川崎Fの連覇の条件は!? パターンは3つ、ホームで優勝を決められるか!

2021.11.03 11:01 Wed
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3日、明治安田生命J1リーグ第34節の10試合が全国各地で行われる。10月をもって日本政府によるイベント制限が解除。これまでは、「収容人数の50%または1万人の少ない方」と観客動員が制限され、最大で1万人しか入れない状況が続いていた。「ワクチン・検査パッケージ」の実証検証として10月から一部の試合で1万人を超える入場を実験。YBCルヴァンカップ決勝では2万人を目処に実験が行われた。
そして迎えた11月、日本政府の制限が解除となり、今節からは「収容人数の50%以下」と変更。これにより、スタジアムによっっては今まで以上に多い観客が足を運べることとなる。

そんな中、明治安田J1の優勝争いが佳境を迎えている。王者・川崎フロンターレの連覇が目前に迫っている。

◆第33節終了時点順位
1位|川崎フロンターレ:勝ち点84/+49/残り5試合
2位|横浜F・マリノス:勝ち点72/+39/残り5試合

両者の勝ち点差は「12」。第26節が終了した時点で、両者の勝ち点差は一時は「1」まで迫り、先に多くの試合を消化していた川崎Fを横浜FMが追い抜く可能性も感じられた。

しかし、そこから川崎Fは7連勝を記録。一方の横浜FMは3勝1分け3敗と勝ち点11を落とし、一気に差が開いてしまった。

今節を終えれば残り4試合。直接対決が最終節に控えているが、今節の結果次第で川崎Fの連覇が決定する。今回はその条件をおさらいする。

◆横浜FMは勝利で今節の優勝決定を回避

まず2位に横浜FMだが、ホームに13位のガンバ大阪を迎える。8月6日に行われたアウェイゲームは2-3で横浜FMが勝利。およそ3カ月ぶりの再戦でも、勝利したいところだ。

一方のG大阪も残留争いから1歩抜け出した感はあるが、まだまだ安心できる状況ではないだけに、しっかりと勝利を目指して戦う。

数字上は可能性がありながら、かなり厳しい状況に追い込まれている横浜FM。最後の争いを見せるためには、今節の勝利が必須だ。

G大阪に勝利を収めれば、一旦今節での川崎Fの優勝は止めることができる。シーズンによっては十分に優勝もできる成績を収めているだけに、最後までその意地を見せられるかに注目が集まる。

一方で、引き分け以下の結果に終わった場合は、川崎Fの結果次第で優勝が決定。まずは自分たちの戦いに集中することが必要となる。

◆川崎Fは勝利で優勝の可能性が高まる

そして首位の川崎Fはホームに浦和レッズを迎えての一戦となる。相手は熾烈な3位争いを繰り広げている中での一戦となる。

等々力陸上競技場での浦和戦といえば、YBCルヴァンカップ準々決勝の第2戦。目の前まで迫っていたベスト4の切符をラストプレーで奪って行ったのが浦和だった。その雪辱を晴らす意味でも、今節は勝利を目指すはずだ。

川崎Fは勝利か引き分けで優勝が決まる可能性がある。勝った場合は横浜FMが引き分け以下、引き分けた場合でも横浜FMが負ければ優勝が決まる。つまり、横浜FMとの勝ち点差があと「1」でも広がれば優勝が決定する。

横浜FMの結果次第とはなるが、この先2試合はアウェイゲーム。今の流れで行けば、ホームで優勝を決めるのはラストチャンスと言える。まずはしっかりと結果を出し、他会場の結果を待つしかないだろう。

優勝が懸かる2試合は共に13時5分にキックオフ。2021シーズンの決着がつくのか、注目だ。

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