【J1開幕直前ガイド|名古屋グランパス】目指すはリーグタイトル、堅固な守備をベースに攻撃を磨けるか
2022.02.19 11:28 Sat
18日、2022シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎えた。
今シーズンから18クラブに戻り、昇格・降格が従来の形に戻ることに。コロナ禍で変則的だったシーズンが、コロナ前の状態に戻ることとなる。
開幕を前に超ワールドサッカー編集部が、戦力分析やシーズンの目標、注目ポイントに加え、Jリーグの開幕キャッチコピーとして発表された「#Jが世界を熱くする」にあやかり、注目選手として世界を熱くしそうな選手をピックアップした。
名古屋グランパス
2021シーズン成績:5位(19勝9分10敗)
◆戦力分析
ただ、彼らを含めた退団選手の穴を埋められる選手を補強。中盤から前線にかけては、MFレオ・シルバ(←鹿島アントラーズ)、MF酒井宣福(←サガン鳥栖)、MF仙頭啓矢(←サガン鳥栖)と実績ある選手を獲得。最終ラインにもDF河面旺成(←大宮アルディージャ)、DFチアゴ(←セレッソ大阪)を確保した。
ケガでいなかった主将のDF丸山祐市も復帰が見込まれ、戦力としては十分な陣容に。あとは、チームとしてフィッカデンティ監督が積み上げてきたものをどう昇華させていくか。タイトルを獲得している長谷川監督の手腕も注目だ。
◆目標
近年2度の残留争いに巻き込まれていた名古屋だったが、昨年は5位、一昨年は3位と上位争いをするまでに成長。その中での目標は、やはりリーグタイトルだろう。
優勝したのは2010年。ドラガン・ストイコビッチ監督に率いられたチームが達成してから12年目を迎える。浮き沈みが大きかった中で、2年連続上位を争ったことはプラス材料。昨季は徐々に失速し、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を逃していた。
一方で、YBCルヴァンカップを制してタイトルは獲得。チームとしてこのタイトル獲得が大きな自信になったと言えるだろう。昨シーズンまでのベースに、新戦力を加えた中、目標であるリーグタイトルを獲得できるのか。監督の手腕にも期待だ。
◆Jから世界を熱くしてくれそうな選手
MFマテウス・カストロ(27)
Jから世界を熱くしてくれそうな選手には、背番号10を託され、登録名も心機一転したMFマテウス・カストロを挙げたい。
名古屋に加入して4年目のシーズン。昨シーズンは37試合に出場し7得点を記録。一昨シーズンよりは2つゴールを減らした。カットインからの強烈な一撃、セットプレーからの左足の精度と、持っている左足からのシュートは魅力的だ。
また、スピードを生かしたカウンター、ドリブル突破も健在。あとは確実性をどこまで高められるかがカギとなる。長谷川健太監督は前線の選手にもハードワークを求めるが、フィッカデンティ監督に植え付けられているだけに、いかにゴールに向かったプレーができるか。キャリアハイの活躍を見せれば、自ずとチームの目標達成にも近づくはずだ。
◆注目ポイント
注目は新監督の下で、チームとしてのバランスがどうなっていくのかだろう。中盤は大きく選手が入れ替わった一方で、アタッカー陣は残留している選手も多い。長谷川監督がどのような組み合わせを見出すのか。選手起用の部分でも注目が集まる。
中盤では日本代表MF稲垣祥が中心となる中で、レオ・シルバ、仙頭啓矢らをどう配置するか。起用な選手も揃っているだけに、監督の采配1つでシステムや戦い方も変えられる状況。指揮官としての腕の見せ所が1番の注目ポイントだ。
守備陣は大きな変化はなし。中谷進之介、ランゲラックを中心に、堅固な守備を構築し続けられるか。攻守のバランスもポイントだ。
今シーズンから18クラブに戻り、昇格・降格が従来の形に戻ることに。コロナ禍で変則的だったシーズンが、コロナ前の状態に戻ることとなる。
名古屋グランパス
2021シーズン成績:5位(19勝9分10敗)
◆戦力分析
なんといっても大きいのは指揮官の交代だろう。長谷川健太監督を迎え、マッシモ・フィッカデンティ監督のサッカーからは変貌を遂げることとなる。選手もそれに合わせて大きく入れ替わり、主軸を担っていたFWガブリエル・シャビエル、FW山﨑凌吾、FW前田直輝と前線の3名に加え、中盤を支えたMF米本拓司が去った。
ただ、彼らを含めた退団選手の穴を埋められる選手を補強。中盤から前線にかけては、MFレオ・シルバ(←鹿島アントラーズ)、MF酒井宣福(←サガン鳥栖)、MF仙頭啓矢(←サガン鳥栖)と実績ある選手を獲得。最終ラインにもDF河面旺成(←大宮アルディージャ)、DFチアゴ(←セレッソ大阪)を確保した。
ケガでいなかった主将のDF丸山祐市も復帰が見込まれ、戦力としては十分な陣容に。あとは、チームとしてフィッカデンティ監督が積み上げてきたものをどう昇華させていくか。タイトルを獲得している長谷川監督の手腕も注目だ。
◆目標
近年2度の残留争いに巻き込まれていた名古屋だったが、昨年は5位、一昨年は3位と上位争いをするまでに成長。その中での目標は、やはりリーグタイトルだろう。
優勝したのは2010年。ドラガン・ストイコビッチ監督に率いられたチームが達成してから12年目を迎える。浮き沈みが大きかった中で、2年連続上位を争ったことはプラス材料。昨季は徐々に失速し、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を逃していた。
一方で、YBCルヴァンカップを制してタイトルは獲得。チームとしてこのタイトル獲得が大きな自信になったと言えるだろう。昨シーズンまでのベースに、新戦力を加えた中、目標であるリーグタイトルを獲得できるのか。監督の手腕にも期待だ。
◆Jから世界を熱くしてくれそうな選手
MFマテウス・カストロ(27)
Jから世界を熱くしてくれそうな選手には、背番号10を託され、登録名も心機一転したMFマテウス・カストロを挙げたい。
名古屋に加入して4年目のシーズン。昨シーズンは37試合に出場し7得点を記録。一昨シーズンよりは2つゴールを減らした。カットインからの強烈な一撃、セットプレーからの左足の精度と、持っている左足からのシュートは魅力的だ。
また、スピードを生かしたカウンター、ドリブル突破も健在。あとは確実性をどこまで高められるかがカギとなる。長谷川健太監督は前線の選手にもハードワークを求めるが、フィッカデンティ監督に植え付けられているだけに、いかにゴールに向かったプレーができるか。キャリアハイの活躍を見せれば、自ずとチームの目標達成にも近づくはずだ。
◆注目ポイント
注目は新監督の下で、チームとしてのバランスがどうなっていくのかだろう。中盤は大きく選手が入れ替わった一方で、アタッカー陣は残留している選手も多い。長谷川監督がどのような組み合わせを見出すのか。選手起用の部分でも注目が集まる。
中盤では日本代表MF稲垣祥が中心となる中で、レオ・シルバ、仙頭啓矢らをどう配置するか。起用な選手も揃っているだけに、監督の采配1つでシステムや戦い方も変えられる状況。指揮官としての腕の見せ所が1番の注目ポイントだ。
守備陣は大きな変化はなし。中谷進之介、ランゲラックを中心に、堅固な守備を構築し続けられるか。攻守のバランスもポイントだ。
|
関連ニュース