ラ・リーガの規定回避は「不可能だった」と語るメッシ、タイトルを目指してキャリア継続を明言「必要とされるだけ続ける」
2021.08.08 21:25 Sun
バルセロナからの退団が決定したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)が、8日に退団会見を実施した。
しかし、バルセロナが誇る世界最高のフットボーラーは、クラブと2026年までの新契約に合意しながらも、クラブサイドの「財政的・構造的な障害(ラ・リーガの規定)」を理由に、再契約叶わず。急転直下の退団が正式に決定した。
注目の公式会見に出席したメッシは、愛する家族や苦楽を共にしてきたチームメイト、スタッフが見守る中で会見上に登壇。終始、涙を浮かべながらクラブ、チームメイト、ファンに別れの挨拶を行った。
今回はバルセロナ、メッシ共に契約内容を見直して残留する予定だったが、ラ・リーガの規定がネックとなり、望まない退団となってしまった。
「僕はその構造がよくわかっていない。僕が知っているのは、ラ・リーガのためにも、クラブの負債のことを考えても、これ以上負債を増やしたくなかったため、不可能だったということだけだ」
「テバスには何も言ってない。彼とは2回ほど会ったことがあるけど、心のこもった挨拶を交わしただけだ。何も問題はないし、何も言うことはないよ」
「クラブはとても大きな負債を抱えており、それ以上は増やしたくないということ。実現できないし、リーガも認めないということだ。無理なのになぜこれ以上伸ばすのか?僕のキャリアも考えなくてはいけない」
残留への譲歩についても聞かれたメッシは、「僕もそれは言った、最善を尽くしたよ。でもダメだった。僕は何も言えない」と語り、条件を見直しても不可避な現実が待っていたと語った。
そのメッシだが、視線は次のキャリアへ。バルセロナを去る事とは別に、この先のキャリアでもタイトルを目指し、勝ち続けたいとコメント。元チームメイトで、東京オリンピックで金メダルを獲得したDFダニエウ・アウベスに負けたくないと語った。
「バルサのみんなは僕のことを知っているし、僕が勝者で、競争を続けたいことを知っていると思う。最後の1年まで、タイトルで締めくくりたいと思う」
「オリンピックで金メダルを獲得したダニ・アウベスを祝福すると主に、彼に追いついて、彼を追い越すことを警告したいと思う」
「それが僕のメンタリティだ。自分のやり方を見つけて、競争と勝利を続けなければいけない」
そのキャリアだが、メッシが気にするのは体力面とのこと。可能な限りサッカーは続けるという。
「体力がどれだけ持つかを見てみたい。大きなケガはしてこなかった。必要とされるだけ続けるよ。だだ、終わりに近づいていることはわかっている」
「元チームメイトからは「辛い」、「あのルーティーンがないのは辛い」と言われているよ」
また、チャンピオンズリーグへの想いも強く残っており、バルセロナで2014-15シーズン以降優勝できていないことが少し心残りだと語った。
「僕はまだチャンピオンズリーグで優勝したかったという心残りがある。リバプールとの準決勝、ペップと一緒に戦ったチェルシーとの準決勝だ。もう一度チャンピオンズリーグを制することができた。その一方で、他のものにも勝つ必要があった。何も後悔はないよ」
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幼少期からバルセロナ一筋のキャリアを歩み、2004年のプロデビューから17年間にわたってクラブのアイコンであり続けたメッシ。10度のラ・リーガ優勝や4度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を成し遂げ、クラブ史上最多となる35個のチームタイトルに寄与した。注目の公式会見に出席したメッシは、愛する家族や苦楽を共にしてきたチームメイト、スタッフが見守る中で会見上に登壇。終始、涙を浮かべながらクラブ、チームメイト、ファンに別れの挨拶を行った。
今回はバルセロナ、メッシ共に契約内容を見直して残留する予定だったが、ラ・リーガの規定がネックとなり、望まない退団となってしまった。
そのラ・リーガの会長を務めるハビエル・テバス氏についての質問にメッシは、そもそも構造がよく分かっていないとコメント。クラブが負債を増やさないための手段は他になかったとし、会長自身に思うことはないと語った。
「僕はその構造がよくわかっていない。僕が知っているのは、ラ・リーガのためにも、クラブの負債のことを考えても、これ以上負債を増やしたくなかったため、不可能だったということだけだ」
「テバスには何も言ってない。彼とは2回ほど会ったことがあるけど、心のこもった挨拶を交わしただけだ。何も問題はないし、何も言うことはないよ」
「クラブはとても大きな負債を抱えており、それ以上は増やしたくないということ。実現できないし、リーガも認めないということだ。無理なのになぜこれ以上伸ばすのか?僕のキャリアも考えなくてはいけない」
残留への譲歩についても聞かれたメッシは、「僕もそれは言った、最善を尽くしたよ。でもダメだった。僕は何も言えない」と語り、条件を見直しても不可避な現実が待っていたと語った。
そのメッシだが、視線は次のキャリアへ。バルセロナを去る事とは別に、この先のキャリアでもタイトルを目指し、勝ち続けたいとコメント。元チームメイトで、東京オリンピックで金メダルを獲得したDFダニエウ・アウベスに負けたくないと語った。
「バルサのみんなは僕のことを知っているし、僕が勝者で、競争を続けたいことを知っていると思う。最後の1年まで、タイトルで締めくくりたいと思う」
「オリンピックで金メダルを獲得したダニ・アウベスを祝福すると主に、彼に追いついて、彼を追い越すことを警告したいと思う」
「それが僕のメンタリティだ。自分のやり方を見つけて、競争と勝利を続けなければいけない」
そのキャリアだが、メッシが気にするのは体力面とのこと。可能な限りサッカーは続けるという。
「体力がどれだけ持つかを見てみたい。大きなケガはしてこなかった。必要とされるだけ続けるよ。だだ、終わりに近づいていることはわかっている」
「元チームメイトからは「辛い」、「あのルーティーンがないのは辛い」と言われているよ」
また、チャンピオンズリーグへの想いも強く残っており、バルセロナで2014-15シーズン以降優勝できていないことが少し心残りだと語った。
「僕はまだチャンピオンズリーグで優勝したかったという心残りがある。リバプールとの準決勝、ペップと一緒に戦ったチェルシーとの準決勝だ。もう一度チャンピオンズリーグを制することができた。その一方で、他のものにも勝つ必要があった。何も後悔はないよ」
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