8年越しの復讐…バロテッリの挑発行為に対し所属チームの会長が声明「どちらも間違っていた」
2021.09.23 20:50 Thu
22日、トルコのアダナ・デミルスポルに所属する元イタリア代表FWマリオ・バロテッリの行為に対し、アダナ・デミルスポルのムラト・サンジャク会長とベシクタシュのセルゲン・ヤルチン監督が声明を述べた。21日に行われた第6節のベシクタシュ戦でベンチスタートとなったバロテッリは、1-3とビハインドの中で67分に途中出場。79分に強烈なミドルシュートを決めると、相手指揮官のセルゲン・ヤルチン監督に対し、自分の頭を指差して挑発するポーズを示していた。
事の発端は2013年にマンチェスター・シティに所属していたバロテッリが、親善試合で絶好機を失敗したシーンについて、当時解説者を務めていたヤルチン氏が「脳がない」と一蹴したこと。今回の件は、8年越しの復讐と報じられていた。
これらの行動について、アダナ・デミルスポルのムラト・サンジャク会長は「どちらも間違っていた」と、次のようにコメントした。
「それが起こらなかったらよかったのに。セルゲンの以前の発言は正しくなかったし、バロテッリの事件も正しくなかった」
「ベシクタシュとアダナ・デミルスポルのファンは兄弟なので、それが起こらなかったらいいのにと。双方がもっと敏感だったらもっといいと思う」
一方で、ベシクタシュのセルゲン・ヤルチン監督は当時のことと今回のことは別問題だとしている。
「あの後主審はイエローカードを提示して彼を罰した。試合後、我々の社長とコーチはバロテッリの行動が間違っていたと述べた」
「トルコ全土が彼の侮辱と行動を見ただろう。相手チームのアシスタントコーチであるムラト・シャヒンが言葉にできない暴言を発したにもかかわらず、アダナ・デミルスポルは試合を終わらせ、選手と技術委員会はロッカールームへ引き上げた」
これらの行動について、アダナ・デミルスポルのムラト・サンジャク会長は「どちらも間違っていた」と、次のようにコメントした。
「それが起こらなかったらよかったのに。セルゲンの以前の発言は正しくなかったし、バロテッリの事件も正しくなかった」
「彼(セルゲン)はバロテッリに自分に夢中だなと言い、彼(バロテッリ)も反応した。とにかく、狂った人は誰かに狂ってるなんて言えない」
「ベシクタシュとアダナ・デミルスポルのファンは兄弟なので、それが起こらなかったらいいのにと。双方がもっと敏感だったらもっといいと思う」
一方で、ベシクタシュのセルゲン・ヤルチン監督は当時のことと今回のことは別問題だとしている。
「あの後主審はイエローカードを提示して彼を罰した。試合後、我々の社長とコーチはバロテッリの行動が間違っていたと述べた」
「トルコ全土が彼の侮辱と行動を見ただろう。相手チームのアシスタントコーチであるムラト・シャヒンが言葉にできない暴言を発したにもかかわらず、アダナ・デミルスポルは試合を終わらせ、選手と技術委員会はロッカールームへ引き上げた」
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