アタランタ所属のDF
ラファエウ・トロイがイタリア代表初選出を喜んだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。
ブラジル出身のトロイは2015年夏にアタランタ入り。昨季のチャンピオンズリーグ(CL)でのベスト8進出など、躍進したチームの守備陣として大きく貢献を果たして、今季も主力としてプレーを続けると、このたびイタリア代表に初選出された。
待望の代表選出となったトロイは「大きな感動がある。日々の努力と献身の結果だね」と喜びのコメント。国籍の問題についても触れた。
「今回の招集をできるだけ良いものにしたいと思っている。本当に夢のようだよ」
「僕の祖先はトレンティーノ出身で、僕のイタリア国籍は新しいものではない。イタリアに来る前から持っていたんだ。だけど、FIFAからアズーリでプレーすることにOKが出たのはこの2カ月間の話だよ」
また、アタランタとイタリア代表のスタイルの違いについても言及。そういった異なった環境の中でも、ベストを尽くしたいと意気込んだ。
「僕のプレースタイルは、(ジャン・ピエロ・)ガスペリーニのおかげだと思う。彼からは多くのことを学んだよ。アタランタでの僕は前に出て、激しくプレスし、ゲームを組み立てなければならないんだ」
「代表では少し違うだろうけど、それは付加価値にすぎず、何の問題もない。僕はもう30歳で、子供ではないんだ。自分のポテンシャルを発揮し、アタランタのためにもベストを尽くし続けたい」
