2発ベンゼマがクラブの欧州大会1000点目を記録! マドリーがシャフタールに競り勝って暫定首位!《CL》
2021.11.04 04:40 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)のグループD第4節、レアル・マドリーvsシャフタール・ドネツクが3日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが2-1で勝利した。
一部主力を温存して臨んだ中、ヴィニシウスのドブレーテの活躍で勝利した直近のエルチェ戦からは先発3人を変更。マルセロとロドリゴ、マリアーノに代えてカルバハルとメンディ、ベンゼマを起用。3トップは右からルーカス・バスケス、ベンゼマ、ヴィニシウスという並びとなった。
前回対戦同様に立ち上がりから圧倒的に押し込む入りを見せたマドリーは、開始5分にいきなりビッグチャンス。バスケスとのパス交換でボックス中央に抜け出したモドリッチがGKと一対一になるが、右足のシュートはGKトルビンの見事な右手のワンハンドセーブに阻まれた。
その後、反撃に出たシャフタールに対して、10分にアラン・パトリックの左ポスト直撃のシュート、直後には快足ムドリクに背後を取られる続けざまのピンチを招いたマドリーだったが、絶好調のアタッカーコンビで先制点を奪う。
幸先よく先制に成功したホームチームは直後の17分にもモドリッチがこの試合2度目の枠内シュートを放つなど、ヴィニシウスの個人技とピッチの幅を効果的に使った攻めで追加点に迫る。
一方、ビハインドを追うシャフタールも中盤での連動したプレスからのカウンター。パトリックや2列目の選手が効果的にアンカー脇のスペースを起点に良い形の仕掛けで反撃を試みる。
ムドリクやフェルナンドが幾度か惜しい場面に絡んだ中、39分にはセンターバックのマトヴィエンコの持ち上がりからのフィードに反応したパトリックがメンディとアラバの間のスペースに入り込んで丁寧な胸パスをボックス中央に落とすと、これをフェルナンドが冷静に右足で蹴り込んだ。
4戦目にしてようやくチームとして今季CL初ゴールを挙げたシャフタールは、ここから勢いに乗る。前半終了間際の45分には中盤でのボール奪取からパトリックのスルーパスに抜け出したフェルナンドに2点目のチャンスが訪れるが、枠の右隅を狙った左足のシュートはGKクルトワのビッグセーブに阻まれ、前半の内に試合を引っくり返すことはできなかった。
1-1のイーブンで折り返した後半は追いついた勢いを継続するシャフタールのペースで試合が進んでいくが、自陣深い位置まで侵攻を許すホームチームも最後の局面で粘りの守備を見せる。
後半に入ってなかなか決定機まで持ち込めないマドリーだったが、圧巻の連携プレーからワンチャンスを生かし切る。61分、右サイドでのバスケスとモドリッチのコンビプレーからボックス手前右でルーズボールを回収したヴィニシウス。短いドリブルで内に切り込み、中央のカゼミロにボールを預けてボックス右へ侵入。カゼミロからの絶妙なヒールパスをダイレクトで短く折り返すと、これをベンゼマが冷静に蹴り込んでドブレーテを達成した。
苦しみながらも再び勝ち越しに成功したホームチームは、カルバハルに代えてナチョを投入し、守備にテコ入れを図る。一枚カードをもらっているメンディやカゼミロにあわや2枚目という場面もあったが、比較的球際のプレーに寛容な判定の恩恵もあって11人での戦いを継続する。
後半半ばから終盤にかけては一進一退の攻防が続く。その中でマドリーは80分に殊勲のベンゼマを下げてヨビッチを投入。対するシャフタールはマルロスやソロモン、デンチーニョといった主力クラスのアタッカーをピッチへ送り込んで同点を目指す。
その後、試合最終盤にはリスクを冒して攻めるシャフタールが左サイドを起点にマドリーを完全に押し込んだが、スダコフの2度の決定的なシュートはGKクルトワの好守や相手DFのブロックに阻まれた。
大勝した前回対戦とは異なり、薄氷を踏む勝利となったマドリーだが、シャフタール相手の連勝で暫定ながらグループ首位に浮上している。
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ここまで2勝1敗でグループ2位に付けるマドリー(勝ち点6)。連勝での首位浮上を目指す今節は、前回対戦で5-0の圧勝を挙げた最下位シャフタール(勝ち点1)とのリターンマッチに臨んだ。前回対戦同様に立ち上がりから圧倒的に押し込む入りを見せたマドリーは、開始5分にいきなりビッグチャンス。バスケスとのパス交換でボックス中央に抜け出したモドリッチがGKと一対一になるが、右足のシュートはGKトルビンの見事な右手のワンハンドセーブに阻まれた。
その後、反撃に出たシャフタールに対して、10分にアラン・パトリックの左ポスト直撃のシュート、直後には快足ムドリクに背後を取られる続けざまのピンチを招いたマドリーだったが、絶好調のアタッカーコンビで先制点を奪う。
14分、ミリトンからの前線を狙ったロングフィードは相手守備に阻まれるが、ボックス内でGKトルビンからややキツい縦パスを足元に受けたDFマルロンに対し、ヴィニシウスが快足を生かしたプレスでボール奪取。そして、ゴール前でプレゼントパスを受けたベンゼマが難なくゴールへ蹴り込んだ。なお、このベンゼマのゴールはマドリーにとって欧州大会での通算1000点目のメモリアルゴールとなった。
幸先よく先制に成功したホームチームは直後の17分にもモドリッチがこの試合2度目の枠内シュートを放つなど、ヴィニシウスの個人技とピッチの幅を効果的に使った攻めで追加点に迫る。
一方、ビハインドを追うシャフタールも中盤での連動したプレスからのカウンター。パトリックや2列目の選手が効果的にアンカー脇のスペースを起点に良い形の仕掛けで反撃を試みる。
ムドリクやフェルナンドが幾度か惜しい場面に絡んだ中、39分にはセンターバックのマトヴィエンコの持ち上がりからのフィードに反応したパトリックがメンディとアラバの間のスペースに入り込んで丁寧な胸パスをボックス中央に落とすと、これをフェルナンドが冷静に右足で蹴り込んだ。
4戦目にしてようやくチームとして今季CL初ゴールを挙げたシャフタールは、ここから勢いに乗る。前半終了間際の45分には中盤でのボール奪取からパトリックのスルーパスに抜け出したフェルナンドに2点目のチャンスが訪れるが、枠の右隅を狙った左足のシュートはGKクルトワのビッグセーブに阻まれ、前半の内に試合を引っくり返すことはできなかった。
1-1のイーブンで折り返した後半は追いついた勢いを継続するシャフタールのペースで試合が進んでいくが、自陣深い位置まで侵攻を許すホームチームも最後の局面で粘りの守備を見せる。
後半に入ってなかなか決定機まで持ち込めないマドリーだったが、圧巻の連携プレーからワンチャンスを生かし切る。61分、右サイドでのバスケスとモドリッチのコンビプレーからボックス手前右でルーズボールを回収したヴィニシウス。短いドリブルで内に切り込み、中央のカゼミロにボールを預けてボックス右へ侵入。カゼミロからの絶妙なヒールパスをダイレクトで短く折り返すと、これをベンゼマが冷静に蹴り込んでドブレーテを達成した。
苦しみながらも再び勝ち越しに成功したホームチームは、カルバハルに代えてナチョを投入し、守備にテコ入れを図る。一枚カードをもらっているメンディやカゼミロにあわや2枚目という場面もあったが、比較的球際のプレーに寛容な判定の恩恵もあって11人での戦いを継続する。
後半半ばから終盤にかけては一進一退の攻防が続く。その中でマドリーは80分に殊勲のベンゼマを下げてヨビッチを投入。対するシャフタールはマルロスやソロモン、デンチーニョといった主力クラスのアタッカーをピッチへ送り込んで同点を目指す。
その後、試合最終盤にはリスクを冒して攻めるシャフタールが左サイドを起点にマドリーを完全に押し込んだが、スダコフの2度の決定的なシュートはGKクルトワの好守や相手DFのブロックに阻まれた。
大勝した前回対戦とは異なり、薄氷を踏む勝利となったマドリーだが、シャフタール相手の連勝で暫定ながらグループ首位に浮上している。
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