田嶋幸三会長が緊急会見、異例の日本代表対決に「感謝している」、ジャマイカの来日遅れは「陰性証明の不備」
2021.06.01 16:27 Tue
日本サッカー協会(JFA)は1日、田嶋幸三会長が緊急の記者会見を実施。キリンチャレンジカップ2021のジャマイカ代表戦を行えない件について語った。
日本代表は3日、ジャマイカ代表との試合を予定していたが、選手10名が間に合わず。10名の選手しか来日できていないため、中止を決定。代替え試合として、日本代表vsU-24日本代表のチャリティマッチを開催することが決まった。
ジャマイカ代表チームの状況について田嶋会長は「ジャマイカチームは2手に分かれ、アメリカでプレーする選手、ヨーロッパでプレーする選手、特にイングランド、スウェーデンを含めた10名ずつに分かれてくることになりました」とジャマイカのチーム事情を説明した。
すでに到着している10名についてはアメリカからのフライト組とのこと。ヨーロッパからくる10名について「5月30日のフライトで来る予定だった選手たちが、PCR検査の陰性証明に不備があり、空港カウンターで搭乗が許されませんでした」と明かし、来日が間に合わなくなったとした。
具体的には「アメリカから来る選手は同じ検査場で、書式も含めて日本政府の要領が書いてるものが英語であった」とし、チームスタッフなどもいることから問題なく進められたとのこと。一方で「ヨーロッパからは選手がバラバラの所で検査を受けた」とし、「2名は認められたが8名は認められず、結果として全員が残った」と、書類に不備があったことを説明した。
また、ジャマイカ代表はU-24日本代表と12日に対戦予定だが、「リトライする予定」と来日に向けて再びPCR検査を受けるとのこと。近日中に来日する予定とのことだ。
田嶋会長が事態を把握したのは30日だったとのこと。「私がジャマイカが間に合わないんじゃないかと受けたのは30日の深夜でした。その上で翌朝6時からメール等でやり取りして解決策を考えました」とコメント。「31日の13時ごろまでにチャーター機が準備できれば間に合うと考え、全力を尽くしました」と語り、「ロンドンからの選手が多かったので、選手を戻しながら旅行会社を探理ましたが、どの航空会社もそれに合うものがなかったのと、 PCR検査をもう一度しなければならないということで遅れることが決まりました」と語った。
そこから代替試合が決まった経緯については「昨日の13時で次のことを考えようということで、反町技術委員長、森保監督、横内代行監督、そして選手たちと色々話してくれたと聞いています」とし、その結果、チャリティマッチが行われることになった。また、選手たちのクラブにも連絡をしたと言い「今日、各クラブに連絡し、了解をいただいた」と、各クラブも把握しているとのことだ。
田嶋会長は今回の異例の日本代表対決について「日本サッカー協会が一丸となり、監督、選手、コーチが協力して、日本代表vsU-24日本代表が行えることを感謝している」と語った。
なお、U-24日本代表は5日に福岡でU-24ガーナ代表とのキリンチャレンジカップを控えているが「全員移動したと聞いている」と、全員で札幌に移動したとのこと。試合後に福岡へ移動することになるという。
試合は3日(木)の19時30分にキックオフ。異例の日本代表対決は注目が集まる。
日本代表は3日、ジャマイカ代表との試合を予定していたが、選手10名が間に合わず。10名の選手しか来日できていないため、中止を決定。代替え試合として、日本代表vsU-24日本代表のチャリティマッチを開催することが決まった。
すでに到着している10名についてはアメリカからのフライト組とのこと。ヨーロッパからくる10名について「5月30日のフライトで来る予定だった選手たちが、PCR検査の陰性証明に不備があり、空港カウンターで搭乗が許されませんでした」と明かし、来日が間に合わなくなったとした。
具体的には「アメリカから来る選手は同じ検査場で、書式も含めて日本政府の要領が書いてるものが英語であった」とし、チームスタッフなどもいることから問題なく進められたとのこと。一方で「ヨーロッパからは選手がバラバラの所で検査を受けた」とし、「2名は認められたが8名は認められず、結果として全員が残った」と、書類に不備があったことを説明した。
ヨーロッパ組はオランダのアムステルダムから来日する予定だったとのこと。詳細については「専門家が分析している」と言い、詳細について現在は調査中とのことだ。
また、ジャマイカ代表はU-24日本代表と12日に対戦予定だが、「リトライする予定」と来日に向けて再びPCR検査を受けるとのこと。近日中に来日する予定とのことだ。
田嶋会長が事態を把握したのは30日だったとのこと。「私がジャマイカが間に合わないんじゃないかと受けたのは30日の深夜でした。その上で翌朝6時からメール等でやり取りして解決策を考えました」とコメント。「31日の13時ごろまでにチャーター機が準備できれば間に合うと考え、全力を尽くしました」と語り、「ロンドンからの選手が多かったので、選手を戻しながら旅行会社を探理ましたが、どの航空会社もそれに合うものがなかったのと、 PCR検査をもう一度しなければならないということで遅れることが決まりました」と語った。
そこから代替試合が決まった経緯については「昨日の13時で次のことを考えようということで、反町技術委員長、森保監督、横内代行監督、そして選手たちと色々話してくれたと聞いています」とし、その結果、チャリティマッチが行われることになった。また、選手たちのクラブにも連絡をしたと言い「今日、各クラブに連絡し、了解をいただいた」と、各クラブも把握しているとのことだ。
田嶋会長は今回の異例の日本代表対決について「日本サッカー協会が一丸となり、監督、選手、コーチが協力して、日本代表vsU-24日本代表が行えることを感謝している」と語った。
なお、U-24日本代表は5日に福岡でU-24ガーナ代表とのキリンチャレンジカップを控えているが「全員移動したと聞いている」と、全員で札幌に移動したとのこと。試合後に福岡へ移動することになるという。
試合は3日(木)の19時30分にキックオフ。異例の日本代表対決は注目が集まる。
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