シント=トロイデンの猛追かわしPO行きを決めたヘンク、指揮官も安堵「我々はベルギーのベスト8に相応しい」

2022.04.11 13:15 Mon
Getty Images
ヘンクのベルント・シュトルク監督が、プレーオフ2進出を喜んだ。ベルギー『Voetbal Krant』が伝えた。

10日、ジュピラー・プロ・リーグのレギュラーリーグ最終節が行われ、ヘンクはアウェイでセランと対戦した。
来シーズンのヨーロッパの大会出場権を争うプレーオフ2。8位のヘンクは9位のシント=トロイデンの猛追を受けており、勝たなければ出場を逃す状況だった。

その試合では、立ち上がりから苦しむものの44分に伊東純也が3試合連続となるゴールで先制。さらに54分にはクリスティアン・トルストベットが追加点を奪いリードを広げ、そのまま0-2で勝利。8位を確保し、プレーオフ2進出を決めた。

熾烈な争いを制したヘンクだが、シュトルク監督は試合の内容に不満を露わに。ただ、結果として勝てたこと、プレーオフに進むことを喜ぼうとした。
「最初はプレーが遅すぎた。彼らは我々を低い位置で捕まえたが、それでも我々はスピードを上げなくてはいけなかった」

「前半は2-0でリードでき上手くいったが…まあ良しとしよう。この2週間は多くのストレスがあった。ただ、我々はベルギーのベスト8に入るのに相応しいチームだ」

「今度はヨーロッパをかけて、プレーオフを戦う」

「今はネガティブに考えるべきではない。トップ8に到達し、クラブ全体が満足している」

「ヘンクのようなチームには20人の優秀な選手がいる。14人の代表選手がおり、4人が間も無くワールドカップに出場するだろう。このようなことを体験できるよう、全ての選手を良いレベルに引き上げることも私の仕事だ」

「11人のスターティングメンバーだけでなく、選手にチャンスを与えるというクラブの哲学でもある。バランスを見つけるのが難しい場合がある。毎週10人の選手を変えることはできないが、もちろん妥協する部分もある」
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