのボレーで牽制。ここからユベントスが終盤にかけて盛り返し、88分には決定機。しかしCKからケアンのヘディングシュートが枠を捉えるもGKスヴィラールの好守に阻まれた。 追加タイムにはエイブラハムに絶好機があった中、こちらはGKシュチェスニーの好守に阻止され1-1で決着。両守護神の活躍で勝ち点1を分け合っている。 ローマが引き分けたことにより2位ミランの5位以上が確定。来季のCL出場権を獲得している。 2024.05.06 05:48 Mon

ユナイテッドがラビオへの関心を再燃? ユベントスとの契約交渉が停滞中

マンチェスター・ユナイテッドがフランス代表MFアドリアン・ラビオ(28)への関心を再燃させているようだ。 ラビオは2019年夏にユベントスへ加入して以来、主力としてプレー。しかし、クラブが慢性的な財政難に悩まされていたことから、昨夏には契約満了で退団する可能性があり、ユナイテッドが移籍先の候補となっていた。 結局、ラビオはユベントスと1年の契約延長を決断して残留。今季も公式戦31試合4ゴール3アシストの成績を残すなど、変わらぬ存在感を示している。 しかし、ラビオは今夏に再び契約満了が迫っている中で、クラブとの交渉は難航中。ラビオ側が現在受け取る年俸750万ユーロ(約12億6000万円)のままで長期契約を望んでいるのに対して、クラブ側は短期契約か減俸を希望と報じられている。 そんな中、イギリス『デイリー・メール』によるとユナイテッドが今夏の移籍市場で再びラビオ獲得に動く可能性があるようだ。プレミアリーグで6位と思うようなシーズンを送れていないユナイテッドは、今夏の移籍市場で中盤の補強を優先事項の一つに定めているという。 昨年と同じくラビオの決断次第となるが、ユベントスとの交渉がこのまま平行線をたどるようなら、ユナイテッド加入の可能性も高まっていくと考えられる。 2024.05.03 18:10 Fri

【セリエA第35節プレビュー】3位ユベントスと5位ローマによるCL出場権争い

前節は3位ユベントスと2位ミランによる上位対決が行われ、譲らずゴールレスドロー決着となった。熾烈な来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いが続く中、今節はユベントス(勝ち点65)と5位ローマ(勝ち点59)が激突する。 ユベントスは前節ミラン戦、押し込む展開としながらも相手GKスポルティエッロの牙城を崩せず勝ち点1獲得に留まった。これで3戦連続ドローと長い足踏みが続くが、同じくCL出場を争うライバルのローマ相手に勝ち点を得られるか。 一方のローマは前節、ナポリとの太陽ダービーに臨み、2-2のドロー。先制する展開から終盤のPK弾で一時逆転された後、FWエイブラハム弾で追いついての引き分けという結果だった。そして木曜に行われたヨーロッパリーグ(EL)ではレバークーゼン相手にホームで0-2の敗戦。無敗を続けるドイツ新王者となった相手に昨季のリベンジを果たされた。翌木曜にはアウェイでの2ndレグを控える中、ユベントスを下して逆転決勝進出を懸けた大一番に向かえるか。 勝利すれば5位以上が確定し、来季のCL出場が決まる2位ミラン(勝ち点70)は12位ジェノア(勝ち点42)と対戦。ユベントス戦ではミラノ・ダービーで退場したDFテオ・エルナンデス、DFカラブリア、累積のDFトモリに加え、試合前のアップ中に守護神のメニャンを欠いた中、引き分けに持ち込んだミラン。緊急出場のスポルティエッロが値千金の活躍を見せた中、主軸守備陣が復帰する今節を確実に制してCL出場権を手中に収めたい。 60年ぶりの欧州最高峰の舞台が間近に迫る4位ボローニャ(勝ち点63)は金曜に10位トリノ(勝ち点46)と対戦。ボローニャは前節、守備を固めてきたウディネーゼを崩せず先制された中、後半半ばにDFベウケマが退場。10人となってしまったが、MFサーレーマケルスの意表を突く直接FK弾で同点に持ち込んだ。価値ある勝ち点1を獲得した中、ユベントスとローマが潰し合う今節は好機。一気に3位浮上なるか。 1試合消化が少ない中、5位ローマを2ポイント差で追う6位アタランタ(勝ち点57/1試合未消化)は月曜に前節降格の決まったサレルニターナ(勝ち点15)と対戦。アタランタは前節エンポリ戦、コッパ準決勝後でMFコープマイネルスやFWデ・ケテラエルら主軸をベンチスタートとした中、2-0の勝利。選手層の厚さを示した中、木曜に行われたEL準決勝マルセイユ戦は敵地で1-1のドローと上々の結果を手にした。シーズン最終盤にかけて着実に力を伸ばしてきたアタランタとしてはターンオーバーを図って勝利を手にし、マルセイユとの2ndレグに臨みたい。 MF鎌田の存在感が増す7位ラツィオ(勝ち点55)は11位モンツァ(勝ち点44)と対戦。前節ヴェローナ戦もボランチで攻守に活躍を見せた鎌田は引き続きスタメン予想。連勝としてローマ、アタランタにプレッシャーをかけていきたい。 ◆セリエA第35節 ▽5/3(金) 《27:45》 トリノvsボローニャ ▽5/4(土) 《25:00》 モンツァvsラツィオ 《27:45》 サッスオーロvsインテル ▽5/5(日) 《19:30》 カリアリvsレッチェ 《22:00》 エンポリvsフロジノーネ ヴェローナvsフィオレンティーナ 《25:00》 ミランvsジェノア 《27:45》 ローマvsユベントス ▽5/6(月) 《25:00》 サレルニターナvsアタランタ 《27:45》 ウディネーゼvsナポリ 2024.05.03 18:01 Fri

31歳コスティッチにプレミアから関心、ユベントスの価格設定は比較的安価か

ユベントスのセルビア代表MFフィリップ・コスティッチ(31)にプレミアリーグ挑戦が浮上だ。 長谷部誠や鎌田大地と共闘したフランクフルト時代に株を上げたコスティッチ。左サイドを定位置に世界最高峰のクロッサーとして認知されるようになり、2021-22シーズンはヨーロッパリーグ(EL)を制している。 EL制覇によって30歳目前で“旬”な選手になると、翌季からユベントスへ完全移籍。ただ、置かれている立場は微妙…今季まで2シーズン、左サイドの1番手を張るも、クラブは昨夏に続いて今夏も売却を考慮しているという。 ユーベのお膝元トリノに本社を置く『トゥットスポルト』によると、クラブは1000万ユーロ(約16億7000万円)という値札を設定。そこに対し、“左利きの左ウインガー”を求めるクリスタル・パレスのオリバー・グラスナー監督が獲得リクエストを出しているとのことだ。 グラスナー監督は21-22シーズンのフランクフルトでコスティッチと共にEL制覇。フットボーラーとして脂が乗ってきた同選手をより決定的な存在に押し上げた、恩師と言っても良い存在だ。 C・パレスは主軸アタッカー2枚、イングランド代表MFエベレチ・エゼ(25)とフランス人MFマイケル・オリーズ(22)の今夏売却を余儀なくされる可能性があり、その補充計画も不可欠。コスティッチは2人と異なりベテランだが、グラスナー監督は使い方を熟知する。 現状、ユベントスがコスティッチ売却を決断する可能性は、決して低くないとみられている。 2024.05.02 13:30 Thu

有望FWザークツィーを巡りミラン、ユーベが争奪戦…アーセナルもギアを上げるか

ボローニャのオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(22)を巡って三つ巴の争いが繰り広げられるようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。 ファーストチームデビューを飾ったバイエルンを離れ、加入2年目のボローニャで本格開花の兆しを見せているザークツィー。今シーズンここまでセリエAで11ゴール5アシストのストライカーには、イタリア国内のみならず国外のビッグクラブも関心を寄せている。 2022年夏にザークツィーをボローニャへ売却したバイエルンは、4000万ユーロ(約67億4000万円)での買い戻しオプションと転売時の40%が得られる契約を交わしているが、イングランド代表FWハリー・ケイン(30)が前線に君臨しており、オプション行使の可能性は低いと見られている。 他クラブが獲得に動く場合、現時点では移籍金5000万ユーロ(約84億3000万円)に加えてボーナスが必要な見込み。しかし、ここからさらに高騰していく気配もあるという。 そんなザークツィー獲得に向け先手を打ったのはミラン。さらにユベントスとアーセナルが巻き返しているようだが、ここに加わっていたインテルはすでに脱落気味とのことだ。 フランス代表FWオリヴィエ・ジルー(37)のロサンゼルスFC移籍が決定的なミランは、センターフォワードの獲得が優先事項。4500〜5000万ユーロ(約75億8000万〜84億3000万円)なら投じられる予定で、実現すればクラブ史上最高額のストライカーとなる。 また、ミランはベルギー代表MFアレクシス・サーレマーケルス (24)を1000万ユーロ(約16億9000万円)の買い取りオプション付きでボローニャに貸し出し中。ザークツィー獲得の交渉材料になりうるようだ。 一方で、ザークツィーにセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチとのローテーションや共存を期待しているというユベントスは、ここ数週間の接触により本格的に獲得へ向かっているとのこと。テクニカル・ディレクター(TD)のクリスティアーノ・ジュントリ氏は、将来性の低い選手に高年俸を与えるより、タレント性のある選手に資金を費やしたい考えだ。 イタリア代表FWモイゼ・ケアン(24)やポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリク(30)が放出候補で、実現すれば人件費に余裕が生まれる見込み。ボローニャのチアゴ・モッタ監督(41)の招へいに成功すれば、ザークツィー獲得に向けたさらなる追い風にもなる。 なお、ザークツィーがイタリアでのプレー継続を望んでいることから、アーセナルはこのレースにおいて不利な状況にあるが、ユベントスとミランに競り勝つためギアを上げる模様。プレミアリーグでのプレースタイルや、ミケル・アルテタ監督と共に世界最高峰の舞台でプレーできることを押し出していくことになるという。 2024.05.01 21:47 Wed