新潟が10年ぶり復帰の千葉和彦弾などで北九州を4発粉砕! 昨季昇格ならずの長崎も白星スタート【明治安田J2第1節】

2021.02.27 17:40 Sat
©︎J.LEAGUE
27日、2021シーズンの明治安田生命J2リーグが開幕を迎えた。

今シーズンもJ1への昇格枠は2つ、降格枠は4つというシーズン。激しいシーズンがここからスタートする。
昨シーズンのJ2で5位のギラヴァンツ北九州と、11位のアルビレックス新潟の一戦は、1-4で新潟が快勝スタートとなった。

試合は29分に新潟が先制する。新潟は右CKを獲得すると、島田譲のクロスに対してボックス中央で千葉和彦がヘッド。2011年以来10年ぶりに復帰した千葉が先制ゴールを決め、新潟がリードする。

先制を許したホームの北九州だったが、前半のうちに追いつく。41分、六平光成からのフィードを上手く抜け出した富山貴光がトラップ。落ち着いてシュートを流し込み、北九州が追いつく。
1-1で迎えた後半も新潟がペースを握ることに。すると57分には右サイドを突破。髙木義明がボックス右からクロスを送ると、鈴木孝司がヘッドで合わせて新潟が勝ち越しに成功する。このプレーはヘディングの前に鈴木の手にボールが当たっていたために北九州の選手たちはハンドをアピールするが、J2ではVARが採用されていないためゴールが認められた。

さらに新潟は60分、再び右サイドを攻め立てると、藤原奏哉がボックス右からグラウンダーのクロス。これをニアで佐藤喜生が触るとオウンゴールとなり、新潟がリードを広げる。

さらに75分には右サイドからのクロスをファーサイドにいた本間至恩がボックス内でトラップ。冷静に相手DFをかわしてシュートを決めて勝負あり。新潟が4得点を奪って開幕戦で快勝した。

もう1試合は昨シーズン3位のV・ファーレン長崎と18位のツエーゲン金沢の一戦。試合は早々に動く。

4分、右CKを獲得すると秋野央樹のクロスを富樫敬真がニアサイドでフリック。最後は毎熊晟矢が押し込んで、長崎が早々に先制する。

さらに15分には右サイドを仕掛けるとスルーパスに抜け出したルアンがマイナスのリターン。ポッカリと空いたところに走り込んだカイオ・セザールが豪快に蹴り込み、長崎がリードを2点とする。

リードを許した金沢は後半にスコアを動かす。53分、大宮アルディージャから新加入の嶋田慎太郎が左サイドからのグラウンダーのパスをボックス手前中央で受けると、そのまま左足を一閃。ゴール右にシュートが決まり1点を返す。

しかし、その後の金沢の反撃は実らずにタイムアップ。長崎がリードを守りきって勝利を収めた。

なお、その他の9試合は28日(日)に開催される。

◆明治安田生命J2リーグ開幕節
▽2月27日(土)
ギラヴァンツ北九州 1-4 アルビレックス新潟
V・ファーレン長崎 2-1 ツエーゲン金沢

▽2月28日(日)
SC相模原 vs 京都サンガF.C.
水戸ホーリーホック vs 大宮アルディージャ
栃木SC vs ファジアーノ岡山
ザスパクサツ群馬 vs ブラウブリッツ秋田
ジェフユナイテッド千葉 vs ヴァンフォーレ甲府
FC町田ゼルビア vs モンテディオ山形
東京ヴェルディ vs 愛媛FC
FC琉球 vs ジュビロ磐田
レノファ山口FC vs 松本山雅FC
関連ニュース

J2最下位、監督交代の群馬が誹謗中傷行為に声明「悪質な行為を看過することはできません」

ザスパ群馬は10日、誹謗中傷行為へ声明を発表した。 群馬によると、所属選手やスタッフ、特定の人物に対しての誹謗中傷が相次いでいるという。 また、憶測による誤った情報の拡散や、機密情報にあたる情報漏洩および拡散等も散見されているとのことだ。 「このたび、当クラブ所属選手・スタッフおよび特定の者に対し、誹謗中傷が相次いでおります」 「また、憶測による誤った情報の拡散や、機密情報にあたる情報漏洩および拡散等も散見され、当クラブとしてはこのような悪質な行為を看過することはできません」 「本件に関して、当クラブ及び当事者に対して危害が加えられる恐れがあることから、所轄の警察署へ相談をし、特定した当該者等への法的処置をはじめとした適切な対応をとってまいります」 「ファンのみなさまには、このような誹謗中傷等を拡散しないこと、SNS等での投稿にあたってリテラシーやマナーを守っていただくことをお願い申し上げます」 今シーズンの群馬はクラブ名称も変更し、ロゴなども変更していたが、成績は14試合を終えて1勝3分け10敗の最下位に位置。また、シーズン途中には一部でパワハラ問題が報じられるなど、ピッチ外でも騒がしいシーズンとなった。 また、大槻毅監督も成績不振により解任。厳しい言葉も多く寄せられているが、誹謗中傷はいかなる理由があってもしてはいけない。 2024.05.10 22:43 Fri

横浜FCの大卒ルーキー宮田和純が鳥取に育成型期限付き移籍

ガイナーレ鳥取は10日、横浜FCからFW宮田和純(23)の育成型期限付き移籍加入を発表した。加入期間は2025年1月31日までで、横浜FC戦は出場不可。11日のトレーニングからチームに合流見込みだ。 宮田は流通経済大学から今季入団のルーキーで、ここまでルヴァンカップ1試合に出場。横浜FC入りから数カ月だが、出場機会を求め、明治安田J3リーグを戦う鳥取行きの運びとなった。 新天地を通じて「ガイナーレ鳥取の勝利に貢献出来るように全力を尽くします。ファン、サポーターの皆さんよろしくお願いします」と意気込みを語っている。 一方の横浜FCでは「成長し横浜FCの力になれるように全力で頑張ります」と武者修行先で活躍しての帰還を誓った。 2024.05.10 16:00 Fri

仙台が石尾陸登、工藤蒼生、オナイウ情滋の大卒勢とプロA契約! それぞれ決意を新たに

ベガルタ仙台は10日、DF石尾陸登(22)、MF工藤蒼生(23)、MFオナイウ情滋(23)とのプロA契約締結を発表した。 プロA契約に必要な公式戦の出場時間規程を満たしたことで、プロC契約から変更の3選手はクラブの公式サイトでそれぞれ喜びの言葉とともに、決意を新たにした。 ◆石尾陸登 「プロA契約を締結できたことをとてもうれしく思います。今まで以上にプロサッカー選手としての自覚と責任を持ち、感謝の気持ちを忘れず成長できるように、日々努力していきます。これからも引き続き応援よろしくお願いします」 ◆工藤蒼生 「プロA契約になったことはとてもうれしいですが、個人、チームでまだ何も成し遂げてないので、これからさらに気を引き締めて練習に励み、成長し続けます。今後ともよろしくお願いいたします」 ◆オナイウ情滋 「プロA契約を締結できたことをとてもうれしく思います。まだまだ力不足を感じることばかりで、ここからさらに成長をしていきたいと強く思っているので、満足することなく初心を忘れずに、ファン、サポーターのみなさんと最高のシーズンにするため、日々努力していきます。これからも応援よろしくお願いします」 仙台大学出身の石尾は今季から正式入団。仙台アカデミー育ちで阪南大学から入団の工藤、2023年に新潟医療福祉大学から加入したオナイウ情滋はそれぞれ今季が2年目となる。 2024.05.10 11:45 Fri

水戸、暫定指揮官の森直樹氏が監督に正式就任!指揮を執った前節は白星「何としてもJ2に残留」

水戸ホーリーホックは9日、暫定的に指揮を執っていたディベロップメントコーチの森直樹氏(46)が、正式に監督に就任すると発表した。 森氏は2005年に水戸で現役生活を終えると、その後は同クラブのユースでコーチや監督を歴任。2016年からはトップチームのコーチを務めており、今シーズンはディベロップメントコーチという肩書で濱崎芳己前監督を支えていた。 しかし、チームは開幕戦でいわきFCに勝利したものの、第2節から4連敗。その後も波に乗れず降格圏に転落したこともあり、クラブは4日に濱崎監督の解任を発表。森氏が暫定指揮官として臨んだ明治安田J2リーグ第14節のロアッソ熊本戦は、2-0で勝利していた。 監督就任が発表された森氏は、クラブを通じてコメントしている。 「この度、水戸ホーリーホックの監督に就任することになりました森直樹です。まずはディベロップメントコーチという立場、クラブの一員として、監督を交代するという状況になってしまったことを大変申し訳なく、悔しく思っています」 「今まで残留争い、クラブ消滅の危機、東日本大震災など多くの困難があり、その度にクラブに関わる全ての方々と共に何度も困難を乗り越えてきました。2003年に選手として水戸ホーリーホックへ加入してから、このクラブで現役を終え、このクラブで指導者としてのキャリアをスタートさせていただきました」 「選手として3年、2006年に指導者となってから18年、このクラブに在籍して今年で22年目となります。このクラブのピンチだからこそ、自分が立ち上がらなければならない。とオファーを受けることを決断しました」 「そして、熊本戦で掲げてくれた「水戸のDNA 森直樹 俺達も共に戦う」という横断幕を見て、どんな時も付いてきてくれるみんなのためにも、水戸ホーリーホックとはどんなクラブなのか、若い選手達へ伝えるだけでなく、それをプレーで表現できるように自分がやるしかないと感じました」 「今まで繋いできてくれた方々のためにも、何としてもJ2に残留すること。いち早く残留争いを抜け出すこと。今はそれだけを考え、目の前の試合に全力で臨みます。クラブに関わる全ての方々と一緒なら、この困難も乗り越えられると思っています。最後まで共に戦ってください」 2024.05.09 18:30 Thu

バスを叩き走行を妨害した徳島サポーター1名が5試合入場禁止…アウェイも含め第22節までの処分に

徳島ヴォルティスは9日、サポーター1名の処分を発表した。 問題が起こったのは、3日に行われた明治安田J2リーグ第13節の愛媛FC戦。“四国ダービー”でもあった試合で、試合前に徳島のサポーター1名が、会場入りするバスの車体側面を叩き、バスの走行を妨害していた。 これは、威嚇的な行為にあたり、Jリーグでは禁止されている行為。Jリーグ試合運営管理規程に照らし合わせ、1名をホームゲーム5試合の入場禁止処分とすることを発表した。 なお、対象はすでに6日に行われているアウェイでの第14節ファジアーノ岡山戦から適用され、6月29日の明治安田J2第22節のV・ファーレン長崎戦までのホームゲーム5試合に。その間のアウェイゲームも入場禁止となる。 <div id="cws_ad"><hr>【お詫びと訂正】<br/>当該記事に関しまして、「愛媛FCのバス」と記載しておりましたが、チーム名は特定されておりませんでした。訂正してお詫び申し上げます。</div> 2024.05.09 11:13 Thu
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly