ミッションは「失点しない」と語った清水GK権田修一、W杯最終予選は「自信を持って戦えば間違いなく勝てる」

2021.08.30 17:18 Mon
©超ワールドサッカー
清水エスパルスの日本代表GK権田修一が、メディアのオンライン取材で、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選について語った。

9月からスタートするカタールW杯アジア最終予選。日本代表は、30日から集合しトレーニングキャンプを開始する。
初戦はホームで9月2日に行われるオマーン代表との一戦。2018年のロシアW杯アジア最終予選では、UAE代表相手に初戦で敗戦。初戦で敗れたチームがW杯に行けないという悪いジンクスもある中、その後は勝利してなんとか本大会に出場。ベスト16の成績を残していた。

その緊張感高まる試合を前に、日本代表はオンラインでのメディア取材を実施。権田は自身にとって初出場となる可能性があるW杯最終予選について語った。

「僕自身は2次予選も最終予選も親善試合であっても、失点しないということがミッションなので、相手が最終予選はレベルが上がるので、自分の仕事をしっかりやることは難しくなる可能性はありますが、どのレベルでも僕がやることはそこです」とコメント。「最終予選だから別のことをしようということもなく、普段やっていることをしっかり出すことが大事だと思います」と、いつも通りの気持ちでのぞみたいたと語った。
2010年に日本代表デビューを果たしてから11年。これまで2014年のブラジルW杯に向けた最終予選にはメンバーに選ばれていたが、プレーした機会は一度もない。

今回の2次予選は1失点も許さずにプレーしてきた権田。最終予選については「僕自身はブラジルW杯の最終予選はずっと入っていて、ロシアW杯では入っていなくて、2つの予選は全然違ったと思います」とコメント。「ブラジルの時は最初は苦戦しながら勝ち点重ね続けて、オーストラリア戦で苦しいこともありました。苦しみ見ながらも勝ち続けました」と振り返り、「ロシアは最初でつまづきましたが、勝ち抜けました」と別物だったとした。

また「僕自身は年齢は上の方ですけど、最終予選というものは前回のロシアを経験していないので、長友選手や川島選手、酒井宏樹選手のように何度も経験はしていないです」と自身は経験が少ないと語ったものの、「ブラジルの時はみんなが向上したいとか、上に行きたいという思いを持っていた印象です。勝ったことでW杯がある。それで自分もステップアップしたいという向上心をチームに還元していた感じがします」とコメント。一方で今のチームは「今のチームも若くて向上心のあるチームだと思いますが、チームとして同じ方向を向くことは大事です。チームでは出ていて、代表では出られない選手も出てくると思いますが、普段の雰囲気というのは大事だなと思っています。そこは極力見ながらやっていきたいと思います」と、2014年を目指したチームと似ているため、気づいたことを還元したいとした。

今夏はDF酒井宏樹(浦和レッズ)やFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)など海外でプレーしていた日本代表選手がJリーグへ帰還。権田自身も、ポルティモネンセからシーズン前にJリーグへと復帰した。

Jリーグでやる難しさについては「僕はポジションが特殊ですけど、見てて感じるのは試合のスピード感だったり、1つ1つのインテンシティの高さ、寄せの強度などはポルトガルリーグの方が高かったし、早かったしというのはあります」と、やはりrーイグとしてのプレースタイルには差があると語った。

ただ、「僕自身もエスパルスに入って、全て海外が正解だとも思わないですし、日本の良さである最後まで諦めずに全員で戦うというものはないです。どちらが正解、遅れているということではなく、ヴィッセル神戸と浦和レッズと清水エスパルスでは、選手の感じも全然違うので、神戸は神戸でヨーロッパで経験している選手が多いので、少しそっちにふれていると思いますし、浦和も監督が緻密な選手で、デンマーク人の選手もいて、槙野選手とか、そういった選手がポジショナルプレーをしてとタイプが違います」と語り、「僕は大迫選手や酒井選手と違って海外にずっといたわけではなくて、行って戻ってを繰り返していたので違いますが、日本の夏の暑さはきつそうだなと感じます」と、環境面では難しいところがあるとした。

短い準備期間での最終予選となることについては「代表活動は3日、2日、1日の時もありますが、短い準備期間でしっかり準備して試合に臨まなければいけない」と語り、「日本というチームがヨーロッパで遠いところでプレーする選手が多い宿命だと思います」と、海外組が多いことも仕方のないことだとコメント。「簡単ではないですが、僕は自分が向こうから戻ってきた時も、Jリーグでプレーしていて海外組が日本に来る時も、無理だとかキツいというネガティブなことを言わないですし、プライドを持ってやっています」と、日程面や準備期間の短さは承知の上だとした。

今回の代表チームには五輪世代も選手もいるが、これまでA代表としてプレーした選手も多い。権田は「久しぶりという選手という選手はいますが、初めましては谷選手ぐらいで、みんながどういったプレーをするのかはわかっています」とコメント。「例えば、堂安選手は相当久しぶりなんですが、彼は会っていない間に移籍してレベルアップしていて、僕も見るのが楽しみですが、それを集約するのが日本代表なので、そこを合わせていければと思います」と語り、選手たちのことは理解しながらも、変化を見られることが楽しみだと語った。

今回の最終予選では初戦でしっかりと勝利を収めたい日本。権田が考えるポイントは「2次予選でも親善試合でも森保監督が言うのは、自分たちがしっかりプレーすること、アクションすることが大事だと言うことです」と語り、「そこを初戦のプレッシャーや負けてはいけないというプレッシャーがかかる状況だと思いますが、そこを大丈夫、いつもやっていることをやれば勝てると。自信を持って戦えば、そこは間違いなく勝てると信じていますし、個人もそうですがチーム全体で練習から自信を持ってやっていこうということが大事だと思います」と、自信を持って積み上げてきたものを出せば大丈夫だと語った。

また、今回は有観客での試合となる。サポーターがいることについては「今回の大阪での試合もお客さんが入った中でのものになりますが、韓国との試合もお客さんが入ってパワーをもらいました。お客さんが入ったホームでの初戦は楽しみにしています」とコメント。「こういう状況でも日本代表を応援しようと来てくれる方々に力を与えるのは役目なので、結果もそうですが、プレーの中身でも見せたいなと思います」と、しっかりと応援に応えて、勝利を収めたいと語った。
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