空手の黒帯、体育の学士に栄養学、レヴァンドフスキの奥さんは超ハイスペック

2021.09.11 07:35 Sat
Getty Images
バイエルンのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキの功績は奥さんのサポートなしにはあり得ない。イギリス『サン』伝えている。
PR
これまでブンデスリーガで6度の得点王に輝いているレヴァンドフスキ。昨季はシーズン41ゴールを挙げ、元西ドイツ代表FWゲルト・ミュラー氏の40ゴールという記録を49年ぶりに塗り替えた。
今季の開幕戦でもゴールを奪い、ブンデス新記録となる7年連続開幕ゴールを樹立。とどまるところを知らないポーランドのゴール製造機だが、その活躍の背景には奥さんの多大なるサポートがあるようだ。

2007年に初めて出会ったというアナ・レヴァンドフスカさんはプルシュクフ空手クラブの会員だった。シニア世界選手権で3個のメダルを獲得し、さまざまな年齢層で6個のヨーロッパ選手権のメダルを獲得。ポーランド選手権では29個のメダルを獲得している有段者だ。

また、アンナさんは黒帯だけでなく、体育の学位を所持し、栄養学の専門家でもあるという。2010年には『ヘルシープラン』と呼ばれる、健康志向の人のためのトレーニングのヒントと食べ物のレシピを提供するブログを立ち上げ、2016年には会社も設立。スムージーからエネルギーバー、サプリメントなどを販売し、繁栄している。
2017年に女の子を出産してからは第一線を退いたものの、トレーニング本を執筆し、空手トレーニングに基づいたエクササイズDVDをリリースするなど、精力的に活動。親英家でもある彼女は、2018年にハマースミスのジムでフィットネスセミナーも開催している。

夫の食生活も管理するアンナさんは、乳糖食品を完全に避けながら、新鮮なハーブやスパイスを利用することを好むという。レヴァンドフスキにもビートルートジュースと新鮮な魚を食事に取り入れるよう助言。ドイツ『ビルト』には次のように語っている。

「最も重要なことはトレーニングと栄養です」

「私たちは乳糖と小麦粉を控えています。それは高品質の食品についてです」

「パンケーキ、ブラウニー、野菜スパゲッティ、お粥、キビ。私たちは高品質の魚も食べるのが好きです」

「トレーニングの後、シナモンやカイエンペッパーと一緒にビートルートジュースを飲むこともあります」

「一度にたくさんの食べ物を混ぜると、正しいことをしていないことがあります」

「私たちは膨満感を感じ、ズボンを緩めなければなりません。ミックスは私たちの体には多すぎます。」

今季も得点の気配が衰えることのないレヴァンドフスキ。次はどのような記録を打ち立てるのだろうか。



PR
1 2
関連ニュース

「チームの誰もが失望」無冠でシーズン終えるバイエルン…主将ノイアーは「このままではいけない」

バイエルンのドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが、新シーズンの挽回を誓った。クラブ公式サイトが伝えている。 ノイアーは18日に行われたブンデスリーガ最終節のホッフェンハイム戦で先発。開始早々にマティス・テル、アルフォンソ・デイビスのゴールで2点をリードする有利な状況となったが、直後に失点を許すとその後は得点が生まれずハーフタイムへ。後半は68分に同点ゴールを奪われると、その後は勢いづく相手を抑えられず2失点を許してしまい、2-4で敗れた。 無冠が決まったシーズンで、最終節の結果ブンデスリーガでは3位に転落。絶対王者にとって受け入れられないシーズンとなったが、主将のノイアーも失意の1年だったと認めつつ、来シーズンに違う姿を見せたいと誓っている。 「この試合は浮き沈みがあったと思う。そして今シーズン全体を見てみても、良い時期もあれば、それほど良くない時期もあったから、これは適切な結果だったのかもしれない」 「今シーズンの僕たちは空回りをしていたと思う。シーズンを2位で終えたかったが、残念ながらそれも達成できなかった。だから、チームの誰もが明らかに失望しているよ」 「僕たちには再出発が必要だ。このままではいけないのは明らかだと思う。一貫性については、今季最大の課題だった。もう一度本気で頑張り、来シーズンは違う一面を見せなければならない。これはチーム全員の義務なんだ」 2024.05.19 12:40 Sun

バイエルンの指揮官探しは終わらずも…ブライトン退任のデ・ゼルビ監督招へいは検討せず

バイエルンはブライトン&ホーヴ・アルビオンからの退任が決まったロベルト・デ・ゼルビ監督(44)について、招へいを検討していないようだ。 今年2月にトゥヘル監督の退任を発表しながら、後任探しは遅々として進まないバイエルン。レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督、ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督、オーストリア代表のラルフ・ラングニック監督にはことごとく断られ、クリスタル・パレスのオリバー・グラスナーへのオファーはクラブから莫大な移籍金を要求されたことで破談に終わった。 後任探しが難航したこともあり、クラブはここまでの方針から一転、トゥヘル監督と続投に向けた交渉を開始。しかし、ここでも2年契約を望むトゥヘル監督との間で折り合いがつかず、交渉は決裂となった。 一向に後任が見つからない中で、18日にデ・ゼルビ監督が今シーズン限りでのブライトン退任を発表。昨シーズンにクラブ史上最高位となるプレミアリーグ6位フィニッシュを果たした指揮官については、バイエルンの接触も噂されていた。 しかし、ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、バイエルンはデ・ゼルビ監督の招へいを検討せず。バイエルンのスポーツ部門取締役を務めるマックス・エベール氏も、「デ・ゼルビ監督はバイエルンの候補にならないのか?」という質問に「そう思う」と回答している。 また、エベール氏は終わりの見えない後任探しについてもコメント。クラブは必ず最善策を見つけると強調している。 「私の友人は、いつも『最善のものは最後に来る』と言っていた。我々は非常に良い解決策を見つけるだろう。私はここにやって来てから10週間しか経っていないが、すでに10年いるかのように感じている」 2024.05.19 12:10 Sun

「個人のミスが多過ぎ」最終節の敗北でブンデス3位転落…バイエルン退任決定のトゥヘル監督は失望「不必要な敗戦だ」

バイエルンのトーマス・トゥヘル監督は、失意のブンデスリーガ最終節を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。 18日、ホッフェンハイムとのブンデスリーガ最終節に臨んだバイエルンは、開始早々にマティス・テル、アルフォンソ・デイビスの立て続けのゴールで2点リードの状況を作ると、直後に失点を許すも2-1でハーフタイムへ。しかし後半、68分に同点ゴールを奪われると、守備が持ちこたえられずさらに2失点を許す形となり、2-4で敗れた。 この結果、3位に転落する形でシーズンを終えることになったバイエルン。続投の噂がありながらも、試合前に改めて今シーズン限りの退任を表明していたトゥヘル監督は、無冠に終わったチームが最後まで課題を抱えていたと認めている。 「我々は非常に良いスタートを切れたが、個人的なミスが続き、試合をそれほど支配できなくなった。後半の最初も再び良い姿を示していたものの、その後は再び個人的なミスが多過ぎたと思う」 「我々は相手に試合のコントロールを許してしまったと思う。チームの守備は十分でなく、2点のリードを許してしまった。これは(今シーズン)あまりにも頻繁に起こってきたことだが、本当に手痛く不必要な敗戦だった」 2024.05.19 10:35 Sun

加入1年目のケインが歴代4位タイの36ゴールで得点王に輝く!アシスト王はグリマルドに

2023-24シーズンのブンデスリーガ全日程が終了し、各部門の受賞者が決定した。 レバークーゼンがブンデスリーガ史上初となる無敗優勝を飾った今シーズンのリーグ得点王に輝いたのは、昨夏にバイエルンに加入したイングランド代表FWハリー・ケイン。36ゴールでの得点王は歴代4位タイのゴール数となっている。 なお、2位はシュツットガルトFWセール・ギラシの28ゴール、3位はRBライプツィヒFWロイス・オペンダの24ゴール、4位はシュツットガルトFWデニス・ウンダブの18ゴール、5位はホッフェンハイムFWマキシミリアン・バイアーの16ゴールとなっている。 また、アシスト王には優勝したレバークーゼンのスペイン代表DFアレハンドロ・グリマルドが輝いた。 2024.05.19 07:00 Sun

クラマリッチがハットでホッフェンハイムが欧州カップ戦出場へ、逆転負けのバイエルンは3位フィニッシュ【ブンデスリーガ】

バイエルンは18日、ブンデスリーガ最終節でホッフェンハイムとのアウェイ戦に臨み、2-4で逆転負けした。 前節ヴォルフスブルク戦をズボナレクのトップチーム初弾などで勝利した2位死守を目指すバイエルン(勝ち点72)は、ケインら大半の主力が負傷欠場となった中、テルを最前線に2シャドーにミュラーとゴレツカを配す[3-4-2-1]で臨んだ。 ヨーロッパリーグ(EL)出場圏内キープを目指す7位ホッフェンハイム(勝ち点43)に対し、開始40秒にテルにビッグチャンスが訪れたバイエルンは4分に先制する。アルフォンソ・デイビスの左クロスをファーサイドのミュラーがダイレクトで折り返し、テルのヘディングシュートが決まった。 さらに2分後、一気にリードを広げる。テルのスルーパスを受けたボックス内のアルフォンソ・デイビスがGKとの一対一を制した。 しかし2分後、ホッフェンハイムがすかさず1点を返す。GKノイアーのパスを敵陣ボックス内でカットした流れから最後はバイアーが押し込んだ。 ここからホッフェンハイムが盛り返すと、30分にはバイアーが枠内シュートで牽制。さらに33分、ダイアーのミスクリアからベブが枠内シュートと攻勢を強めていった。 パブロビッチの負傷によりズボナレクを投入したバイエルンは38分、ゴレツカに絶好機もミュラーの右クロスに合わせたシュートはGKバウマンの好守に阻まれる。 さらに42分、ズボナレクの落としからミュラーが際どいボレーを放った中、1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半、53分にアルフォンソ・デイビスのカットインシュート、61分にミュラーのカットインシュートと悪くない入りを見せていたバイエルンだったが、68分に同点とされる。 スローインのクイックリスタートの流れからベブのクロスをクラマリッチが押し込んだ。ここから一気にホッフェンハイムに流れが傾くと、終盤の85分に逆転弾。サイド攻撃で揺さぶった流れから最後はクラマリッチがシュートを蹴り込んだ。 そして2分後にクラマリッチがハットトリックとなる4点目を決めて勝負あり。ホッフェンハイムが7位をキープし、DFBポカールの結果次第(レバークーゼンが優勝)でEL出場が決まる状況となった。 一方、敗れたバイエルンはシュツットガルトにかわされ3位フィニッシュとなっている。 2024.05.19 00:53 Sun
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly