色褪せない中村俊輔のFK、セルティックが15年前のユナイテッド戦を回顧「これほど感動したゴールはない」
2021.11.22 11:35 Mon
日本代表FW古橋亨梧の活躍で日本でも注目度が増しているセルティック。20日に行われたリーグカップ準決勝のセント・ジョンストン戦にも勝利し、決勝進出を決めている。
当時のセルティックは、MF中村俊輔を擁し、スコットランドで最強を誇っていたものの、欧州の舞台では劣勢を強いられ、CLになってからは(1992年にチャンピオンズカップから再編)、グループリーグを突破したことがなかった。
そのシーズンも、セルティックは第1節のマンチェスター・ユナイテッド戦で中村のFKによって先制するものの、地力の差を見せ付けられて2-3で逆転負け。第4節ではベンフィカに0-3で完敗し、グループリーグ敗退の危機に陥ってしまう。そして迎えた第5節、セルティックはグループリーグのホーム最終戦でマンチェスター・ユナイテッドと対戦した。
この試合に勝てばグループステージ突破が決まるという一戦で、セルティックは81分にボックス右手前でFKのチャンスを獲得。FKを蹴るのはもちろん中村。ゴールから約30m、やや右の位置から中村が左足を降り抜くと、ボールはスピードに乗って弧を描きながらゴールへ。このシュートに名手ファン・デル・サールの手も届かず、ゴール右上隅を突き刺さった。
セルティックの投稿には、国内外のファンから「完璧な軌道」「史上最高のフリーキック」「何度見ても素晴らしい」「これほど感動したゴールはない」「今見ても鳥肌」と今も色褪せない一撃に称賛の言葉が贈られている。
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その翌日、セルティックの公式ツイッターは「15年前の今日、パラダイス(セルティック・パークの愛称)での忘れられないヨーロッパの夜」と題して、2006年11月21日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節のマンチェスター・ユナイテッド戦の映像を公開した。そのシーズンも、セルティックは第1節のマンチェスター・ユナイテッド戦で中村のFKによって先制するものの、地力の差を見せ付けられて2-3で逆転負け。第4節ではベンフィカに0-3で完敗し、グループリーグ敗退の危機に陥ってしまう。そして迎えた第5節、セルティックはグループリーグのホーム最終戦でマンチェスター・ユナイテッドと対戦した。
この試合に勝てばグループステージ突破が決まるという一戦で、セルティックは81分にボックス右手前でFKのチャンスを獲得。FKを蹴るのはもちろん中村。ゴールから約30m、やや右の位置から中村が左足を降り抜くと、ボールはスピードに乗って弧を描きながらゴールへ。このシュートに名手ファン・デル・サールの手も届かず、ゴール右上隅を突き刺さった。
セルティックは試合終了間際の90分にPKを与えるものの、GKアルトゥール・ボルツが値千金のセーブ。大金星を挙げ、貴重な勝ち点3を獲得し、CL史上初の決勝トーナメント進出を果たした。そして、中村も日本人として初めてCLの決勝トーナメントの舞台を踏むことになった。
セルティックの投稿には、国内外のファンから「完璧な軌道」「史上最高のフリーキック」「何度見ても素晴らしい」「これほど感動したゴールはない」「今見ても鳥肌」と今も色褪せない一撃に称賛の言葉が贈られている。
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