クロップ采配的中のリバプール、サラーの圧巻2ゴールなどで好調ハマーズ撃破!《プレミアリーグ》
2021.02.01 03:30 Mon
プレミアリーグ第21節、ウェストハムvsリバプールが1月31日にロンドン・スタジアムで行われ、アウェイのリバプールが1-3で勝利した。なお、リバプールのFW南野拓実はベンチ入りも出場機会はなかった。
トッテナム戦からは先発3人を変更。前節負傷交代のマティプに代えてフィリップスがヘンダーソンとセンターバックを組み、フィルミノと筋肉系の問題でベンチ外となったマネに代わってオリジ、シャキリが起用された。
この試合、シャキリをトップ下に配した[4-3-1-2]の布陣で臨んだリバプールは立ち上がりからボールを握って相手を押し込んでいく。5分過ぎにはオリジ、ワイナルドゥムとフィニッシュまで持ち込む良い入りを見せた。
一方、格上相手にきっちり守備を固めてカウンターから攻め手を窺うホームチ-ムは、積極的にスペースを狙うアントニオが幾度か良い形で抜け出す場面を作ると、20分過ぎに決定機。ボックス左ライン際でアントニオが折り返したボールからゴール前で混戦を作り出し、フォルナルス、ライスと足を振っていくが、ここは相手のシュートブロックに遭う。
後半も入りはリバプールペースとなり、49分には左サイドを突破したオリジの折り返しに反応したサラーが左足で合わすが、これはシュートブロックに遭う。直後の50分にはサラーのスルーパスに抜け出したオリジがボックス右に持ち込んで右足を振り抜くが、今度はサイドネットを叩く。
自分たちの流れの中でゴールを奪いたいリバープールは57分、ミルナーに代えてカーティス・ジョーンズを投入。ピッチを去る際、交代に納得がいかなかったミルナーはクロップ監督に説明を求めるが、指揮官の采配の正しさを前日に20歳のバースデーを迎えたばかりの若武者がファーストプレーで証明する。
ハーフウェイライン付近で球際の競り合いを制してボールを収めたC・ジョーンズが、一度アレクサンダー=アーノルドにボールを預けてペナルティアーク付近まで侵攻。シャキリの短い落としをボックス右のサラーに繫ぐと、サラーが得意の角度から見事な左足のコントロールシュートをゴール左隅に流し込んだ。そして、ゴール直後にはドイツ指揮官の戦術眼に感服のベテランMFは笑顔で抱擁をかわした。
クロップ采配的中で先制に成功したリバプールはここからウェストハムの反撃に晒されるが、冷静に攻撃を撥ね返す。さらに、68分には相手の右CKから圧巻のロングカウンターを発動。自陣ボックス付近でボールを拾ったアレクサンダー=アーノルドの絶妙なサイドチェンジを左サイドのスペースで受けたシャキリがゴール前にスプリントするサラーに見事な浮き球のパスを通す。エジプト代表はベルベットタッチで足元にボールを収め、GKの脇を抜くチップキックを流し込んだ。
この2点目で勝利に大きく近づいたリバプールは69分にシャキリを下げてフィルミノ、80分には足を気にしていたオリジに代えてオックスレイド=チェンバレンを投入し、試合を締めにかかる。
すると、冴えわたるクロップ采配がトドメの3点目をもたらす。84分、オックスレイド=チェンバレンを起点としたパスワークからボールが右に展開されると、最後はアレクサンダー=アーノルドからの斜めのパスを受けたフィルミノがオックスレイド=チェンバレンとの見事なパス交換でゴール右に抜け出す。ここでシュートを選ばず、冷静に中へ折り返したボールをワイナルドゥムが流し込んだ。
途中出場2選手を起点とした鮮やかな連携で試合を決定づけたリバプールは試合終了間際の87分に相手の右CKからドーソンに一矢報いるゴールを許したが、このまま3-1のスコアで試合を締めくくった。
クロップ采配的中で2試合連続の3-1の勝利を掴んだ昨季王者がレスター・シティを抜いて3位に浮上した。
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前節、トッテナムとのビッグマッチで5戦ぶりの得点、6戦ぶりの白星を手にした4位のリバプール(勝ち点37)。連勝を狙う中2日のアウェイゲームでは4連勝で5位に浮上してきたウェストハム(勝ち点35)と対戦した。この試合、シャキリをトップ下に配した[4-3-1-2]の布陣で臨んだリバプールは立ち上がりからボールを握って相手を押し込んでいく。5分過ぎにはオリジ、ワイナルドゥムとフィニッシュまで持ち込む良い入りを見せた。
一方、格上相手にきっちり守備を固めてカウンターから攻め手を窺うホームチ-ムは、積極的にスペースを狙うアントニオが幾度か良い形で抜け出す場面を作ると、20分過ぎに決定機。ボックス左ライン際でアントニオが折り返したボールからゴール前で混戦を作り出し、フォルナルス、ライスと足を振っていくが、ここは相手のシュートブロックに遭う。
前半半ばから終盤にかけても一進一退の攻防が続くが、互いに相手の堅い守備をこじ開けるまでには至らず。0-0のスコアで後半へ折り返すことになった。
後半も入りはリバプールペースとなり、49分には左サイドを突破したオリジの折り返しに反応したサラーが左足で合わすが、これはシュートブロックに遭う。直後の50分にはサラーのスルーパスに抜け出したオリジがボックス右に持ち込んで右足を振り抜くが、今度はサイドネットを叩く。
自分たちの流れの中でゴールを奪いたいリバープールは57分、ミルナーに代えてカーティス・ジョーンズを投入。ピッチを去る際、交代に納得がいかなかったミルナーはクロップ監督に説明を求めるが、指揮官の采配の正しさを前日に20歳のバースデーを迎えたばかりの若武者がファーストプレーで証明する。
ハーフウェイライン付近で球際の競り合いを制してボールを収めたC・ジョーンズが、一度アレクサンダー=アーノルドにボールを預けてペナルティアーク付近まで侵攻。シャキリの短い落としをボックス右のサラーに繫ぐと、サラーが得意の角度から見事な左足のコントロールシュートをゴール左隅に流し込んだ。そして、ゴール直後にはドイツ指揮官の戦術眼に感服のベテランMFは笑顔で抱擁をかわした。
クロップ采配的中で先制に成功したリバプールはここからウェストハムの反撃に晒されるが、冷静に攻撃を撥ね返す。さらに、68分には相手の右CKから圧巻のロングカウンターを発動。自陣ボックス付近でボールを拾ったアレクサンダー=アーノルドの絶妙なサイドチェンジを左サイドのスペースで受けたシャキリがゴール前にスプリントするサラーに見事な浮き球のパスを通す。エジプト代表はベルベットタッチで足元にボールを収め、GKの脇を抜くチップキックを流し込んだ。
この2点目で勝利に大きく近づいたリバプールは69分にシャキリを下げてフィルミノ、80分には足を気にしていたオリジに代えてオックスレイド=チェンバレンを投入し、試合を締めにかかる。
すると、冴えわたるクロップ采配がトドメの3点目をもたらす。84分、オックスレイド=チェンバレンを起点としたパスワークからボールが右に展開されると、最後はアレクサンダー=アーノルドからの斜めのパスを受けたフィルミノがオックスレイド=チェンバレンとの見事なパス交換でゴール右に抜け出す。ここでシュートを選ばず、冷静に中へ折り返したボールをワイナルドゥムが流し込んだ。
途中出場2選手を起点とした鮮やかな連携で試合を決定づけたリバプールは試合終了間際の87分に相手の右CKからドーソンに一矢報いるゴールを許したが、このまま3-1のスコアで試合を締めくくった。
クロップ采配的中で2試合連続の3-1の勝利を掴んだ昨季王者がレスター・シティを抜いて3位に浮上した。
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