川崎FのMF三笘薫がブライトン移籍間近と現地でも報道…会長所有のベルギー1部クラブへレンタルへ

2021.07.09 22:30 Fri
©超ワールドサッカー
川崎フロンターレのU-24日本代表MF三笘薫(24)がプレミアリーグのブライトン&ホーヴ・アルビオン移籍に迫っているようだ。イギリス『アスレティック』が報じた。
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U-12から川崎Fの下部組織で育った三笘は、トップチーム昇格を断り筑波大学へと進学。大学2年次の2017年に川崎Fの特別指定選手になると、2018年7月に2020シーズンからの入団内定が発表される異例の事態となった。
2018年、2019年と特別指定選手となり、2019年にはYBCルヴァンカップでデビュー。2020年はプロ1年目となったが、明治安田生命J1リーグで30試合に出場し13得点を決めてチームのJ1優勝に貢献。ベストイレブンに選ばれていた。

今シーズンもここまでJ1で20試合に出場し8得点を挙げている三笘。東京オリンピックに臨むU-24日本代表にも選出されている中、『アスレティック』は契約に近づいていると報じている。

しかし、三笘は日本代表でのプレー経験がないため、イギリスでの労働許可が下りない状況。そのため、ブライトン加入後に、トニー・ブルーム会長が所有するベルギーのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズにレンタル移籍することが濃厚のようだ。
なお、サン=ジロワーズは昨シーズンはプロキシマスリーグ(ベルギー2部)で優勝を果たし、新シーズンから昇格を果たしたクラブだ。

『アスレティック』は2月の時点で、昨夏からブライトンが三笘に興味を持って追っていることを報じており、その報道通りになるとしている。

ブライトンは、コロンビア代表MFホセ・イスキエルドを放出。グレアム・ポッター監督の計画に合う選手を探していた。

三笘は、ブライトンからサン=ジロワーズにレンタル移籍し、クラブ・ブルージュ、アンデルレヒトと3シーズンベルギーでプレーしている南アフリカ代表FWパーシー・タウ(27)と似たような道を辿ることになると見ているようだ。

緩急をつけたドリブルでJリーグを席巻した三笘。移籍が成立しても当面はベルギーでのプレーとなりそうだが、世界を驚かせることはできるだろうか。



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