W杯出場決定に吉田麻也「心の底から嬉しい」、6万人収容可能な29日のベトナム戦は「みんなでW杯出場を喜び合いたい」と呼びかけ

2022.03.26 16:55 Sat
©超ワールドサッカー
日本サッカー協会(JFA)は26日、カタール・ワールドカップ(W杯)の出場権獲得を受け、記者会見を実施した。

日本は24日、カタールW杯アジア最終予選の第9戦でオーストラリア代表と対戦。アウェイで勝利したことがない相手を終始押し込むと、終盤に出場したMF三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)の2ゴールで勝利。0-2で勝ち、7大会連続7度目のW杯出場を決めた。
最終予選は、初戦のオマーン代表戦で敗れるというまさかのスタートとなり、3戦目のサウジアラビア代表戦で敗れ、3試合で1勝2敗と窮地に立たされることに。しかし、第4戦のホームで行われたオーストラリア戦で勝利すると、そこから6連勝を収めて一気にW杯出場権を獲得した。

記者会見に出席した日本代表キャプテンの吉田麻也は冒頭にW杯出場権獲得について改めてコメント。感謝の気持ちを述べた。

「まずは試合後にも言いましたが、本当にホッとしています。新型コロナウイルスの影響で非常に難しい環境下の中で、チーム一丸となってこの結果を勝ち取れたことを非常に満足しています」
「協会スタッフ、テクニカルスタッフ、そしてメディカルスタッフやエクイップスタッフだったり、たくさんの方々のサポートのおかげで、選手たちはプレーに集中することができて、あとは結果を出すだけという環境でサッカーをさせていただくことができました」

「非常に移動も含めてスケジュールがタイトの中で、タフな予選を強いられましたが、スタッフの皆さんのおかげでなんとか1つ結果を出すことができて、心の底から嬉しいです」

「ただ、もう1試合ありますし、このリーグを1位で突破するというのは、僕たちがアジアで自分たちの力を示す良い機会だと思います」

「僕たちの目標はこれからカタールのW杯でベスト8に行くと。日本のサッカーの歴史を塗り替えることがチームの目標であり、僕自身の目標でもあります」

「そこに向かって一から競争が始まりますし、引き続き、協会から各選手まで、1人1人がさらに日本のサッカーを高めていけるように頑張っていきたいと思います」

目標はW杯ベスト8入り。日本は、過去3度挑戦し、いずれもベスト16で敗れてきた。そこに必要なことについて吉田は「まずは本大会に良いコンディションにそれぞれが臨むことが一番です。Jリーグはシーズンが始まったばかりですが、海外組はシーズンの中で良いコンディションで本大会に臨んでいくということ。いつもと違って準備段階が非常に短いので、すぐ始まることでコンディションが難しくなる。そこをしっかり整えることが大事になります」と、まずはバラバラになるであろうコンディション面を語った。

また、「これから戦い方も多少変わると思います」とコメント。「本大会だとプレッシャー、緊張で走れなくなることもあると思うので、戦い方は柔軟にしていく必要があると思います」と、環境が変わり、対戦相手が変わることでピッチ上での変化も出るだろうとした。その上で、「経験のある選手が伝えるべきことで、メンバー構成も変わると思います。選手たちの中でも競争が始まると思います」と、チーム内での競走が必要だとし、経験者が果たす役割も大きいだろうと語った。

キャプテンとして初めての最終予選となったが、「今までと違うのは自分の立ち位置が1つ全く違ったと思います」と吉田は語る。「その中でオリンピックが終わって、自分の中で頭を切り替えて、今度は最終予選だと臨んだ1試合目でつまづいてしまって、自分自身も本当にきちんと頭の整理と心の準備ができていたことを自問自答しました」と、初戦の敗戦が非常に重かったとコメント。しかし、それを救ったのはベテラン選手だったという。

「2試合目の時に長友選手が部屋に来て、発破をかけてくれたというか、熱量を持って臨まなければダメだろうと言われて、目が覚めたというか頬を叩かれた気がしました」と、これまでW杯を含めてともに戦ってきたDF長友佑都(FC東京)の言葉が大きかったとし、「自分を高めていかないと言葉にも責任が出ないので。そこを意識して戦っていました」と、長友とのやり取りで改めてキャプテンとしてのスイッチが入ったようだ。

今回の予選では、これまでの主軸だったMF柴崎岳(レガネス)やMF原口元気(ウニオン・ベルリン)らが、徐々にベンチに座る機会が増えていった。

その点に関して吉田は「ヨーロッパでもいくつかのチームでプレーしてきてキャプテンも任されましたが、経験ある選手が予選を戦う中で、出る選手、出ない選手はなんとなくわかってきて、歳が取るほどそれは受け入れがたくなると思います」と語り、非常に悔しい思いをしていただろうとコメント。「名前が出た柴崎、原口、あと川島選手もそうですが、彼らが練習やベンチでの振る舞いを若い選手に見せることで、出場機会の短い若い選手がどう振る舞わなければいけないかを自然と学ぶことできたり、日の丸を背負って戦うことを理解すると思います」とし、「そういう意味で経験ある選手たちに非常に助けられたと思いますし、非常に良いチームだと感じています」と、ピッチに立てない中でも経験者の素晴らしい振る舞いが大きかったとした。

また、森保一監督については「日本人監督でということで非常に大きなプレッシャーがあったと思います。初戦から3試合で大きくつまづいて、批判が大きくなり、プレッシャーがあったことも予選を難しくしてしまいました」とコメント。ただ、「どこかの記事で長友選手も言っていましたが、監督が1mmもブレなかったと思います。キャリアで多くの選手と触れてきましたが、悪い時にブレる監督も多く、選手も不安になるし、疑問を抱きながらプレーすることになるので、その点がなかったことはすごいなと。人としてリスペクトがある方だなといつも思っています。そういうところを学ばなければいけないなと思って見ていました」と語り、森保監督が筋を通してやり続けたことも大きかったとした。

最後に吉田は、29日のベトナム戦について言及。埼玉スタジアム2002で6万人を収容することができるが、多くの人に足を運び、喜びを分かち合いたいと呼びかけた。

「ベトナム戦、せっかく6万人収容できるらしいので、なかなか予選を通してサポーターの皆さんの前でプレーできず、選手みんな寂しがっていました。声は出せないですが、たくさん集まって、みんなでW杯出場を喜び合いたいなと思います」

「サッカーの日本代表が6万人を集めてクラスターを出さずに試合を終えるということが、次のスポーツイベントにつながると思うので、ぜひみなさんスタジアムに足を運んでいただければと思いますし、僕たちも最高のパフォーマンスでお返ししたいと思っています。是非スタジアムに足を運んでいただいて欲しいです」
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