高木の恩返しハットなど圧巻7発の新潟が対東京V初勝利で開幕5連勝! 逆転の琉球も負けじと連勝継続【明治安田J2第5節】
2021.03.27 16:10 Sat
27日、明治安田生命J2リーグ第5節の5試合が各地で行われた。
開幕4連勝で首位に立つアルビレックス新潟が14位の東京ヴェルディをデンカビッグスワンスタジアムで迎え撃った一戦。Jリーグ通算12度の対戦で一度も勝利がない苦手の東京V相手に初勝利を目指すホームチームは立ち上がりからボールの主導権争いを繰り広げていく。
10分を過ぎた辺りからボールの主導権を握った新潟は17分、ハーフウェイライン付近でのパスカットから堀米の縦パスを左のハーフスペースで受けた本間がそのまま持ち上がってボックス左に走り込む高木に丁寧なラストパスを供給。そして、高木が冷静に左足を振り抜くと、DFの足に当たってややコースが変わったシュートが右隅に決まる。
さらに、畳みかけるホームチームは22分にも相手陣内でのボール奪取から本間が中央突破を仕掛けて左サイド深くに走り込む堀米に繋ぐと、堀米の浮き球のクロスに対してDF安在が被った背後に飛び込んだ高木のヘディングシュートが左隅に決まり、古巣相手に痛烈な2発目の恩返し弾を見舞った。
以降は新潟のゲームコントロール優先の試合運びの影響や、東京Vが背後を狙った仕掛けから幾度かチャンスの匂いをさせるなど拮抗した状況が続くも、新潟の2点リードで試合は折り返しとなった。
さらに、52分には再びショートカウンターから左サイドに流れた高木が上げたクロスのこぼれ球にペナルティアーク付近で反応した島田が胸トラップから見事な左足のミドルシュートをゴール右上隅に突き刺した。
この連続ゴールによって勝利を決定づけた新潟だが、ペースを落とすことなく以降も攻守にアウェイチームを圧倒。72分にはロングカウンターから中央を持ち上がった高木のラストパスに反応した鈴木が冷静にGKとの一対一を制して2試合連続ゴールを奪取。さらに、82分には高木がボックス内で倒されて得たPKを自ら決めてハットトリックを達成した。
その後も再三相手ゴールに迫ったホームチームは、試合終了間際に三戸にもJリーグ初ゴールが生まれ、最終的に7-0の圧勝。通算対戦13度目にして対東京V初白星を飾り、開幕5連勝を達成した。
開幕5連勝を目指すFC琉球は過去4戦全敗と相性の悪いジェフユナイテッド千葉とのアウェイ戦。序盤からボールの主導権を握った琉球が敵陣内に攻め入るが、ホーム初勝利を狙う千葉も要所を締め、岩崎やブワニカ啓太がゴールに迫るなど、しっかりとフィニッシュの形を作り出していく。
前半の危ない場面をGK田口の好守で凌ぎ、試合を折り返した琉球はその後半もボールの主導権を握るが、千葉も狙い通りの堅守速攻で反攻し続けると、72分に見木がボックス右の福満にボールを叩き、リターンパスに右足ダイレクト。これが決まり、初の連勝を目指す千葉が先取点を掴む。
リードを許した琉球だが、75分に敵陣右サイドの田中が右足でクロスを供給すると、阿部が頭でゴールネットを揺らして同点。続く80分に敵陣右サイドの田中が再び右足でクロスを上げると、ファーサイドから詰めた途中出場の清水がヘディングシュートを叩き込み、一気に逆転した。
負けじと90分に小林、櫻川ソロモン、チャン・ミンギュ、船山、溝渕の一挙5選手を送り込み、パワープレーに転じた千葉だが、琉球が逃げ切りを完遂。相性の悪い千葉相手に今季初のビハインドゲームを強いられた琉球だが、しっかりと逆転してみせ、開幕5連勝を達成している。
そのほか、3位ヴァンフォーレ甲府はFC町田ゼルビアに敗れ、連勝が「3」で止まり、2連勝中のジュビロ磐田もレノファ山口FCに敗北。一方、大宮アルディージャはV・ファーレン長崎に4発快勝で連敗を「3」で止め、開幕戦以来となる今季2勝目を掴み取っている。
◆第5節
▽3/27
大宮アルディージャ 4-0 V・ファーレン長崎
ヴァンフォーレ甲府 0-1 FC町田ゼルビア
アルビレックス新潟 7-0 東京ヴェルディ
ジュビロ磐田 1-2 レノファ山口FC
ジェフユナイテッド千葉 1-2 FC琉球
▽3/28
《13:00》
ブラウブリッツ秋田 vs 京都サンガF.C.
《14:00》
モンテディオ山形 vs ファジアーノ岡山
水戸ホーリーホック vs 松本山雅FC
栃木SC vs 愛媛FC
ザスパクサツ群馬 vs ギラヴァンツ北九州
ツエーゲン金沢 vs SC相模原
開幕4連勝で首位に立つアルビレックス新潟が14位の東京ヴェルディをデンカビッグスワンスタジアムで迎え撃った一戦。Jリーグ通算12度の対戦で一度も勝利がない苦手の東京V相手に初勝利を目指すホームチームは立ち上がりからボールの主導権争いを繰り広げていく。
さらに、畳みかけるホームチームは22分にも相手陣内でのボール奪取から本間が中央突破を仕掛けて左サイド深くに走り込む堀米に繋ぐと、堀米の浮き球のクロスに対してDF安在が被った背後に飛び込んだ高木のヘディングシュートが左隅に決まり、古巣相手に痛烈な2発目の恩返し弾を見舞った。
以降は新潟のゲームコントロール優先の試合運びの影響や、東京Vが背後を狙った仕掛けから幾度かチャンスの匂いをさせるなど拮抗した状況が続くも、新潟の2点リードで試合は折り返しとなった。
迎えた後半もホームチームが早い時間帯にゴールをこじ開ける。まずは47分、前線でのボール奪取から鈴木が持ち味のキープ力を発揮して後方からの攻撃参加を促すと、藤原がボックス右で上げた浮き球のクロスを本間が右足ダイレクトシュート。DFに当たって浮いたボールがそのままネットに吸い込まれる。
さらに、52分には再びショートカウンターから左サイドに流れた高木が上げたクロスのこぼれ球にペナルティアーク付近で反応した島田が胸トラップから見事な左足のミドルシュートをゴール右上隅に突き刺した。
この連続ゴールによって勝利を決定づけた新潟だが、ペースを落とすことなく以降も攻守にアウェイチームを圧倒。72分にはロングカウンターから中央を持ち上がった高木のラストパスに反応した鈴木が冷静にGKとの一対一を制して2試合連続ゴールを奪取。さらに、82分には高木がボックス内で倒されて得たPKを自ら決めてハットトリックを達成した。
その後も再三相手ゴールに迫ったホームチームは、試合終了間際に三戸にもJリーグ初ゴールが生まれ、最終的に7-0の圧勝。通算対戦13度目にして対東京V初白星を飾り、開幕5連勝を達成した。
開幕5連勝を目指すFC琉球は過去4戦全敗と相性の悪いジェフユナイテッド千葉とのアウェイ戦。序盤からボールの主導権を握った琉球が敵陣内に攻め入るが、ホーム初勝利を狙う千葉も要所を締め、岩崎やブワニカ啓太がゴールに迫るなど、しっかりとフィニッシュの形を作り出していく。
前半の危ない場面をGK田口の好守で凌ぎ、試合を折り返した琉球はその後半もボールの主導権を握るが、千葉も狙い通りの堅守速攻で反攻し続けると、72分に見木がボックス右の福満にボールを叩き、リターンパスに右足ダイレクト。これが決まり、初の連勝を目指す千葉が先取点を掴む。
リードを許した琉球だが、75分に敵陣右サイドの田中が右足でクロスを供給すると、阿部が頭でゴールネットを揺らして同点。続く80分に敵陣右サイドの田中が再び右足でクロスを上げると、ファーサイドから詰めた途中出場の清水がヘディングシュートを叩き込み、一気に逆転した。
負けじと90分に小林、櫻川ソロモン、チャン・ミンギュ、船山、溝渕の一挙5選手を送り込み、パワープレーに転じた千葉だが、琉球が逃げ切りを完遂。相性の悪い千葉相手に今季初のビハインドゲームを強いられた琉球だが、しっかりと逆転してみせ、開幕5連勝を達成している。
そのほか、3位ヴァンフォーレ甲府はFC町田ゼルビアに敗れ、連勝が「3」で止まり、2連勝中のジュビロ磐田もレノファ山口FCに敗北。一方、大宮アルディージャはV・ファーレン長崎に4発快勝で連敗を「3」で止め、開幕戦以来となる今季2勝目を掴み取っている。
◆第5節
▽3/27
大宮アルディージャ 4-0 V・ファーレン長崎
ヴァンフォーレ甲府 0-1 FC町田ゼルビア
アルビレックス新潟 7-0 東京ヴェルディ
ジュビロ磐田 1-2 レノファ山口FC
ジェフユナイテッド千葉 1-2 FC琉球
▽3/28
《13:00》
ブラウブリッツ秋田 vs 京都サンガF.C.
《14:00》
モンテディオ山形 vs ファジアーノ岡山
水戸ホーリーホック vs 松本山雅FC
栃木SC vs 愛媛FC
ザスパクサツ群馬 vs ギラヴァンツ北九州
ツエーゲン金沢 vs SC相模原
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