メッシがバルセロナに涙の別れ…「ここに残ると確信していたけど、さよならを言わなければならない」
2021.08.08 19:54 Sun
昨シーズン限りでバルセロナ退団が決定したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)が、8日にカンプ・ノウで退団会見を実施した。
しかし、バルセロナが誇る世界最高のフットボーラーは、クラブと2026年までの新契約に合意しながらも、クラブサイドの「財政的・構造的な障害(ラ・リーガの規定)」を理由に、再契約叶わず。急転直下の退団が正式に決定した。
そういった中、注目の公式会見に出席したメッシは、愛する家族や苦楽を共にしてきたチームメイト、スタッフが見守る中で会見上に登壇。すぐさま感極まって涙を浮かべ、妻のアントネラ・ロクソさんからハンカチを受け取り目元を拭い、静かに退団の経緯を語り始めた。
「ここ数日、僕は多くのことを考えていた。ここで何を言えばいいのか、たくさんのことを考えていたよ。だけど、正直なところ、何も思い浮かばないんだ。多くの時間をここで過ごしてきた僕にとって、これは本当に難しいことなんだ」
「今年は家族も僕も、ここに残ると確信していたし、それが何よりも望んでいたことだった。僕らは家にいて、このバルセロナに留まると思っていた。ここで過ごした時間、街、そしてフットボール面においても素晴らしいことばかりだった」
「だけど、今日、僕はそういったすべてのものにさよならを言わなければならない」
「僕は13歳のときからここにいる。21年後、妻と3人のカタルーニャ・アルゼンチンの血を引く子供たちと一緒に旅立つことになるけど、これまでのすべてを話すことはできないよ」
「すべてを話すことはできないけど、ここは僕の故郷だから数年後には、戻りたいと思っているよ」
また、思わぬ形で愛するクラブを離れることになったアルゼンチン代表FWは、チームメイト、クラブ、そしてファンたちに感謝の思いを伝えている。
「チームメイトや元チームメイト、僕のそばにいてくれたすべての人に感謝している。本当に感謝を伝えたいたくさんの人がいるんだ」
「このクラブに対しては、大きな敬意を抱いている。このクラブでは多くの美しい出来事があった。もちろん、悪いこともあったけど、そのすべてが僕を成長させ、向上させ、今の僕を作ってくれたんだ」
「最初の日から最後の日まで、僕はこのユニフォームのためにすべてを捧げた。だけど、このタイミングでクラブ去ることになった」
「異なる形で旅立ちたいと思っていたし、こんな形になるとは想像もしていなかったよ。別れを告げることになるとは思ってもいなかったよ」
「昨年はパンデミックの影響で観客の前でプレーすることができず、歓声が聞こえず、近くにファンの存在はなく、自分の名前を叫ぶ声を聞くことができなかったのが、本当に辛いことだったよ」
「もしも今回の出来事を想像できていれば、よりファンのみんなと一緒にいたと思うよ」
「1年半以上もファンのみんなに会えないまま、このクラブを去ることになった。自分の中ではカンプ・ノウが満員となり、きちんとお別れができることを想像していたよ」
「だけど、このような形にならざるを得なかった。みんなが僕に示してくれた愛にとても感謝している。僕は長年にわたってこのクラブで素晴らしい瞬間を過ごしてきたし、悪い瞬間もあったけど、みんなが僕に示してくれた愛はいつも同じだった」
「いつの日か再びここに戻ってきて、どんな形であれ再びこのクラブの一員となり、世界最高のクラブになる手助けができればと思っている」
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幼少期からバルセロナ一筋のキャリアを歩み、2004年のプロデビューから17年間にわたってクラブのアイコンであり続けたメッシ。10度のラ・リーガ優勝や4度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を成し遂げ、クラブ史上最多となる35個のチームタイトルに寄与した。そういった中、注目の公式会見に出席したメッシは、愛する家族や苦楽を共にしてきたチームメイト、スタッフが見守る中で会見上に登壇。すぐさま感極まって涙を浮かべ、妻のアントネラ・ロクソさんからハンカチを受け取り目元を拭い、静かに退団の経緯を語り始めた。
「ここ数日、僕は多くのことを考えていた。ここで何を言えばいいのか、たくさんのことを考えていたよ。だけど、正直なところ、何も思い浮かばないんだ。多くの時間をここで過ごしてきた僕にとって、これは本当に難しいことなんだ」
「僕はずっとここにいて、こういったことを行う準備ができていないんだ。去年はすべてがナンセンスだったこともあり、自分が言いたいことを確信していたけど、今年に関してはそうではなかった」
「今年は家族も僕も、ここに残ると確信していたし、それが何よりも望んでいたことだった。僕らは家にいて、このバルセロナに留まると思っていた。ここで過ごした時間、街、そしてフットボール面においても素晴らしいことばかりだった」
「だけど、今日、僕はそういったすべてのものにさよならを言わなければならない」
「僕は13歳のときからここにいる。21年後、妻と3人のカタルーニャ・アルゼンチンの血を引く子供たちと一緒に旅立つことになるけど、これまでのすべてを話すことはできないよ」
「すべてを話すことはできないけど、ここは僕の故郷だから数年後には、戻りたいと思っているよ」
また、思わぬ形で愛するクラブを離れることになったアルゼンチン代表FWは、チームメイト、クラブ、そしてファンたちに感謝の思いを伝えている。
「チームメイトや元チームメイト、僕のそばにいてくれたすべての人に感謝している。本当に感謝を伝えたいたくさんの人がいるんだ」
「このクラブに対しては、大きな敬意を抱いている。このクラブでは多くの美しい出来事があった。もちろん、悪いこともあったけど、そのすべてが僕を成長させ、向上させ、今の僕を作ってくれたんだ」
「最初の日から最後の日まで、僕はこのユニフォームのためにすべてを捧げた。だけど、このタイミングでクラブ去ることになった」
「異なる形で旅立ちたいと思っていたし、こんな形になるとは想像もしていなかったよ。別れを告げることになるとは思ってもいなかったよ」
「昨年はパンデミックの影響で観客の前でプレーすることができず、歓声が聞こえず、近くにファンの存在はなく、自分の名前を叫ぶ声を聞くことができなかったのが、本当に辛いことだったよ」
「もしも今回の出来事を想像できていれば、よりファンのみんなと一緒にいたと思うよ」
「1年半以上もファンのみんなに会えないまま、このクラブを去ることになった。自分の中ではカンプ・ノウが満員となり、きちんとお別れができることを想像していたよ」
「だけど、このような形にならざるを得なかった。みんなが僕に示してくれた愛にとても感謝している。僕は長年にわたってこのクラブで素晴らしい瞬間を過ごしてきたし、悪い瞬間もあったけど、みんなが僕に示してくれた愛はいつも同じだった」
「いつの日か再びここに戻ってきて、どんな形であれ再びこのクラブの一員となり、世界最高のクラブになる手助けができればと思っている」
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