レーティング:マンチェスター・ユナイテッド 1-1 チェルシー《プレミアリーグ》

2022.04.29 05:50 Fri
Getty Images
プレミアリーグ第37節、マンチェスター・ユナイテッドvsチェルシーが28日にオールド・トラッフォードで行われ、1-1のドローに終わった。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
PR
▽マンチェスター・ユナイテッド採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
1 デ・ヘア 6.0
前半にハヴァーツとの一対一で見事な対応を見せるなど、個人としては安定したゴールキーピングを見せた
DF
20 ジオゴ・ダロト 5.0
個人のところではまずまず守れていたが、チームの機能性の問題で後手の対応が目立った。マイボール時は精度、工夫が足りなかった

2 リンデロフ 5.5
前半はハヴァーツの対応に苦戦を強いられたが、試合を通しては大きなミスなく最少失点に貢献

19 ヴァラン 5.5
まだまだ本調子とはいかないが、リンデロフと共に粘りの対応で相手の攻撃に応対。要所での判断力は秀逸
27 アレックス・テレス 5.0
前半はジェームズとマウントらの対応で大苦戦。頭の中の処理が追い付かなかったか、軽率な対応、判断が目立った。後半は若干盛り返した

MF
36 エランガ 5.5
前半は右サイド、後半は左サイドでプレー。劣勢のテレスをサポートするなど守備面では良く戦った。その煽りで攻撃面では良さを出すまでには至らず

(→ガルナチョ -)
17歳でトップチームデビュー

39 マクトミネイ 5.0
カンテとジョルジーニョのコンビを相手に劣勢に。ハードワークはこなしていたが、ポジショニング、プレー判断でクオリティ不足を露呈

18 ブルーノ・フェルナンデス 5.0
前半は幾つからしいプレーを見せていたが、期待された攻撃面ではキレのなさや精度の問題で相手の堅守を前に沈黙

31 マティッチ 6.0
見事な浮き球パスで同点ゴールをお膳立て。守備では各所で水漏れが目立つところを関心的にカバーしたが、加齢によって最後まではもたなかった

(→フィル・ジョーンズ 5.5)
投入後は無難なプレーで相手に勝ち越しを許さず

10 ラッシュフォード 4.5
攻守両面で覇気のないパフォーマンスに終始。チャンスが巡ってきた中で何かアピールしようという気迫がなく、アリバイの守備やリスクを負わないプレーがほとんどだった

(→マタ 6.0)
出番が限られる中、恐らく最後になりそうなオールド・トラッフォードで攻守に躍動感を示した

FW
7 クリスティアーノ・ロナウド 6.5
値千金の同点ゴール。苦手としていたチェルシー相手のリーグ戦で12試合目にして初ゴール。求められた少ない決定機において集中力を発揮した

監督
ラングニック 5.0
相手の決定力不足にも救われて何とか3連敗を阻止。後任監督が決定したことで、笛吹けども踊らずの状況か

▽チェルシー採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
16 メンディ 5.5
失点場面はノーチャンス。それ以外に大きなピンチはなく無難にゴールを守った

DF
28 アスピリクエタ 5.5
失点場面ではラインを上げ切れなかったが、先制点の起点として絡むなど、攻守両面で及第点の出来

6 チアゴ・シウバ 6.0
同世代のC・ロナウドと細かい駆け引きを見せた。1失点を喫したが、個人としては攻守両面でいつも通りの安定感を示した

2 リュディガー 5.5
退団確定後初めての試合で注目が集まった中、負傷明けということもあり、普段に比べてプレーに粗さが散見された

MF
24 リース・ジェームズ 7.0
ここ最近は3バックの右でのプレーが目立ったが、やはり右ウイングバックがベストポジションと思わせるハイパフォーマンスを披露

5 ジョルジーニョ 6.0
前回対戦ではゴール、失点に絡んで注目を集めたが、今回の試合では的確な立ち位置、正確なパスで中盤をオーガナイズ。良い意味で目立たずに試合を終えた

7 カンテ 6.5
失点に絡む形となったが、試合を通してはリース・ジェームズと共に最も相手の脅威となった。豊富な運動量を生かして守備、攻撃に走り回って良いときのパフォーマンスに近づいた

(→ロフタス=チーク -)

3 マルコス・アロンソ 6.5
3年前にもゴールを決めた相性が良いスタジアムで鮮烈なボレーシュートを叩き込んだ。得点以外ではそこまで効果的なプレーはなかったが、攻守にまずまずの出来だった

FW
19 マウント 6.5
決定的な仕事はできなかったが、チームの多くの決定機に絡んだ。相手の守備に対して常に嫌がることを考えながらクレバーなプレーを見せつつ、守備の部分でもタフさを見せた

11 ヴェルナー 5.5
2トップではなく1トップでのプレーとなった影響もありなかなか決定機に絡めなかった。それでも、利他的なプレーや守備と最低限の仕事はこなした

(→プリシッチ 5.0)
前節のウェストハム戦のような活躍が期待されたが、相手のシステム変更の影響もあって見せ場を作れず

29 ハヴァーツ 5.0
結果的にマルコス・アロンソの先制点をお膳立てしたが、前半の3度の決定機の内のいずれかを決めていれば、難なく勝てた試合だったと言わざるを得ない

(→ルカク 5.0)
古巣相手にブーイングを悲鳴に変えたかったが、こじんまりしたパフォーマンスに留まった

監督
トゥヘル 5.5
試合を通して相手を圧倒も、ハヴァーツが前半の内にゴールを決めていればという消化不良の一戦に

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
リース・ジェームズ(チェルシー)
負傷明けを感じさせない躍動感のあるパフォーマンスでユナイテッド守備に最も脅威を与え続けた。80分のポスト直撃のシュートを決められず、ヒーローにはなり損ねたが、文句なしのベストプレーヤーだった。

マンチェスター・ユナイテッド 1-1 チェルシー
【マンチェスター・ユナイテッド】
C・ロナウド(後17)
【チェルシー】
マルコス・アロンソ(後15)

PR
関連ニュース

【プレミアリーグ第37節プレビュー】優勝左右するユナイテッドvsアーセナル! シティ&リバプールは曲者と対峙

先週末に行われた第36節はアーセナル、マンチェスター・シティの2強が揃って快勝。さらに、リバプールもトッテナムとのビッグマッチを制し、残り2節での逆転優勝にわずかな望みを繋いだ。 ヨーロッパ主要リーグの優勝チームが続々決定するも、依然として混迷極まる覇権争いが続くプレミアリーグは延期分を除き残り2節となった。そういった中、今節はマンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルのビッグマッチを含め3強がいずれもタフな相手と対戦。タイトルレースを左右する一節となりそうだ。 首位のアーセナルは前節、曲者ボーンマス相手に幸運な2つの判定もありながらも勝ち点3に相応しいパフォーマンスをみせ、3-0の快勝を収めた。これでリーグ4連勝を達成し、最終盤に急失速した昨季の教訓を見事に生かしてリーグテーブルの最上位をキープ。悲願のリーグ制覇は1試合未消化で1ポイント差のシティ次第ではあるものの、チームとして残り2試合を勝ち切って天命を待ちたい。 その悲願達成へ最後の障害となるのが、難所オールド・トラッフォードで行われる赤い悪魔との今季最後のアウェイゲームだ。シティ戦を除き今季ビッグ6相手のホームゲームで負けていない難敵との一戦において、勝ち点3を持ち帰るためにはチームとしての勝負強さが試されることになる。 一方、優勝争いを左右する立場となる8位のユナイテッド。宿敵シティとのFAカップ決勝を残しており、その優勝でヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得は可能だが、リーグ戦で何とかより上位でフィニッシュしたい。とりわけ、前節はクリスタル・パレス相手に敵地で0-4の惨敗を喫しており、怒れるホームサポーターの前でリバウンドメンタリティを示したい。なお、テン・ハグ監督の今季限りでの解任が既定路線として報じられるなど苦境が続くチームだが、DFマルティネスとFWラッシュフォードの主力2選手のチームトレーニング復帰という朗報も届いている。 宿敵のアシストを期待しつつ、今節の首位浮上を目指すシティは、13位のフルアム相手に今季最長の7連勝を目指す。前節、前回対戦で敗れたウォルバーハンプトン相手にFWハーランドの圧巻4ゴールによって5-1とリベンジを果たしたグアルディオラのチーム。今回の対戦相手はそのノルウェー代表FWが前回対戦でハットトリックを達成したお得意様だけに、勝ち点3と共に大量得点を奪って得失点差にもこだわった戦いを見せたい。 今節はマンデーナイト開催となる3位のリバプールは、前述の2強の結果次第で優勝の可能性が潰えた状況での戦いとなるが、クロップ体制で最後のアウェイゲームとなる4位のアストン・ビラとの上位対決で連勝を狙う。前節のトッテナム戦はMF遠藤航ら主力を下げた後半半ば以降の連続失点で冷や汗をかいたが、FWサラー、FWガクポ、MFエリオットの3選手がいずれも1ゴール1アシストを記録するなど攻撃陣の久々の爆発で4-2の快勝。リーグ3戦ぶりの白星を手にした。そのスパーズ戦から中7日と休養十分で臨むビラ・パークでの試合では相手を圧倒するパフォーマンスを期待したい。 対するアストン・ビラは、カンファレンスリーグ(ECL)準決勝敗退に、今季初の公式戦3連敗という苦境の中で難敵をホームで迎え撃つ。前節、不調のブライトンに0-1で敗れて7戦ぶりの白星を献上したエメリのチームは、2-4からの逆転を目指したオリンピアコスとの2ndレグでも0-2で敗戦した。チーム久々のタイトル獲得の可能性が潰えた中、残り2試合ではトップ4死守に全力を注ぐ構えだ。1試合未消化の5位トッテナムとのポイント差は「7」だが、シティとの延期分を引き分けで終えた場合、7ポイントを積む可能性は十分あり、且つ自分たちの最終節は絶好調のクリスタル・パレスとのアウェイゲームという点を考えると、何とか今回のリバプール戦で勝ち点を拾いたい。 リバプールのアシストを期待しつつ、わずかに残された逆転トップ4へ望みを繋ぎたいトッテナムは、19位のバーンリーとホームで対戦する。今季初の4連敗と最終盤に入って絶不調のポステコグルーのチームだが、前節の後半終盤はFWリシャルリソンを中心に久々に躍動感のあるパフォーマンスを見せており、その流れを今回の一戦に生かしたい。引き分け以下で1年での降格が決定する相手に対して、大量得点を挙げることができれば、翌々日に試合を行うアストン・ビラにより大きな重圧もかけられる。 逆転でのヨーロッパ出場権獲得を目指す7位のチェルシーは、勝利で自力残留を決められる17位のノッティンガム・フォレストとのタフなアウェイゲームに臨む。前節、絶不調のウェストハムとのダービーをFWジャクソンの2ゴールの活躍などで完勝したブルーズ。これでダービー連勝を飾ったチームは、FWエンクンクやDFグストといった一部主力も戦列に復帰。良いチーム状態で3連勝を目指すアウェイゲームに臨めるはずだ。 同じく熾烈なEL出場権争いに身を置く6位のニューカッスルは、週中にマンチェスター・ユナイテッドとのシックスポインターを控える中、11位のブライトン相手に3連勝を目指す。直近2試合では降格圏のシェフィールド・ユナイテッド、バーンリーにいずれも4ゴール以上を挙げて大勝しており、その攻撃力を生かして押し切りたい。 その他ではDF橋岡大樹を擁する18位のルートン・タウンと、モイーズ体制でのホームラストゲームを戦う9位のウェストハムが対峙する一戦にも注目だ。 ◆プレミアリーグ第37節 ▽5/11(土) 《20:30》 フルアム vs マンチェスター・シティ 《23:00》 ボーンマス vs ブレントフォード エバートン vs シェフィールド・ユナイテッド ニューカッスル vs ブライトン トッテナム vs バーンリー ウェストハム vs ルートン・タウン ウォルバーハンプトン vs クリスタル・パレス 《25:30》 ノッティンガム・フォレスト vs チェルシー ▽5/12(日) 《24:30》 マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナル ▽5/13(月) 《28:00》 アストン・ビラ vs リバプール 2024.05.11 12:00 Sat

ユナイテッド、アーセナル戦を前にケガ人が練習復帰も新たな離脱者…テン・ハグ監督「昨日マウントが離脱したことを報告する」

マンチェスター・ユナイテッドが、アーセナルとの大一番を前に新たなケガ人を抱えたようだ。クラブ公式サイトが伝えた。 今シーズンは残り3試合で勝ち点54の8位に位置するユナイテッド。順位を上げて来シーズンのヨーロッパの大会に出場したいところだ。 チームはアーセナル、ニューカッスル、ブライトン&ホーヴ・アルビオンと簡単ではない相手と3試合を残しており、25日にはFAカップ決勝も控えている。 そんな中、新たなケガ人が。イングランド代表MFメイソン・マウントが負傷し、アーセナル戦の欠場が確定した。 エリク・テン・ハグ監督はアーセナル戦に向けた記者会見で「残念ながら、昨日、メイソン・マウントが離脱したことを報告しなければならない」とコメント。「彼は日曜日の試合には出場できないことになる」と、アーセナル戦の欠場が確定したという。 また「ルーク・ショーもその過程で挫折を経験した。ただ、まだ希望があり(FAカップ)決勝に出場できるようにするだろう」と、ショーもアーセナル戦では不在になるという。 一方で、トレーニングにはアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスやイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード、ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデス、スコットランド代表MFスコット・マクトミネイが参加した。 トレーニングに復帰した選手については「何人かの選手が戻ってきた。彼らがどう回復したかを見なければならない。ただ、状態はかなり良いと思うし、明日彼らがトレーニングに参加し、日曜日に出場できるかを確認する」とし、最終チェックをして出場可否を決めるようだ。 ただ、リサンドロ・マルティネスについては「まだ準備ができていない」と語り、「プロセスを経るにはもう少し時間が必要だが、とても必死だ」と、アーセナル戦の出場を直訴してきたようだが、慎重に見守るとした。 2024.05.10 23:20 Fri

冨安健洋はユナイテッド戦を欠場か? サカと共にトレーニング不在…アルテタ監督「疑問がある」

20年ぶりのプレミアリーグ優勝に向けて戦っているアーセナル。週末にはマンチェスター・ユナイテッドとの大一番が控えている中、2人の主軸の出場に疑問符がついている。 アーセナルは残り2試合となった中、勝ち点83で首位。2位には勝ち点85でマンチェスター・シティが後を追いかけているが、残り3試合という状況。自力で優勝の可能性があるのは実はシティという構図だ。 そのアーセナルは12日に予定されているプレミアリーグ第37節でアウェイでユナイテッドと対戦するが、2名の出場が疑わしいようだ。 その2人とは、日本代表DF冨安健洋とイングランド代表FWブカヨ・サカ。2人は10日のトレーニングにいなかったという。 試合に向けた記者会見でミケル・アルテタ監督は冨安とサカについて質問を受けると、状態について言及した。 「明日になれば解決できるような疑問がいくつかある。というのも、まだトレーニングがあるからだ。出した名前の選手には疑問がある」 冨安は左サイドバックとして公式戦4試合連続先発中。チェルシーやトッテナムといった大一番でも安定したパフォーマンスを見せていた。 サカもこれまでプレミアリーグ34試合に出場し16ゴール9アシストを記録と、チームの優勝争いを牽引していた。 2024.05.10 22:58 Fri

「ただ、タイトルが欲しい」冨安健洋が持つプレミア優勝への思い、安定感抜群の最終ラインへ「僕もその一員になりたい」

アーセナルの日本代表DF冨安健洋が、プレミアリーグ優勝に向けて意気込みを語った。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えた。 2021年夏にアーセナルに加わった冨安。ミケル・アルテタ監督の下ですぐに信頼を勝ち得ることに。1年目は右サイドバックのレギュラーとしてプレーしていたが、シーズン終盤に負傷離脱。2年目は左サイドバックの控えがメインとなっていた中、またしてもシーズン中に離脱するなど、安定したパフォーマンスの一方でケガにも苦しむこととなった。 2年目も優勝争いをしていたが、シーズン終盤に冨安を含めてケガ人が相次ぎ失速。2位に終わった中、3年目の今シーズンは最後まで優勝を争っている状況だ。 今シーズンの冨安は左サイドバックでプレーすることに。シーズン当初はケガの影響で出遅れたが、徐々に出場時間を増やしポジションを確保。しかし、その矢先にまたしても負傷離脱。アジアカップ前に長期間不在となったが、アジアカップで復帰。しかし、そのアジアカップでも負傷してしまい、復帰が遅れた。 シーズン最終盤でやっと復帰した冨安は、直近の公式戦4試合連続で先発出場。チャンピオンズリーグ(CL)のバイエルン、リーグ戦のチェルシー、トッテナムとビッグマッチでも安定したプレーを見せている。 今季は残り2試合となったアーセナル。週末にはマンチェスター・ユナイテッドとの大一番が控えており、優勝のためには残り2連勝が必須。冨安は、最近の安定ぶりについてブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイス、フランス代表DFウィリアム・サリバ、元イングランド代表DFベン・ホワイトと最終ラインを共に形成する3名のプレーぶりが影響しているとした。 「2人のセンターバック、ガビとサリバはとても安定しています。そしてベンも同様です」 「彼らのおかげで、僕たちは何度もクリーンシートを達成できました。僕はその一員になりたいです。オールド・トラッフォードでも無失点を目指して頑張ります」 アウェイでの大事な試合。簡単なゲームになることはいつもないが、タイトルのためには勝利が必要。冨安は、なんとしてもプレミアリーグのタイトルを獲得したいと意気込んだ。 「勝ち点3を奪うのは難しい場所なので、簡単な試合ではないのは明らかです。でも、僕たちは自信を持っていますし、勝ち点3を獲得するつもりです」 「もしタイトルを獲得できれば、僕たちは幸せになるでしょう。他には何も入りません。ただ、タイトルが欲しいだけです」 「僕にとって、このタイトルレースに関わる機会はあまりなかったので、今回参加できるのがとても嬉しいです。目の前にチャンスがあるならば、それを掴みに行かなければなりません」 また、今シーズンも続いてしまった負傷離脱についても言及。アジアカップ後の負傷は、自身にとっても痛いものだったとした。 「アジアカップで負けた後はプレーしたかったので、(ケガは)僕にとって大変でした。アジアカップで負けた日本代表の選手たちはプレーしていましたし、僕もすぐにプレーしたかったです」 「でも、そういうこともあります。今はプレーできる状態なので、今がシーズンで最も重要な時期です」 「ピッチ上で満足していますし、チームに貢献できることを願っています。チームのために全力を尽くし、この瞬間を楽しむだけです」 残り2節で20年ぶりの優勝を掴めるか。ユナイテッド戦は、12日の24時30分にキックオフを迎える。 2024.05.10 11:30 Fri

指揮官交代検討のユナイテッドは後任に長期政権を希望? サウスゲイト監督が有力候補か

マンチェスター・ユナイテッドはエリク・テン・ハグ監督(54)の解任を決断した場合、長期政権を託せる指揮官を後任に据えたいようだ。 今シーズン、2年目となるエリク・テン・ハグ監督の下でFAカップこそ決勝進出を果たしたが、その他の大会では散々な結果となっているユナイテッド。プレミアリーグでは35試合を消化して8位に沈み、チャンピオンズリーグ(CL)はまさかのグループステージ最下位で敗退となった。 それでもクラブは、少なくとも今月末に行われるFAカップ決勝までテン・ハグ監督の解任は検討せず。ただし、マンチェスター・シティと戦う決勝の結果次第で、指揮官交代の決断を下す可能性が高いという。 イギリス『テレグラフ』によると、サー・ジム・ラトクリフ氏が正式に共同オーナーとなり改革へ動き出すクラブは、仮にテン・ハグ監督を解任した場合でも、後任に即結果を求めることは考えていないようだ。 クラブは短期的な利益を優先する危険性について、十分理解しているとのこと。後任には長期的な視野に立ち、チームを適切に成長させる人物が望ましいとの考えだという。 『テレグラフ』によると、これによってガレス・サウスゲイト監督(53)が後任の有力候補に浮上した模様。イングランド代表で長期政権を築く指揮官はまだメジャータイトル獲得の経験こそないものの、アンダー世代の指導などで高い評価を得ている。 次期スポーツディレクターと目されるダン・アシュワース氏も、サウスゲイト監督を高評価。同氏は指揮官と密接な関係を築いたうえでのチーム強化を望んでおり、そういう意味でもサウスゲイト監督はかつてブライトン&ホーヴ・アルビオンで仕事を共にしたグレアム・ポッター氏と並ぶ有力候補となっているようだ。 もちろん、FAカップ優勝となれば、まだテン・ハグ監督が続投する可能性も消えず。いずれにしても、クラブ改革が続くユナイテッドにとっては忙しい夏となるだろう。 2024.05.09 15:40 Thu
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly