降格圏同士の対戦はゴールレスドロー…仙台の猛攻を横浜FCがGKブローダーセン中心にしのぎ切る【明治安田J1第24節】
2021.08.14 21:17 Sat
明治安田生命J1リーグ第24節、ベガルタ仙台vs横浜FCが14日にユアテックスタジアム仙台で行われ、ゴールレスドローに終わった。
J1での対戦成績は3戦3分け中の両チーム。降格圏に沈むもの同士、どちらも勝利が欲しいシックスポインターを迎えた。
マルティノス、シマオ・マテがチームを去った仙台は、前節に続いてアピアタウィア久をセンターバックで起用。加入後初出場となる福森が相方を務めた。ボランチには富田に代わって上原が入り、サイドハーフは前節と左右を逆に。前線は2戦連続無得点に終わっているが、2トップは赤崎、西村を継続した。
一方の横浜FCは、好ゲームを披露した前節の名古屋グランパス戦から1トップのみ変更。フェリペ・ヴィゼウが加入後初スタメンを飾り、[3-4-2-1]の頂点に入った。
序盤はホームチームが優勢に試合を進める。9分に赤崎のコントロールミスをフォローした関口が、敵陣中央からノープレッシャーの中で巻いた右足のミドルを放つが右のポストに嫌われる。さらに4分後には、右サイドから加藤千尋がグラウンダーでクロスを送り、赤崎がゴール正面からフリーで狙うも、GKブローダーセンに阻まれた。
38分にはヴィゼウのフリックからボックス左に侵入した松尾が強烈な一撃を見舞い、前半のアディショナルタイムにも中盤で引っ掛けてのショートカウンターから松尾が狙うが、いずれもGKヤクブ・スウォビィクにセーブされた。
ゴールレスで迎えた後半も、立ち上がりは仙台がペースを握る。クロスはDFに防がれたが、赤崎がボールを奪い返してボックス右から即シュート。ここはGKブローダーセンが立ちはだかった。
60分付近では両ベンチが動いて攻撃に変化を加えると、チャンスを迎えたのは仙台の氣田。左に流れた赤崎からクロスが入ると、ファーへ軽く膨らみながらボールを受ける。だが、コントロールが乱れてしまい、GKブローダーセンに寄せられてしまった。73分にも敵陣中央でボールを受けて左足のミドルを放ち、積極性を見せた。
終盤には仙台がフェリペ・カルドーゾらを、横浜FCがサウロ・ミネイロらを送り出し、1点をもぎ取りに行く。仙台は82分、真瀬の右からのクロスにカルドーゾ。うまく合わせて右下隅を突いたが、ここもGKブローダーセンがビッグセーブでチームを救う。さらには、エマヌエル・オッティがスピードを生かして左サイドからチャンスを量産する。
終盤は攻めに攻めた仙台だったが、最後まで相手の牙城を崩せずタイムアップ。ゴールレスで勝ち点1を分け合い、これで8戦勝ちなしに。対する横浜FCは未勝利ながらも3試合連続の無失点。J1ワーストの失点数だっただけに、GKブローダーセンの存在を含めて明るい材料となった。
ベガルタ仙台 0-0 横浜FC
J1での対戦成績は3戦3分け中の両チーム。降格圏に沈むもの同士、どちらも勝利が欲しいシックスポインターを迎えた。
一方の横浜FCは、好ゲームを披露した前節の名古屋グランパス戦から1トップのみ変更。フェリペ・ヴィゼウが加入後初スタメンを飾り、[3-4-2-1]の頂点に入った。
序盤はホームチームが優勢に試合を進める。9分に赤崎のコントロールミスをフォローした関口が、敵陣中央からノープレッシャーの中で巻いた右足のミドルを放つが右のポストに嫌われる。さらに4分後には、右サイドから加藤千尋がグラウンダーでクロスを送り、赤崎がゴール正面からフリーで狙うも、GKブローダーセンに阻まれた。
飲水タイム後に仙台の斜めにパスに対する守備が整理された横浜FCは、いい形でボールを奪う機会が増加。クサビのボールも収まり始め、32分にようやくボックス内でチャンスを迎える。瀬古の縦パスを松浦がダイレクトで裏へ送ると、ヴィゼウがボックス右から右足のフィニッシュを放つ。
38分にはヴィゼウのフリックからボックス左に侵入した松尾が強烈な一撃を見舞い、前半のアディショナルタイムにも中盤で引っ掛けてのショートカウンターから松尾が狙うが、いずれもGKヤクブ・スウォビィクにセーブされた。
ゴールレスで迎えた後半も、立ち上がりは仙台がペースを握る。クロスはDFに防がれたが、赤崎がボールを奪い返してボックス右から即シュート。ここはGKブローダーセンが立ちはだかった。
60分付近では両ベンチが動いて攻撃に変化を加えると、チャンスを迎えたのは仙台の氣田。左に流れた赤崎からクロスが入ると、ファーへ軽く膨らみながらボールを受ける。だが、コントロールが乱れてしまい、GKブローダーセンに寄せられてしまった。73分にも敵陣中央でボールを受けて左足のミドルを放ち、積極性を見せた。
終盤には仙台がフェリペ・カルドーゾらを、横浜FCがサウロ・ミネイロらを送り出し、1点をもぎ取りに行く。仙台は82分、真瀬の右からのクロスにカルドーゾ。うまく合わせて右下隅を突いたが、ここもGKブローダーセンがビッグセーブでチームを救う。さらには、エマヌエル・オッティがスピードを生かして左サイドからチャンスを量産する。
終盤は攻めに攻めた仙台だったが、最後まで相手の牙城を崩せずタイムアップ。ゴールレスで勝ち点1を分け合い、これで8戦勝ちなしに。対する横浜FCは未勝利ながらも3試合連続の無失点。J1ワーストの失点数だっただけに、GKブローダーセンの存在を含めて明るい材料となった。
ベガルタ仙台 0-0 横浜FC
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