ナポリで8年目のクリバリ、クラブ愛語る 「人々の心の中に永遠に残る存在に」

2022.04.02 18:47 Sat
Getty Images
セネガル代表DFカリドゥ・クリバリがナポリ愛を語った。イタリア『スカイ』が伝えている。
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2014年夏にヘンクから加入して以降、ナポリの守備の要を担ってきたクリバリ。その卓越したパフォーマンスから国内外への移籍の噂は絶えないものの、クラブに残留し続け、これまで公式戦310試合の出場を誇っている。
2014年のスーペルコッパ・イタリアーナや19-20シーズンのコッパ・イタリアといったタイトル獲得にも大きく貢献したセネガル代表DFは今季で在籍8シーズン目。イタリアのラジオ局『Radio Kiss Kiss』の番組に出演した際に、長年過ごしたクラブと街への愛着を示した。

「僕がナポリの名誉市民だって? 僕はナポリの街、人々、環境、そしてクラブのファンを愛し、ナポリの人々と多くの喜びを分かち合いたいと思っている。名誉市民というのは嬉しい認識だよ」

「僕はナポリの人々の心の中に永遠に残る存在になりたいと思っている。夢にも現れたいね」
また、3日に行われるセリエA第31節のアタランタ戦から始まるシーズン終盤戦に向けては気を引き締めた。

「アタランタ戦は非常に難しい試合になるだろうし、僕らはいつも彼らに苦しめられてきたね」

「僕らはとても硬いピッチでプレーしなければならず、非常に激しい試合を強いられる。失点しないことが非常に重要になるだろうね」

「残り8試合だ。これを多く感じようが、少なかろうが、とても重要な試合になるから1試合1試合を戦っていかなければならないね。アタランタは素晴らしいチームだけど、僕らは課題に向き合っているし、自分たちが素晴らしいチームであることを示さなければならないんだ」

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