「軽視していることの表れ」元エジプト代表FWが苦言、クラブ・ワールドカップの日程がアフリカ王者決めるネーションズカップとバッティング
2021.11.30 11:35 Tue
開催日程や組み合わせが決まったFIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)だが、アフリカからは非難の声が寄せられている。
国際サッカー連盟(FIFA)は29日、アラブ首長国連邦(UAE)で開催することが決まっていたCWCに関して、日程を発表。2022年2月3日から12日に開催することとなった。
当初は日本で今年12月に開催予定だったが、日本サッカー協会(JFA)が9月9日に、国内における新型コロナウイルス(COVID-19)の感染状況を理由に開催辞退を発表。UAEに開催地が変更となっていた。
日程が決まっていなかった中、2月の開催が決定。また29日は組み合わせ抽選会も行われていた。
しかし、この日程決定が大きな問題を生んでいる。
この件について、元エジプト代表でアヤックスやトッテナムなどでプレーしたミドがツイッターで苦言。FIFAがアフリカを軽視していると非難した。
「FIFAがAFCONの開催中にクラブ・ワールドカップを開催することを決定したことは、アフリカのサッカーを軽視していることの表れだ」
「ユーロやコパ・アメリカでは、そんなことはなかったはずだ」
また、アル・アハリもこの件についてエジプトサッカー連盟、アフリカサッカー連盟(CAF)、FIFAに対して公式レターを送ったことを発表。「日程のバッティングを解決するための協力」を要請したとのことだ。
アル・アハリはエジプトの強豪クラブとして知られ、エジプト代表に7名以上、カメルーン代表にも選手を派遣する可能性があり、影響が出ると主張している。また、2020年のCWCにも出場し、準決勝でバイエルンに敗れるも、3位決定戦でパウメイラスにoPK戦の末に勝利し3位に終わっていた。
今大会アル・アハリは2回戦で北中米カリブ海王者のモンテレイ(メキシコ)と対戦。この日は決勝と同じ日程になることが予想されているが、FIFAやCAFはどのような対応を取るだろうか。
なお、チェルシーにもセネガル代表GKエドゥアール・メンディとモロッコ代表FWハキム・ツィエクが所属している。
国際サッカー連盟(FIFA)は29日、アラブ首長国連邦(UAE)で開催することが決まっていたCWCに関して、日程を発表。2022年2月3日から12日に開催することとなった。
日程が決まっていなかった中、2月の開催が決定。また29日は組み合わせ抽選会も行われていた。
しかし、この日程決定が大きな問題を生んでいる。
エジプトのアル・アハリが出場するCWCだが、アフリカ王者を決めるアフリカ・ネーションズカップ(AFCON)と開催期間が重なっている。AFCONの開催期間は2022年1月8日〜2月6日にかけて行われるため、決勝がCWCの日程と重なることに。アル・アハリが大きな影響を受ける可能性が出てしまった。
この件について、元エジプト代表でアヤックスやトッテナムなどでプレーしたミドがツイッターで苦言。FIFAがアフリカを軽視していると非難した。
「FIFAがAFCONの開催中にクラブ・ワールドカップを開催することを決定したことは、アフリカのサッカーを軽視していることの表れだ」
「ユーロやコパ・アメリカでは、そんなことはなかったはずだ」
また、アル・アハリもこの件についてエジプトサッカー連盟、アフリカサッカー連盟(CAF)、FIFAに対して公式レターを送ったことを発表。「日程のバッティングを解決するための協力」を要請したとのことだ。
アル・アハリはエジプトの強豪クラブとして知られ、エジプト代表に7名以上、カメルーン代表にも選手を派遣する可能性があり、影響が出ると主張している。また、2020年のCWCにも出場し、準決勝でバイエルンに敗れるも、3位決定戦でパウメイラスにoPK戦の末に勝利し3位に終わっていた。
今大会アル・アハリは2回戦で北中米カリブ海王者のモンテレイ(メキシコ)と対戦。この日は決勝と同じ日程になることが予想されているが、FIFAやCAFはどのような対応を取るだろうか。
なお、チェルシーにもセネガル代表GKエドゥアール・メンディとモロッコ代表FWハキム・ツィエクが所属している。
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