【U-24日本代表プレビュー|準決勝】金メダルまであと2つ、初の決勝進出へ/vsU-24スペイン代表【東京五輪】
2021.08.03 18:15 Tue
◆予想スタメン[4-2-3-1]
GK:谷晃生
DF:酒井宏樹、吉田麻也、板倉滉、中山雄太
MF:遠藤航、田中碧
MF:堂安律、久保建英、三好康児
FW:前田大然
監督:森保一
出場停止:冨安健洋
当初の目標であった6試合を戦うというミッションは達成した日本。その6試合目が金メダルを争う戦いなのか、銅メダルを争う戦いなのかが今夜決まる。
5試合目となったスペイン戦。ゴールを守るのはGK谷晃生(湘南ベルマーレ)だ。U-24ニュージーランド代表との準々決勝では、空中戦の強い相手にしっかりと対応。さらにPK戦では1本のシュートをセーブし、チームに勝利を呼び込んだ。試合を重ねるごとに安定感は増す状況。多くのシュートを浴びる可能性があるが、谷がゴールを割らせなければ負けはない。
最終ラインは右サイドバックにDF酒井宏樹(浦和レッズ)が復帰。センターバックは吉田とDF板倉滉(フローニンヘン)がコンビを組むだろう。冨安健洋(ボローニャ)がニュージーランド戦で2枚目のイエローカードをもらったことで出場停止に。しかし、初戦と2戦目でCBとして板倉が出場していたことがプラスに働きそうだ。なお、左サイドバックはDF中山雄太(ズヴォレ)が入るだろう。スペインのサイドアタックにしっかりと対応してもらいたい。
ボランチコンビは_MF遠藤航(シュツットガルト)とMF田中碧(デュッセルドルフ)の盤石のコンビだろう。準々決勝でイエローカードも清算。よりアグレッシブなプレーをここ一番で発揮できるはずだ。スペインを凌ぐゲームコントロールを見せてもらいたい。
2列目もMF堂安律(PSV)、MF久保建英(レアル・マドリー)は変わらないだろう。2人のコンビネーションが試合のカギを握る。いかにコンビネーションでスペイン守備陣を崩すか。そこがポイントだ。そして左サイドにはMF三好康児(アントワープ)が入ると予想する。2列目の3人のコンビネーションという点を考えると、左利きトリオが最も良い連携を見せていた印象だ。お互いを感じ、それぞれを補完できる関係を作るには三好が最適解か。守備面を含めても期待を寄せたい選手の1人だ。
そして1トップだが、満を持してFW前田大然(横浜F・マリノス)を推したい。ここまでの戦いではFW林大地(サガン鳥栖)の最前線で体を張ったプレーは日本を大きく支えた。守備面でも前からしっかりと追いかけるプレーは守備のスイッチ役にもなっていたが、スペインが後方からのビルドアップを得意とすることを考えると、よりスプリント回数が計算できる前田が良いと考える。
世界にも通用するスピード、それによる相手のミスを誘発させることや2列目がボール奪取をするシーンを作り、ショートカウンターで仕留めるという作戦はスペインには効果的と言えるだろう。金メダルに向けた総力戦となる一戦。森保一監督のベンチワークを含めた采配にも注目だ。
互いに金メダルを目指す運命の一戦。U-24日本代表vsU-24スペイン代表は埼玉スタジアム2002で8月3日(火)の20時にキックオフを迎える。
Getty Images
GK:谷晃生
DF:酒井宏樹、吉田麻也、板倉滉、中山雄太
MF:遠藤航、田中碧
MF:堂安律、久保建英、三好康児
FW:前田大然
監督:森保一
出場停止:冨安健洋
当初の目標であった6試合を戦うというミッションは達成した日本。その6試合目が金メダルを争う戦いなのか、銅メダルを争う戦いなのかが今夜決まる。
5試合目となったスペイン戦。ゴールを守るのはGK谷晃生(湘南ベルマーレ)だ。U-24ニュージーランド代表との準々決勝では、空中戦の強い相手にしっかりと対応。さらにPK戦では1本のシュートをセーブし、チームに勝利を呼び込んだ。試合を重ねるごとに安定感は増す状況。多くのシュートを浴びる可能性があるが、谷がゴールを割らせなければ負けはない。
最終ラインは右サイドバックにDF酒井宏樹(浦和レッズ)が復帰。センターバックは吉田とDF板倉滉(フローニンヘン)がコンビを組むだろう。冨安健洋(ボローニャ)がニュージーランド戦で2枚目のイエローカードをもらったことで出場停止に。しかし、初戦と2戦目でCBとして板倉が出場していたことがプラスに働きそうだ。なお、左サイドバックはDF中山雄太(ズヴォレ)が入るだろう。スペインのサイドアタックにしっかりと対応してもらいたい。
ボランチコンビは_MF遠藤航(シュツットガルト)とMF田中碧(デュッセルドルフ)の盤石のコンビだろう。準々決勝でイエローカードも清算。よりアグレッシブなプレーをここ一番で発揮できるはずだ。スペインを凌ぐゲームコントロールを見せてもらいたい。
2列目もMF堂安律(PSV)、MF久保建英(レアル・マドリー)は変わらないだろう。2人のコンビネーションが試合のカギを握る。いかにコンビネーションでスペイン守備陣を崩すか。そこがポイントだ。そして左サイドにはMF三好康児(アントワープ)が入ると予想する。2列目の3人のコンビネーションという点を考えると、左利きトリオが最も良い連携を見せていた印象だ。お互いを感じ、それぞれを補完できる関係を作るには三好が最適解か。守備面を含めても期待を寄せたい選手の1人だ。
そして1トップだが、満を持してFW前田大然(横浜F・マリノス)を推したい。ここまでの戦いではFW林大地(サガン鳥栖)の最前線で体を張ったプレーは日本を大きく支えた。守備面でも前からしっかりと追いかけるプレーは守備のスイッチ役にもなっていたが、スペインが後方からのビルドアップを得意とすることを考えると、よりスプリント回数が計算できる前田が良いと考える。
世界にも通用するスピード、それによる相手のミスを誘発させることや2列目がボール奪取をするシーンを作り、ショートカウンターで仕留めるという作戦はスペインには効果的と言えるだろう。金メダルに向けた総力戦となる一戦。森保一監督のベンチワークを含めた采配にも注目だ。
互いに金メダルを目指す運命の一戦。U-24日本代表vsU-24スペイン代表は埼玉スタジアム2002で8月3日(火)の20時にキックオフを迎える。
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