古巣戦を終えた熊谷紗希、第二の故郷への感謝と再戦への気持ちを綴る「ミュンヘンで借りを返したい」

2021.11.13 14:25 Sat
Getty Images
バイエルンのなでしこジャパンDF熊谷紗希が古巣戦を終えての心境を綴った。
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バイエルンは10日、女子チャンピオンズリーグ(WCL)グループD第3節でリヨンとのアウェイゲームを戦った。熊谷もこの試合に先発出場。8シーズンを過ごし、幾多のタイトルを獲得してきた古巣との一戦を迎えた。
序盤から押し込まれる時間の続いていたバイエルンは、CKから先制に成功する。だが、歴戦を戦い抜いてきたリヨンの攻撃を耐え切ることはできず、セットプレーから2失点。熊谷自身も失点に関与してしまい、1-2と逆転負けを喫した。

心待ちにしていた旧友のとの対戦を終えた熊谷は、自身のインスタグラムを更新。この試合でもたびたびマッチアップした元チームメイト、フランス代表FWデルフィーヌ・カスカリーノとの競り合いの写真を投稿し、リヨン凱旋の想いと次戦へのリベンジを綴った。

「チャンピオンズリーグで古巣リヨンとの闘い、結果は1-2で敗れましたが、最高のスタジアムで、最高の雰囲気の中闘えました。リヨンのサポーターからのSAKIコール嬉しかったです」
「本当に本当に幸せな90分でした。1週間後今度はミュンヘンで借りをしっかり返したいと思います」

さらに続けて、フランス語でも「最高のスタジアム、最高の雰囲気をありがとう。サポーターの前で過ごせた時間がとても嬉しいです」と感謝の想いを述べている。

13日のリーグ戦を挟み、17日にはWCL第4節で早くもホームでリヨンとの再戦を迎える。グループステージ突破にのためにも、ドイツチャンピオンとしての維持を見せたいところだ。



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