トゥヘル、制裁の影響を諸に受けるチーム状況も「私は今もなお幸せ」
2022.03.11 12:35 Fri
チェルシーのトーマス・トゥヘル監督はクラブが揺れるなかでも幸せを感じているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。
だが、ロシアのウクライナ軍事侵攻をキッカケにロシア人オーナーであるロマン・アブラモビッチ氏を取り巻く環境が一変。先日に2003年の買収から座り続けるオーナーからの退任とクラブ売却の意向を表明した。
そうしたなか、イギリス政府は10日にアブラモビッチ氏ら7名のオリガルヒに対する制裁措置を発表。そのなかの資産凍結でチェルシーの身売りも保留に追いやられ、補強や契約更新などもできなくなってしまった。
さらに、胸スポンサーであるイギリスの通信会社『Three』とのスポンサー契約も一時停止に。制裁の影響を諸に受けるが、トゥヘル監督はノリッジ・シティ相手に3-1の勝利で飾った10日のプレミアリーグ第30節を前に心境を語った。
「昨日と今日で大きな変化があったが、我々はその状況に影響を与えられない。引き起こしたのも我々ではない。今のところ、ビジネス、つまりフットボールの面に関しては多少なり保護されているように感じる。明日になれば変わるかもしれないがね」
「個人的には安堵というよりも喜びの思いがある。雑音や状況が明らかでも、大好きなフットボールに関わって、指導するチャンスがあるのに特権を感じているよ」
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トゥヘル監督が指揮を執るようになってから、チャンピオンズリーグを制したりと一時の衰退期を脱したチェルシー。先のクラブ・ワールドカップで初めて世界一の称号も手にするなど、順調な歩みを続ける。そうしたなか、イギリス政府は10日にアブラモビッチ氏ら7名のオリガルヒに対する制裁措置を発表。そのなかの資産凍結でチェルシーの身売りも保留に追いやられ、補強や契約更新などもできなくなってしまった。
さらに、胸スポンサーであるイギリスの通信会社『Three』とのスポンサー契約も一時停止に。制裁の影響を諸に受けるが、トゥヘル監督はノリッジ・シティ相手に3-1の勝利で飾った10日のプレミアリーグ第30節を前に心境を語った。
「私は今もなおここにいられて幸せ。強いフットボールチームの監督だということや、今日の試合をやれるということにもね。周りが騒がしいのは知るところだが、我々は自分たちのフットボールに集中するようベストを尽くしている」
「昨日と今日で大きな変化があったが、我々はその状況に影響を与えられない。引き起こしたのも我々ではない。今のところ、ビジネス、つまりフットボールの面に関しては多少なり保護されているように感じる。明日になれば変わるかもしれないがね」
「個人的には安堵というよりも喜びの思いがある。雑音や状況が明らかでも、大好きなフットボールに関わって、指導するチャンスがあるのに特権を感じているよ」
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