10歳少女の無くしたサッカーボールがアイリッシュ海を渡り7日後に発見! SNSの力で持ち主の元へ
2021.01.20 09:00 Wed
アイルランドの10歳少女が海辺で無くしたサッカーボールがアイリッシュ海を渡り7日後にウェールズで発見されたエピソードがイギリス国内で話題を集めている。イギリス『SPORT BIBLE』が伝えている。
イーファちゃんは今月10日にアイルランドのウォーターフォードにあるウッズタウンビーチで、父親のルアイリニ・ニオカイルさんとサッカーをしていた際に誤ってボールを海に蹴ってしまった。
そして、親子は波に流されて沖に向かったボールを見守ることしかできず、愛用していたボールは永遠に失われたかに思われた。
しかし、イーファちゃんのボールはその7日後にウェストウェールズのスランラスティドビーチで発見されることになった。
そして、ロックダウン中に運動のために日常的にスランラスティドビーチを訪れていたアリーン・デントンさんがビーチに打ち上げられていたサッカーボールを偶然発見した。
ボールに子供の字でイーファ・ニオカイルと名前が書かれていたことから、アリーンさんは持ち主を探すために自身の『フェイスブック』でボールの画像と共に「誰かイーファ・ニオカイルを知っている? 彼女のボールがウェストウェールズのスランラスティドビーチに流れ着いていたわ!」と、投稿。さらに、イーファちゃんの名前がアイルランド特有の姓であったことから、「アイルランドからここまでに来るのにどれくらい時間がかかったのかしら?」とも追記していた。
すると、アリーンさんのこの投稿は数時間後に1万を超えるシェアとコメントが届くなど大きな反響があり、イーファちゃんの父親のルアイリニさんも人づてでこの事実を知ることになった。
そして、ルアイリニさんはすぐさまアリーンさんにコンタクトを取り、「私はイーファの父親です。娘は10歳で、先週の日曜日にウォーターフォードのウッズタウンビーチでボールをなくしました」と事情を説明。
さらに、ルアイリニさんは「私はあなたが投稿した写真を娘に見せました。娘は今、自分が有名人になったように感じています。投稿してくれてありがとう。SNSに投稿していただき本当にありがとうございました」と、感謝を伝えた。
また、ルアイリニさんは後日、地元メディアに今回の経緯を説明。SNSの大きな影響力を改めて感じたとしている。
「私の友人が、あの写真はイーファのボールかどうかを尋ねるメッセージを送ってくれた後、他の友人からも私にメッセージが届きました」
「それはソーシャルメディアの力を示しています。イーファを見つけ出すのにたった5時間ほどしかかからなかったのですからね。それがどれほど強力なツールであるかは非常に印象的です」
「イーファは少し戸惑っています。ただ、彼女は人々が自分のボールにどれほど興味を持っているかに感銘を受けています」
一方、アーリンさんもSNSの影響力に改めて驚かされたという。アーリンさんは当初、SNSの友人たちに対してこの投稿を送っただけで、後にアイルランドに住む元同僚からアイルランドの女子サッカー連盟に投稿をシェアするという申し出を受けたものの、その前の段階で大きな反響があったという。
「イーファちゃんが自分のボールがウェールズに到達したのを見てとても興奮していたそうで、彼女の父親と連絡をとることができたのは本当にエキサイティングで素晴らしかったわ」
「ボールは萎んでいないけど、1、2か所表面が欠けている部分があるの。おそらく、岩にぶつかったところだと思うけど、問題はないと思うわ」
今回のエピソードはSNSの良い意味での影響力を示すものとなったが、同時にイーファちゃんがサッカーボールを大事にしていたことを知っていたサッカーの神様からのプレゼントだったとも言えるかもしれない。
PR
今回の物語の主役はアイルランドに住む10歳のサッカー少女のイーファちゃんだ。そして、親子は波に流されて沖に向かったボールを見守ることしかできず、愛用していたボールは永遠に失われたかに思われた。
しかし、イーファちゃんのボールはその7日後にウェストウェールズのスランラスティドビーチで発見されることになった。
なお、『SPORT BIBLE』が伝えるところによれば、イーファちゃんのボールはウッズタウンビーチからスランラスティドビーチまでアイリッシュ海をおよそ200km移動したという。
そして、ロックダウン中に運動のために日常的にスランラスティドビーチを訪れていたアリーン・デントンさんがビーチに打ち上げられていたサッカーボールを偶然発見した。
ボールに子供の字でイーファ・ニオカイルと名前が書かれていたことから、アリーンさんは持ち主を探すために自身の『フェイスブック』でボールの画像と共に「誰かイーファ・ニオカイルを知っている? 彼女のボールがウェストウェールズのスランラスティドビーチに流れ着いていたわ!」と、投稿。さらに、イーファちゃんの名前がアイルランド特有の姓であったことから、「アイルランドからここまでに来るのにどれくらい時間がかかったのかしら?」とも追記していた。
すると、アリーンさんのこの投稿は数時間後に1万を超えるシェアとコメントが届くなど大きな反響があり、イーファちゃんの父親のルアイリニさんも人づてでこの事実を知ることになった。
そして、ルアイリニさんはすぐさまアリーンさんにコンタクトを取り、「私はイーファの父親です。娘は10歳で、先週の日曜日にウォーターフォードのウッズタウンビーチでボールをなくしました」と事情を説明。
さらに、ルアイリニさんは「私はあなたが投稿した写真を娘に見せました。娘は今、自分が有名人になったように感じています。投稿してくれてありがとう。SNSに投稿していただき本当にありがとうございました」と、感謝を伝えた。
また、ルアイリニさんは後日、地元メディアに今回の経緯を説明。SNSの大きな影響力を改めて感じたとしている。
「私の友人が、あの写真はイーファのボールかどうかを尋ねるメッセージを送ってくれた後、他の友人からも私にメッセージが届きました」
「それはソーシャルメディアの力を示しています。イーファを見つけ出すのにたった5時間ほどしかかからなかったのですからね。それがどれほど強力なツールであるかは非常に印象的です」
「イーファは少し戸惑っています。ただ、彼女は人々が自分のボールにどれほど興味を持っているかに感銘を受けています」
一方、アーリンさんもSNSの影響力に改めて驚かされたという。アーリンさんは当初、SNSの友人たちに対してこの投稿を送っただけで、後にアイルランドに住む元同僚からアイルランドの女子サッカー連盟に投稿をシェアするという申し出を受けたものの、その前の段階で大きな反響があったという。
「イーファちゃんが自分のボールがウェールズに到達したのを見てとても興奮していたそうで、彼女の父親と連絡をとることができたのは本当にエキサイティングで素晴らしかったわ」
「ボールは萎んでいないけど、1、2か所表面が欠けている部分があるの。おそらく、岩にぶつかったところだと思うけど、問題はないと思うわ」
今回のエピソードはSNSの良い意味での影響力を示すものとなったが、同時にイーファちゃんがサッカーボールを大事にしていたことを知っていたサッカーの神様からのプレゼントだったとも言えるかもしれない。
◆SNSの力orサッカーの神様からのプレゼント?
Aoife’s ball found in Wales pic.twitter.com/AJ3YOV53Af
— Andy Watters (@andyirishnews) January 17, 2021
PR
|
関連ニュース