A・カイキ弾に上田2発の鹿島が磐田撃破で首位堅持! 2位川崎Fと暫定5pt差に【明治安田J1第11節】
2022.05.03 17:08 Tue
明治安田生命J1リーグ第11節の1試合が3日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、ホームの鹿島アントラーズが3-1でジュビロ磐田を下した。
前節のセレッソ大阪戦を3試合ぶりの白星で飾り、首位に再浮上した鹿島。2試合ぶりのホーム戦となる今節、7試合ぶりの白星で4試合負けなしを続ける12位の磐田を迎え撃った。
首位堅持を目指す鹿島は前節から1選手のみを変更するにとどめ、ブエノの代わりにアルトゥール・カイキを起用。さらに勢いづきたい磐田は前節を同じ11選手を送り出した。
1996〜2002年までJリーグのタイトルを分け合い、かつてナショナルダービーとも呼ばれた両者の一戦は鹿島が早々に鈴木がフィニッシュに持ち込むなど、序盤から良いリズムで押し込む形を作り出していく。
磐田も我慢強く反撃の機会をうかがい、半ばまで0-0のスコアを続けるが、鹿島がセットプレーから崩す。29分、右CKから樋口の右足キックにアルトゥール・カイキが伊藤の頭上からヘディングで合わせた。
攻守のメリハリでも鹿島に上回られ、劣勢を強いられた磐田はハーフタイム明けから杉本、松本を下げて、ファビアン・ゴンザレス、大津を投入。遠藤中心のポゼッションスタイルを押し出し、反撃に出る。
2点リードの鹿島は受ける時間が増え始めるが、61分にボックス内でファビアン・ゴンザレスにボールを持たれ、GKクォン・スンテが出し抜かれた場面も樋口の好カバーで凌ぐなど、守りでも集中を切らさない。
68分にも山本康裕とジャーメイン良も送り込み、仕掛ける磐田はその直後にGKクォン・スンテのパントキックをファビアン・ゴンザレスが出した足に当てると、それがネットを揺らすが、主審に認められない。
それでも、磐田は69分の右CKからキッカーの遠藤がショートコーナーを選択すると、山本康裕がバイタルエリア右から浮き球パスを供給。ファーサイドのファビアン・ゴンザレスが頭で合わせ、1点を返す。
ところが、鹿島は出場停止処分明けのディエゴ・ピトゥカとファン・アラーノの投入に動くと、78分にバイタルエリアでパスを受けた上田がボックス左に流れながら前を向き、左足フィニッシュをねじ込んだ。
再び2点差を追う磐田は反攻に転じ、90分に三竿と入れ替わる形でボックスに抜け出したファビアン・ゴンザレスが背後から関川のコンタクトを受けて倒れたが、ファウルを認められず、VARでも覆らない。
後半に入り、受けに回る時間も多かった鹿島だが、上田の今季7ゴール目となるスーパーな一撃もあって落ち着いて進め、リーグ戦2連勝。今節の戦いを残す2位川崎フロンターレを5ポイント差に突き放した。
鹿島アントラーズ 3-1 ジュビロ磐田
【鹿島】
アルトゥール・カイキ(前29)
上田綺世(前35、後33)
【磐田】
ファビアン・ゴンザレス(後26)
前節のセレッソ大阪戦を3試合ぶりの白星で飾り、首位に再浮上した鹿島。2試合ぶりのホーム戦となる今節、7試合ぶりの白星で4試合負けなしを続ける12位の磐田を迎え撃った。
1996〜2002年までJリーグのタイトルを分け合い、かつてナショナルダービーとも呼ばれた両者の一戦は鹿島が早々に鈴木がフィニッシュに持ち込むなど、序盤から良いリズムで押し込む形を作り出していく。
磐田も我慢強く反撃の機会をうかがい、半ばまで0-0のスコアを続けるが、鹿島がセットプレーから崩す。29分、右CKから樋口の右足キックにアルトゥール・カイキが伊藤の頭上からヘディングで合わせた。
アルトゥール・カイキの2戦連発となるゴールでリードした鹿島はさらに攻め立て、上田が追加点。35分、鈴木の絶妙なスルーパスで相手最終ラインの背後を抜け出し、ボックス右から左足でネットを揺らす。
攻守のメリハリでも鹿島に上回られ、劣勢を強いられた磐田はハーフタイム明けから杉本、松本を下げて、ファビアン・ゴンザレス、大津を投入。遠藤中心のポゼッションスタイルを押し出し、反撃に出る。
2点リードの鹿島は受ける時間が増え始めるが、61分にボックス内でファビアン・ゴンザレスにボールを持たれ、GKクォン・スンテが出し抜かれた場面も樋口の好カバーで凌ぐなど、守りでも集中を切らさない。
68分にも山本康裕とジャーメイン良も送り込み、仕掛ける磐田はその直後にGKクォン・スンテのパントキックをファビアン・ゴンザレスが出した足に当てると、それがネットを揺らすが、主審に認められない。
それでも、磐田は69分の右CKからキッカーの遠藤がショートコーナーを選択すると、山本康裕がバイタルエリア右から浮き球パスを供給。ファーサイドのファビアン・ゴンザレスが頭で合わせ、1点を返す。
ところが、鹿島は出場停止処分明けのディエゴ・ピトゥカとファン・アラーノの投入に動くと、78分にバイタルエリアでパスを受けた上田がボックス左に流れながら前を向き、左足フィニッシュをねじ込んだ。
再び2点差を追う磐田は反攻に転じ、90分に三竿と入れ替わる形でボックスに抜け出したファビアン・ゴンザレスが背後から関川のコンタクトを受けて倒れたが、ファウルを認められず、VARでも覆らない。
後半に入り、受けに回る時間も多かった鹿島だが、上田の今季7ゴール目となるスーパーな一撃もあって落ち着いて進め、リーグ戦2連勝。今節の戦いを残す2位川崎フロンターレを5ポイント差に突き放した。
鹿島アントラーズ 3-1 ジュビロ磐田
【鹿島】
アルトゥール・カイキ(前29)
上田綺世(前35、後33)
【磐田】
ファビアン・ゴンザレス(後26)
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