陽性と判定された日本代表の齊藤俊秀コーチは偽陽性、代表には合流せず
2021.03.29 14:50 Mon
日本サッカー協会(JFA)は29日、日本代表の齊藤俊秀コーチに関して、偽陽性であり、陰性が確認されたことを発表した。
齊藤コーチは代表合宿前の21日の検査で陰性判定を受けていたが、22日の検査では陽性判定に。そのままチームを離脱し、隔離されていた。
しかし、連携医療機関において精密検査を行った結果、陰性と診断されたとのことだ。
そのため、23日(火)に保健所に提出した発生届について取消の手続きを行い、27日(土)に保健所にて承認され、齊藤コーチは通常の生活に戻ることが許可され、隔離も解除されているとのこと。しかし、齊藤コーチは今回のSAMURAI BLUEの活動には再合流しないとのことだ。
今回の件に関してJFA医学委員会アドバイザリーの感染症専門医はスクリーニング検査についての見解を述べている。
「今回のようにスクリーニング検査の結果判定が困難な事例を積極的に抽出し、早期隔離する方が、感染拡大のリスクを厳格に低減できる。加えて、専門施設による確定検査を実施する方が、より診断の確実性が高まる」
「ただし、偽陽性における無用な混乱を避けるため、スクリーニング検査で陽性が検出された場合であっても、専門医療機関に精密検査を依頼し、その後確定診断が出るまでは、記者発表を控えさせていただ
齊藤コーチは代表合宿前の21日の検査で陰性判定を受けていたが、22日の検査では陽性判定に。そのままチームを離脱し、隔離されていた。
そのため、23日(火)に保健所に提出した発生届について取消の手続きを行い、27日(土)に保健所にて承認され、齊藤コーチは通常の生活に戻ることが許可され、隔離も解除されているとのこと。しかし、齊藤コーチは今回のSAMURAI BLUEの活動には再合流しないとのことだ。
今回の件に関してJFA医学委員会アドバイザリーの感染症専門医はスクリーニング検査についての見解を述べている。
「検査前確率の低い集団にスクリーニング検査を実施すると、偽陽性が増えることは以前から指摘されており、無症状の集団に対してスクリーニングを積極的にする以上は、今回のような事例は避けられないものである」
「今回のようにスクリーニング検査の結果判定が困難な事例を積極的に抽出し、早期隔離する方が、感染拡大のリスクを厳格に低減できる。加えて、専門施設による確定検査を実施する方が、より診断の確実性が高まる」
「ただし、偽陽性における無用な混乱を避けるため、スクリーニング検査で陽性が検出された場合であっても、専門医療機関に精密検査を依頼し、その後確定診断が出るまでは、記者発表を控えさせていただ
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