【J1開幕直前ガイド|FC東京】改革1年目、“ポジショナルプレー”を体現し目指すはタイトル
2022.02.18 11:25 Fri
18日、いよいよ2022シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎える。
今シーズンから18クラブに戻り、昇格・降格が従来の形に戻ることに。コロナ禍で変則的だったシーズンが、コロナ前の状態に戻ることとなる。
開幕を前に超ワールドサッカー編集部が、戦力分析やシーズンの目標、注目ポイントに加え、Jリーグの開幕キャッチコピーとして発表された「#Jが世界を熱くする」にあやかり、注目選手として世界を熱くしそうな選手をピックアップした。
FC東京
2021シーズン成績:9位(15勝8分け15敗)
◆戦力分析
その分、CBには名古屋グランパスから木本恭生、大分トリニータでプレーしたDFエンリケ・トレヴィザンを確保。前線もサガン鳥栖で9得点を記録した山下敬大を確保した。
昨シーズン前のベースをしっかり残した上で、アルベル・プッチ・オルトネダ監督を迎えピンポイントでしっかりと補強。さらに高校No.1とも言えるMF松木玖生を獲得し、若手の有望選手も抱えている。
若手育成に長けるアルベル監督の下、ベテラン勢とどのように融合していくのか。戦力としては十分整っていると言える。
◆目標
2022シーズンのチーム目標はやはりタイトル獲得だろう。2019シーズンはJ1で2位、2020シーズンはYBCルヴァンカップで優勝。しかし、2021シーズンはリーグ戦で9位、カップタイトルも取れず失速した。
長谷川健太監督がシーズン終盤で退任するなど、1つのサイクルが終わった感のあるFC東京だが、アルベル監督の下でしっかりとチームを再構築することとなるはずだ。
これまでとはサッカーのスタイルも異なり、ポジショナルプレーの浸透を目指すことに。簡単に完成するサッカーではないが、個々の能力の高さを考えれば、結果を残しながらも成長していくことが求められる。
開幕戦では王者の川崎フロンターレと激突。まずはその一戦でチームの立ち位置を測ることになるが、新生・トーキョーを見せられるか。1つのタイトルとして結果を残したいところだ。
◆Jから世界を熱くしてくれそうな選手
MF松木玖生(18)
今シーズンの注目選手としては、高卒ルーキーのMF松木玖生以外はいない。
青森山田中学校から青森山田高校へと進学。6年間全国のトップレベルで指導を受け続けた松木は、高校1年の時からすでに注目を集めていた。全国高校サッカー選手権では1年次から出場。しかし決勝で静岡学園に敗れ優勝を逃すと、2年次にも決勝へ進んだが、山梨学院にPK戦で敗れた。
そして迎えた3年次、すでに2冠を達成して臨んだ大会では圧倒的な強さを見せると、決勝では大津を下して優勝。松木は3年間待ち続けた全国制覇をキャプテンとして成し遂げた。
決定力もありながら、チームプレーも覚えた松木。アルベル監督の下、プロとして必要なものを植え付けられていくはずだ。ただ、そのポテンシャルは高く、飛び級でU-22日本代表としてAFC U-23アジアカップの予選にも出場。6月の本大会出場も期待がかかる。プロ1年目でどこまで魅せられるのか注目だ。
◆注目ポイント
注目ポイントはやはりアルベル監督のサッカーをどこまで体現できるかだろう。欧州のトップクラブが実践するモダンなサッカー、“ポジショナルプレー”を掲げるアルベル監督。日本代表経験者も多数在籍するFC東京が新たなサッカーに挑戦することになるが、シーズンのどのタイミングでその片鱗を見せるかが注目になる。
長友佑都も「アグレッシブに戦って、躍動するような試合を見せたい」と語ったが、チームとして相手を圧倒する姿を見せられるのか。簡単には完成しないサッカーをどのように推し進めてピッチで表現してくれるのかに注目が集まる。
【開幕戦情報】
2022明治安田生命J1リーグ開幕戦
川崎フロンターレ vsFC東京
(等々力陸上競技場)
2022年2月18日(金)
19時キックオフ
DAZNにて独占ライブ配信
今シーズンから18クラブに戻り、昇格・降格が従来の形に戻ることに。コロナ禍で変則的だったシーズンが、コロナ前の状態に戻ることとなる。
FC東京
2021シーズン成績:9位(15勝8分け15敗)
◆戦力分析
昨季の主軸だったDF渡辺剛がコルトレイク(ベルギー)へ、途中出場も多かったが30試合に出場したFW田川亨介がサンタ・クララ(ポルトガル)へと海外挑戦。最終ラインでは、DFジョアン・オマリ、DF中村拓海も退団したが、主軸の流出は最小限というところだろう。
その分、CBには名古屋グランパスから木本恭生、大分トリニータでプレーしたDFエンリケ・トレヴィザンを確保。前線もサガン鳥栖で9得点を記録した山下敬大を確保した。
昨シーズン前のベースをしっかり残した上で、アルベル・プッチ・オルトネダ監督を迎えピンポイントでしっかりと補強。さらに高校No.1とも言えるMF松木玖生を獲得し、若手の有望選手も抱えている。
若手育成に長けるアルベル監督の下、ベテラン勢とどのように融合していくのか。戦力としては十分整っていると言える。
◆目標
2022シーズンのチーム目標はやはりタイトル獲得だろう。2019シーズンはJ1で2位、2020シーズンはYBCルヴァンカップで優勝。しかし、2021シーズンはリーグ戦で9位、カップタイトルも取れず失速した。
長谷川健太監督がシーズン終盤で退任するなど、1つのサイクルが終わった感のあるFC東京だが、アルベル監督の下でしっかりとチームを再構築することとなるはずだ。
これまでとはサッカーのスタイルも異なり、ポジショナルプレーの浸透を目指すことに。簡単に完成するサッカーではないが、個々の能力の高さを考えれば、結果を残しながらも成長していくことが求められる。
開幕戦では王者の川崎フロンターレと激突。まずはその一戦でチームの立ち位置を測ることになるが、新生・トーキョーを見せられるか。1つのタイトルとして結果を残したいところだ。
◆Jから世界を熱くしてくれそうな選手
MF松木玖生(18)
今シーズンの注目選手としては、高卒ルーキーのMF松木玖生以外はいない。
青森山田中学校から青森山田高校へと進学。6年間全国のトップレベルで指導を受け続けた松木は、高校1年の時からすでに注目を集めていた。全国高校サッカー選手権では1年次から出場。しかし決勝で静岡学園に敗れ優勝を逃すと、2年次にも決勝へ進んだが、山梨学院にPK戦で敗れた。
そして迎えた3年次、すでに2冠を達成して臨んだ大会では圧倒的な強さを見せると、決勝では大津を下して優勝。松木は3年間待ち続けた全国制覇をキャプテンとして成し遂げた。
決定力もありながら、チームプレーも覚えた松木。アルベル監督の下、プロとして必要なものを植え付けられていくはずだ。ただ、そのポテンシャルは高く、飛び級でU-22日本代表としてAFC U-23アジアカップの予選にも出場。6月の本大会出場も期待がかかる。プロ1年目でどこまで魅せられるのか注目だ。
◆注目ポイント
注目ポイントはやはりアルベル監督のサッカーをどこまで体現できるかだろう。欧州のトップクラブが実践するモダンなサッカー、“ポジショナルプレー”を掲げるアルベル監督。日本代表経験者も多数在籍するFC東京が新たなサッカーに挑戦することになるが、シーズンのどのタイミングでその片鱗を見せるかが注目になる。
長友佑都も「アグレッシブに戦って、躍動するような試合を見せたい」と語ったが、チームとして相手を圧倒する姿を見せられるのか。簡単には完成しないサッカーをどのように推し進めてピッチで表現してくれるのかに注目が集まる。
【開幕戦情報】
2022明治安田生命J1リーグ開幕戦
川崎フロンターレ vsFC東京
(等々力陸上競技場)
2022年2月18日(金)
19時キックオフ
DAZNにて独占ライブ配信
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