マドリーが10人のインテル撃破で2位浮上! PK弾のアザールがCL3年ぶりのゴール《CL》
2020.11.26 07:04 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)・グループB第4節、インテルvsレアル・マドリーが25日に行われ、アウェイのマドリーが0-2で勝利した。
敵地で行われた前回対戦を2-3で競り負けて未勝利が続くインテルだが、直近のトリノ戦では4-2の逆転勝利を収め、公式戦5試合ぶりの白星を手にした。勝ち点3必須の一戦ではそのトリノ戦で全ゴールに絡み、前回対戦を負傷で欠場していたルカクが復帰を果たした。
一方、インテル戦で今季CL初白星を手にしたマドリーだが、以降のリーグ戦ではバレンシア、ビジャレアルを相手に1敗1分けの未勝利が続く。加えて、多くの負傷者に悩まされており、セルヒオ・ラモスやベンゼマ不在の中で直近のビジャレアル戦と同じ11人で臨んだ。
試合は前回対戦と同様に早い時間帯に動く。ボックス内でシュートモーションに入ったナチョをバレッラが不用意に倒してマドリーにPKが与えられる。これをキッカーのアザールが冷静に流し込み、開始7分の先制点とした。
一方、序盤から守勢が続くインテルはルカクとラウタロ・マルティネスの2トップに効果的なボール入らず、なかなか攻め手を見いだせない。26分にはボックス手前で得たFKをルカクが直接狙うが、これは枠を捉え切れない。
すると、30分過ぎには試合の行方を大きく左右するアクシデントが発生。33分、ボックス内でシュートモーションに入ったビダルがルーカス・バスケスとの交錯で倒れ込む。だが、ややオーバーリアクションで倒れたことで、主審のアンソニー・テイラーはシミュレーションと判断し、イエローカードを掲示。さらに、猛抗議を行ったビダルに2枚目のカードまで掲示し、元バルセロナMFは退場処分となった。
1点ビハインドに加えて数的不利を背負って試合を折り返したインテルはハーフタイム明けにラウタロとバストーニを下げてダンブロージオ、ペリシッチを同時投入。
一方、マドリーは59分にウーデゴールとマリアーノを下げてカゼミロ、ロドリゴをピッチに送り込むと、この直後に2点目が生まれる。ボックス右に抜け出したルーカス・バスケスのクロスにファーサイドのロドリゴが反応すると、その手前でクリアを試みたアクラフ・ハキミの足に当たったボールがゴールネットを揺らした。
前回対戦でバックパスから失点に絡んだハキミの2試合連続恩返しによって余裕の試合運びとなったマドリーは、ここからきっちりゲームをコントロール。
一方、敗色濃厚のインテルは何とか一矢報いようと、途中出場のペリシッチらが積極的な仕掛けでフィニッシュまで持ち込むが、ゴールをこじ開けるまでには至らず。その後は週末のサッスオーロ戦を睨んでか、試合終盤にはルカクを下げてエリクセンを投入するなど、やや消極的な戦い方で試合を終えることになった。
そして、10人のインテルを2-0で破って2連勝のマドリーがグループ2位に浮上。一方、敗れたインテルは4戦未勝利で2年連続での敗退が濃厚となった。
インテル 0-2 レアル・マドリー
【レアル・マドリー】
アザール(前7[PK])
OG(後14)
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グループ本命に挙げられながらも、ここまで最下位に沈むインテル(勝ち点2)と、3位のレアル・マドリー(勝ち点4)の両チームによる重要な一戦。一方、インテル戦で今季CL初白星を手にしたマドリーだが、以降のリーグ戦ではバレンシア、ビジャレアルを相手に1敗1分けの未勝利が続く。加えて、多くの負傷者に悩まされており、セルヒオ・ラモスやベンゼマ不在の中で直近のビジャレアル戦と同じ11人で臨んだ。
試合は前回対戦と同様に早い時間帯に動く。ボックス内でシュートモーションに入ったナチョをバレッラが不用意に倒してマドリーにPKが与えられる。これをキッカーのアザールが冷静に流し込み、開始7分の先制点とした。
アザールの3年ぶりとなるCLでのゴールで先手を奪ったマドリーは直後の13分にもボックス右に持ち込んだルーカス・バスケスが左ポスト直撃のシュートを放つなど、押し込んでいく。
一方、序盤から守勢が続くインテルはルカクとラウタロ・マルティネスの2トップに効果的なボール入らず、なかなか攻め手を見いだせない。26分にはボックス手前で得たFKをルカクが直接狙うが、これは枠を捉え切れない。
すると、30分過ぎには試合の行方を大きく左右するアクシデントが発生。33分、ボックス内でシュートモーションに入ったビダルがルーカス・バスケスとの交錯で倒れ込む。だが、ややオーバーリアクションで倒れたことで、主審のアンソニー・テイラーはシミュレーションと判断し、イエローカードを掲示。さらに、猛抗議を行ったビダルに2枚目のカードまで掲示し、元バルセロナMFは退場処分となった。
1点ビハインドに加えて数的不利を背負って試合を折り返したインテルはハーフタイム明けにラウタロとバストーニを下げてダンブロージオ、ペリシッチを同時投入。
一方、マドリーは59分にウーデゴールとマリアーノを下げてカゼミロ、ロドリゴをピッチに送り込むと、この直後に2点目が生まれる。ボックス右に抜け出したルーカス・バスケスのクロスにファーサイドのロドリゴが反応すると、その手前でクリアを試みたアクラフ・ハキミの足に当たったボールがゴールネットを揺らした。
前回対戦でバックパスから失点に絡んだハキミの2試合連続恩返しによって余裕の試合運びとなったマドリーは、ここからきっちりゲームをコントロール。
一方、敗色濃厚のインテルは何とか一矢報いようと、途中出場のペリシッチらが積極的な仕掛けでフィニッシュまで持ち込むが、ゴールをこじ開けるまでには至らず。その後は週末のサッスオーロ戦を睨んでか、試合終盤にはルカクを下げてエリクセンを投入するなど、やや消極的な戦い方で試合を終えることになった。
そして、10人のインテルを2-0で破って2連勝のマドリーがグループ2位に浮上。一方、敗れたインテルは4戦未勝利で2年連続での敗退が濃厚となった。
インテル 0-2 レアル・マドリー
【レアル・マドリー】
アザール(前7[PK])
OG(後14)
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