「勝つか、お前らを殺すかだ!」 チリ名門コロコロの残留を懸けた大一番前にウルトラスが驚愕のバナー
2021.02.18 00:50 Thu
チリ屈指の名門として知られるコロコロがプリメーラ残留を懸けた大一番を前にウルトラスから強烈な激励を受けた。『ESPN』が伝えている。1925年に創設されたコロコロはプリメーラ・ディビシオンで最多32度の優勝回数を誇る同国屈指の名門だ。だが、今シーズンは深刻な低迷に陥り、レギュラーシーズンを16位で終えた結果、ウニベルシダ・デ・コンセプシオンとの残留を懸けた一発勝負のプレーオフに臨むことになった。
クラブ創設96年で初の降格危機を迎える愛するクラブの状況にやきもきするウルトラスは16日、翌日に中立地のタルカで大一番に臨むチームを激励、あるいは脅迫する目的でトレーニング場を訪れると、「Ganan o los matamos(お前らが勝つか、俺らがお前らを殺すかだ)」との脅迫とも取れる驚愕のバナーを掲示した。
ただ、その驚愕のバナーを除き、集まった多くのサポーターは純粋に敵地へ向かう選手たちを激励しており、キャプテンのFWエステバン・パレデスはビデオメッセージを通じて、「僕らはピッチの上で命を捧げるつもりだ。多くのポジティブなエネルギーと励ましを受けた。僕らは一緒にこの窮地を脱する」と、感謝の言葉と意気込みを口にしている。
また、この大一番を前にインテルのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルらクラブOBからも激励のメッセージが届いている。
ただ、その驚愕のバナーを除き、集まった多くのサポーターは純粋に敵地へ向かう選手たちを激励しており、キャプテンのFWエステバン・パレデスはビデオメッセージを通じて、「僕らはピッチの上で命を捧げるつもりだ。多くのポジティブなエネルギーと励ましを受けた。僕らは一緒にこの窮地を脱する」と、感謝の言葉と意気込みを口にしている。
また、この大一番を前にインテルのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルらクラブOBからも激励のメッセージが届いている。
仮に、コロコロがこの大一番に敗れて降格したとしても、さすがに選手たちが殺害されるような悲劇は起きないと思われるが、パレデスのコメント通り、ピッチの上で命を捧げる覚悟でのプレーが求められるところだ。
“Ganan o los matamos”: El amenazante lienzo que se vio en el arengazo de Colo Colo https://t.co/SvoraAgDbN pic.twitter.com/bQ0r1ZGwuT
— El Deportivo LT (@ElDeportivoLT) February 17, 2021
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