チェルシーが後半ATの劇的弾で公式戦3戦ぶりの白星! 3戦連続複数失点も勝負強さ発揮《プレミアリーグ》
2021.12.12 02:21 Sun
プレミアリーグ第16節、チェルシーvsリーズ・ユナイテッドが11日にスタンフォード・ブリッジで行われ、ホームのチェルシーが3-2で勝利した。
公式戦2試合連続3失点と自慢の堅守崩壊によって4日間で2度の首位陥落を味わうことになったブルーズは、3戦ぶりの白星奪取を目指して15位のリーズ(勝ち点16)と対戦した。ゼニト戦で主力を温存したトゥヘル監督は前節のウェストハム戦から先発2選手を変更。クリステンセン、ツィエクに代えてアスピリクエタ、ヴェルナーを起用した。
4試合ぶりのホームゲームで直近2試合の失態払しょくを図るチェルシーが、立ち上がりからエンジン全開で相手を押し込んでいく。その序盤にマウントやロフタス=チークがフィニッシュまで持ち込んだが、決定機には至らず。
一方、序盤は相手のインテンシティに押され気味だったリーズだったが、時間の経過と共に球際の勝負で盛り返していく。そして、カウンターを軸に相手陣内でのプレータイムを増やし、20分にはハフィーニャの直接FKでGKメンディを脅かす。
徐々に流れを失い始めたタイミングで先制点まで奪われる難しい展開となったチェルシーはすぐさま反撃に出るが、相手の激しいプレスを前にリズムを掴み切れない。だが、PK献上からの巻き返しを図るスペイン代表DFが同点ゴールへの突破口を切り開いた。
42分、GKメリエからの浮き球のパスを受けたダラスに対して猛烈なプレスを仕掛けたアロンソがボールロストを誘うと、こぼれを回収したヴェルナーからパスを受け直したアロンソは左サイド深くから相手DFの股間を抜く絶妙なグラウンダーの折り返しを供給。これにニアで反応したマウントが見事な左足のダイレクトシュートをニア下に突き刺し、リーグ戦3試合連続ゴールとした。
この同点ゴールによって完全に勢いづいたチェルシーはハーフタイムにかけて攻勢を強めると、ハヴァーツにボックス内で2度の決定機が訪れたが、ここはGKメリエのファインセーブなどに阻まれた。
前半の内に勝ち越すことはできなかったチェルシーだったが、後半も引き続き押し込む形で試合を進めていくと、早い時間帯に逆転に成功する。55分、セットプレーの流れからボックス内で仕掛けたリュディガーがハフィーニャからアフターチャージを受ける。当初、ノーファウルの判定もオンフィールドレビューの結果、判定が覆ってPKを獲得。これをキッカーのジョルジーニョが左上隅の際どいコースに突き刺した。
この試合初めてリードを手にしてようやく落ち着きを取り戻したホームチームは、ここから冷静にゲームをコントロール。さらに、74分には連戦のヴェルナーとアスピリクエタを下げてハドソン=オドイ、クリステンセンの同時投入で試合を締めにかかる。
だが、なかなか追加点を奪えずにいると、崩壊気味の守備が耐え切れない。82分、右サイドを鮮やかなパス交換で突破されると、クリヒのスルーパスに抜け出したロバーツからの高速クロスを、直前に投入された19歳FWゲルハルトにワンタッチで押し込まれ、プレミアリーグ初ゴールを献上した。
これで再びゴールが必要となったチェルシーはアロンソを下げてルカクを投入。引き分け良しと後ろに重心を置くリーズに対してリスクを冒して前に出ると、試合終了間際の92分には前線に上がっていたリュディガーがボックス内で後方からクリヒに蹴られてこの試合2本目のPKを獲得。これをキッカーのジョルジーニョが再び冷静に決めて土壇場での勝ち越しゴールとした。
この直後に試合はタイムアップを迎え、3試合連続複数失点と守備の立て直しには失敗したものの、厳しいゲームを勝ち切ったチェルシーが三つ巴の優勝争いに踏みとどまっている。
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チェルシー(勝ち点33)は前節、ウェストハムとのダービーに競り負けて公式戦13試合ぶりの敗戦と共に首位から3位に転落。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)ではゼニトとのアウェイゲームで後半アディショナルタイムに追いつかれた結果、ユベントスに抜かれてグループステージを2位フィニッシュすることになった。4試合ぶりのホームゲームで直近2試合の失態払しょくを図るチェルシーが、立ち上がりからエンジン全開で相手を押し込んでいく。その序盤にマウントやロフタス=チークがフィニッシュまで持ち込んだが、決定機には至らず。
一方、序盤は相手のインテンシティに押され気味だったリーズだったが、時間の経過と共に球際の勝負で盛り返していく。そして、カウンターを軸に相手陣内でのプレータイムを増やし、20分にはハフィーニャの直接FKでGKメンディを脅かす。
すると、26分にはボックス内でルーズボールに反応したダニエル・ジェームズがDFマルコス・アロンソからアフターチャージを受けてPKを獲得。キッカーのハフィーニャがGKメンディとの駆け引きに勝利し、ゴール左隅へシュートを決めた。
徐々に流れを失い始めたタイミングで先制点まで奪われる難しい展開となったチェルシーはすぐさま反撃に出るが、相手の激しいプレスを前にリズムを掴み切れない。だが、PK献上からの巻き返しを図るスペイン代表DFが同点ゴールへの突破口を切り開いた。
42分、GKメリエからの浮き球のパスを受けたダラスに対して猛烈なプレスを仕掛けたアロンソがボールロストを誘うと、こぼれを回収したヴェルナーからパスを受け直したアロンソは左サイド深くから相手DFの股間を抜く絶妙なグラウンダーの折り返しを供給。これにニアで反応したマウントが見事な左足のダイレクトシュートをニア下に突き刺し、リーグ戦3試合連続ゴールとした。
この同点ゴールによって完全に勢いづいたチェルシーはハーフタイムにかけて攻勢を強めると、ハヴァーツにボックス内で2度の決定機が訪れたが、ここはGKメリエのファインセーブなどに阻まれた。
前半の内に勝ち越すことはできなかったチェルシーだったが、後半も引き続き押し込む形で試合を進めていくと、早い時間帯に逆転に成功する。55分、セットプレーの流れからボックス内で仕掛けたリュディガーがハフィーニャからアフターチャージを受ける。当初、ノーファウルの判定もオンフィールドレビューの結果、判定が覆ってPKを獲得。これをキッカーのジョルジーニョが左上隅の際どいコースに突き刺した。
この試合初めてリードを手にしてようやく落ち着きを取り戻したホームチームは、ここから冷静にゲームをコントロール。さらに、74分には連戦のヴェルナーとアスピリクエタを下げてハドソン=オドイ、クリステンセンの同時投入で試合を締めにかかる。
だが、なかなか追加点を奪えずにいると、崩壊気味の守備が耐え切れない。82分、右サイドを鮮やかなパス交換で突破されると、クリヒのスルーパスに抜け出したロバーツからの高速クロスを、直前に投入された19歳FWゲルハルトにワンタッチで押し込まれ、プレミアリーグ初ゴールを献上した。
これで再びゴールが必要となったチェルシーはアロンソを下げてルカクを投入。引き分け良しと後ろに重心を置くリーズに対してリスクを冒して前に出ると、試合終了間際の92分には前線に上がっていたリュディガーがボックス内で後方からクリヒに蹴られてこの試合2本目のPKを獲得。これをキッカーのジョルジーニョが再び冷静に決めて土壇場での勝ち越しゴールとした。
この直後に試合はタイムアップを迎え、3試合連続複数失点と守備の立て直しには失敗したものの、厳しいゲームを勝ち切ったチェルシーが三つ巴の優勝争いに踏みとどまっている。
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